概要
瓜畑 セイヤ(うりばたけ せいや)
CV:飛田展男
年齢29歳。
ナデシコの整備班班長兼管制官。
町工場を経営しているが、所謂「裏の改造屋」としての腕をかわれ、スカウトされる。
腕は確かだが、メカに対する愛情とメカいじりに対する情熱はアブナイ領域にまで達する、マッドサイエンティストならぬマッドエンジニア。その頭脳と技術力は間違いなく本物で、マサチューセッツ工科大学に7回ほど受験したらしい。(が、合格し入学したのかまでは不明)
よくある「こんなこともあろうかと」と言う台詞を言えるチャンスを常に狙っている。(言えた時に『一度言ってみたかったんだ、この台詞!!』と喜んでいた)
ディストーションブロックやフィールドランサーなど、数々の発明でナデシコの危機を救うため、少々の使い込みは黙認されていたがある物を作っていた時は、さすがに艦長から問い詰められた。
フィギュアやジオラマといった模型を嗜んでいて、休憩時間の合間にチマチマと作品を製作している。ガレージキットを製作することも可能で、ナデシコ艦内で開催されたゲキガンガー祭りでレジンキャストでフィギュアを製作・販売したことも。
実は、既婚者で家族構成は妻「オリエ」と息子三人の五人構成。(息子達も模型が好きで、綺麗に筆塗りを施しているシーンがある)
キミノオモイデニ、サヨナラ
三年後の世界を描いた劇場用作品「The Prince of Darkness」にも登場。
息子三人は、同時に入学している他に何と五人目の子を儲けていることが明らかになった。(とんでもないのは、技術力と頭脳だけじゃあなかった)
ナデシコCに搭乗しており合流する際に出会うのだが、その時の顔に傷を負っている。この傷はオリエさんに引っ掻かれた傷である。(この傷を見たイズミは、『あの傷、奥さんに引っかかれたな?』と睨んでいた)
発明品
- Xエステバリス:チマチマと製作していたオリジナルモデル。月面フレームのパワーと従来のエステバリスの機動性を併せ持つ強力なエステバリスなのだが・・・
- ディストーションブロック:ディストーションフィールドを利用して被害を最小限に食い止める防護装備。(だが、これによりYユニットの整備に時間がかかってしまった)
- フィールドランサー:対ディストーションフィールド用武器。対象のディストーションフィールドを貫通させ本体に直接ダメージを与えることが可能になる。
- トレーラーバリス:輸送用車両⇔エステバリスへの可変システムを組み込んだ超大作。ちゃんとコクピット部分はエステバリスの構造に準えているため腹部に移動している。IFS対応ではないので、二つの操縦桿とペダルを用いて操作しなければならない欠点がある。
- ステルスシート:光学迷彩を利用した隠れ蓑。※統合軍のライオンズシックル隊が使用した。
コミック版では
アニメーション版同様ナデシコの整備班班長として登場。着任してきたガイに礼儀作法を叩きこんだり、磁気フェイサー状態のエステバリスを海上で乗り回した挙句磁気フェイサーの再度吹き付けしなければならないことをアキトに報告していた。
また、ガイが宇宙風邪にかかっていたにも関わらずアキトとナデシコを助けるために無理矢理出撃しようとした時には、ガイのエステバリスに重武装型にさせて出撃させた。
グレードアップタイプの新型機エグザバイトが搬入された時やナデシコの強化改造時でも、その猛威を振るっている。 中でもアキトのエグザバイトの頭部をガイが搭乗していたエステバリス02のものに変更したり、サポートコンピューター「98(きゅっぱち)」用のシートを製作したりと粋な計らいをしてくれる。