概要
瓜畑 セイヤ(うりばたけ せいや)
CV:飛田展男
歳を重ねている様に思えるが齢20代後半。※なんと、29歳。
町工場を経営しているが、所謂「裏の改造屋」としての技量を買われ、ネルガルにスカウトされる。
メカに対する愛情とメカいじりに対する情熱と技量はアブナイ領域にまで達する、マッドサイエンティストならぬマッドエンジニア。
その頭脳と技術力は間違いなく本物で、マサチューセッツ工科大学に7回ほど受験したらしい(が、合格し入学したのかまでは不明)。
ナデシコに乗艦してから、オモイカネに何度もアクセスしては日々精進している模様。
よくある「こんなこともあろうかと」と言う台詞を言えるチャンスを常に狙っている
(言えた時に『一度言ってみたかったんだ、この台詞!!』と喜んでいた)。
ディストーションブロックやフィールドランサー等、数々の発明でナデシコの危機を救う為、少々の使い込みは黙認されていたが、ある物を作っていた時は艦長から問い詰められた。
フィギュアやジオラマと言った模型を嗜んでいて、自身の部屋で休憩時間の合間にチマチマと作品を製作している。
それが影響しているか、部屋には模型を始め、エポキシパテ、プラスチック用接着剤、レジン等も保管されていて立体物を己の手で生み出してしまう。
ガレージキットを製作する事も可能で、ナデシコ艦内で開催されたゲキガンガー祭りではレジンキャストでフィギュアを製作・販売したことも。
既婚者で、妻「オリエ」と息子三人の五人構成(息子達も模型が好きで、綺麗に筆塗りを施しているシーンがある)。
艦内で同じくオタク友達であるアマノ・ヒカルにアプローチを仕掛けるが、当然フラれた。 ※ヒカル曰く『恋愛と趣味(ホビー)は、全く別のもの。』とのこと
空白の三年間-blank of 3 years-
ナデシコから降りた後、我が家に帰宅。 妻のオリエを始めとした家族と再び過ごし、仕事に打ち込む日々を送っている。
資金は稼いではいるらしいが、仕事を請け負う相手を選んでいるため裕福とは言えない様子で普段は模型三昧の日々を送っている。
※オリエ曰く『これから子供が、幼稚園に入園するってのに資金が足りない・・・』と嘆いた。
だが、時々こっそりと家を出て町はずれにある小さな小屋で仕事に打ち込んで資金を稼いでいる。※氏曰く『男は、妻子に苦労している姿を見せてはいけないもの。
苦労は一人で背負いこむ・・・それが器の大きい男ってもんだ!』との事。
(当の妻子は、『時々家を空けるから、どうしたのだろう』と心配している。)
キミノオモイデニ、サヨナラ
三年後の世界を描いた劇場用作品「The Prince of Darkness」にも登場。
息子三人は、同時に入学している他に何と五人目の子を儲けていることが明らかに成った(とんでもないのは、技術力と頭脳だけじゃあなかった)。
新型機動戦艦に搭乗しており合流する際に出会うのだが、その時の顔に傷を負っている。
この傷はオリエさんに引っ掻かれた傷である(この傷を見たイズミは、『あの傷、奥さんに引っかかれたな?』と睨んでいた)。
NADESICO THE MISSION
火星の後継者残党部隊との戦いに赴く、ナデシコBの整備班班長として活動。
エステバリスの整備・強化、ナデシコBの整備・修復・強化を主としてる。
一人の艦長候補生が、ナデシコBにやって来た事で、クルーと共に不思議な時間を過ごす事と成った。
発明品
- ディストーションブロック:ディストーションフィールドを利用して被害を最小限に食い止める防護装備(だが、これによりYユニットの整備に時間がかかってしまった)。
- VRシステム:エステバリスの操縦シートをベースにVRシステムを組み込んだ改造機。オモイカネの電脳空間に乗り込むための術として製作された。
- マウンテンバイク:Yユニットのトラブルを解決する為の移動手段として製作されたマウンテンバイク。電流地帯走破用に改造されている。
- フィールドランサー:対ディストーションフィールド用武器。対象のディストーションフィールドを貫通させ本体に直接ダメージを与える事が可能に成る。使用する度にバッテリー交換が必要。
- トレーラーバリス:輸送用車両⇔エステバリスへの可変システムを組み込んだ超大作。ちゃんとコクピット部分はエステバリスの構造に準えているため腹部に移動している。IFS対応ではないので、二つの操縦桿とペダルを用いて操作しなければ成らない欠点がある。
- ???:チマチマと製作していた発明品。
- 全天候型自走式耐熱耐寒SP屋台:ラーメン屋を始めるアキト達の為に製作した一級品。
車輪にエステバリスの駆動システム、ディストーションフィールドによる冷熱対策が取れる優れもの。
- ステルスシート:光学迷彩を利用した隠れ蓑。エステバリス一体分を容易に隠す事が出来る。 ※統合軍のライオンズシックル隊が奇襲する際に使用した。
- バクバクドリーム:人間の夢を見る事が出来るマシン。VRルームのオプションとして追加している。
コミック版では
アニメーション版同様ナデシコの整備班班長として登場。
着任してきたガイに礼儀作法を叩きこんだり、磁気フェイサー状態のエステバリスを海上で乗り回した挙句磁気フェイサーの再度吹き付けしなければ成らない事をアキトに報告していた。
また、ガイが宇宙風邪で伏せていたにもかかわらずアキトとナデシコを助ける為に無理矢理出撃しようとした時には、ガイのエステバリスを宙空間用のプログラムに切り替え・重武装を施して出撃させた。
グレードアップタイプの新型機「エグザバイト」が搬入された時やナデシコの強化改造時でも、その猛威を振るっている。
中でもアキトのエグザバイトの頭部をガイが搭乗していたエステバリス02のものに変更したり、サポートコンピューター「98(きゅっぱち)」用のシートを製作したりと粋な計らいをしてくれる。
余談
ドラマCDでは中の人が中の人なので大暴走しており、特にゴートとミナトの中の人が中の人なのもあって当然そのネタを振られたりもしている。
関連タグ
アストナージ・メドッソ、キッド・サルサミル、真田志郎:スパロボでの同業者。