プロフィール
生年月日 | 1990年3月3日 |
---|---|
星座 | 魚座 |
血液型 | A型 |
出身地 | 東京都青山(小説「白い追憶」の設定) |
年齢 | 19歳(2009年時点) |
身長 | 168cm |
体重 | 45㎏ |
スリーサイズ | B83 / W57 / H83 |
家族構成 | 父(早瀬隆司)、母(早瀬沙紀子) |
階級 | 中尉→大尉→少佐 |
CV | 土井美加 |
概要
SDF-1マクロスで主任オペレーターを担当する女性であり、ヒロインの一人。
父親は統合軍の最高司令官早瀬隆司で、代々軍人を輩出してきた名家の令嬢。
本人も士官学校を主席で卒業したエリートであり、マクロス艦長ブルーノ・J・グローバルの副官も務めている(ただし、こちらは父親の推薦もあった)。
TVシリーズ序盤においては華やかなミンメイを視聴者にヒロインと思い込ませるため、輝やフォッカーに「おばさん」「オバハン」呼ばわりさせる(逆に未沙は輝を「ひよっこ」呼ばわり)など、意図的に年齢差が強調されているが、実際には輝との年齢差は2歳ほどである。
髪型も両サイド×体の前後に合計4つの大きな内巻きカール?とやや重たげで、実年齢以上に見られた一因とも言われる(キャラの特徴としては解りやすいのだが)。ミンメイとともに髪型が一新された28話以降、および後の映画版ではメイン画像のようなストレートになっている。
美人だが真面目で堅物という地味なキャラクターでありながら、月刊アニメージュのアニメグランプリでは、もう一人のヒロインであるリン・ミンメイを抑えて上位に輝いている。これは作品人気や、恋人役の輝の人気に加えて、テレビアニメ版のミンメイは無邪気すぎる言動からヘイトを集めていたアンチヒロインだったことも影響していると思われる。
人物
主人公の一条輝より年上で、性格ももう一人のヒロイン・ミンメイよりもずっと大人びており、落ち着いた印象を与える。軍人の娘として厳格かつ古風に育ったため、才色兼備ではあるものの規律を重んじる生真面目なところがあり、他人にも自分にも厳しい一面も見せている。主人公の上官にあたる事もあり、当初は奔放な性格の持ち主が多いスカル小隊の面々とはソリが合わず、特に真っ向から反抗的な態度を取る主人公とはいがみ合ってばかりだった。
戦争終結まで
統合戦争のさなかに喪った初恋の人・ライバー少尉の面影を追っていたため(7話)、彼女が物語前半でヒロインとしての姿を見せる事は少ないものの、輝とともに敵の捕虜になった事(11,12話)をきっかけに、少しずつ彼と打ち解けていく。ただしその後も(彼女によると)ライバーに似たところがあるリン・カイフンに惹かれており(16話以降)、輝と直接の恋愛関係に陥る事はない。なお彼女が軍人になったのもライバーを慕っての事であった(7話)。
ミンメイと近づくカイフンを見てその思いを断ち切り(22,23話)、明確に輝を意識するようになるのは戦争終結間近である。彼女が地球へと去るときに輝に別れの挨拶をしたのは(24話)彼を意識しはじめたからであろうか。そして敵の猛攻撃で地球が全滅し、唯一生き残った彼女を輝が救ったとき(27話)、彼女の思いは固まった。
終戦後
戦争集結後は、頼まれもしないのに毎日輝の家事を手伝いに家を訪れる(28話)など、恋する乙女の態度を全面に押し出すと同時に、輝とは下の名前で呼び合う仲になっていた(が付き合っているわけではないらしい)。しかし一時はミンメイを交えた三角関係に陥ったことから、嫉妬心でつい輝に強くあたってしまい、自らを「可愛くない女」だと評していた。
最終話では後述する司令官に選ばれて宇宙に旅立つ事が決まったため、輝にお別れの言葉を述べつつ、自らの思いを彼に告げた。輝も彼女に自分の思いを伝え、無事結ばれる事となる。
作品終了後
戦後は大規模移民船団旗艦『メガロード』の艦長に選ばれ、同船団の司令官として、後の続編の時代になっても続く、超長距離移民船団計画を先駆ける人物となった。
後に一条輝と結婚して一条に改姓、娘・未来(みく)を授かっている。
しかし、メガロード船団は銀河中心部を航行中に消息不明となり、彼女を含め船団に同行していた一条輝、リン・ミンメイも行方不明となってしまった。