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CV:蟹江栄司(TVシリーズ、劇場版)→大塚明夫(超時空要塞マクロス2036)→玄田哲章(超時空要塞マクロス 永遠のラヴソング)→大友龍三郎(スーパーロボット大戦a以降)

概要編集

指揮官型ゼントラーディ人で良くも悪くも暑苦しい外見に見合った中年男性を思わせる渋い声をしている。

地球に到来し、人類と最初に遭遇した分艦隊「ブリタイ・アドクラス」を率いる司令官。

記事題名はアニメ版での名前であり、劇場版では『ブリタイ7018』と呼ばれ容姿も異なる。


冷静沈着な判断能力と勇猛果敢さを併せ持つ文武両道の有能な指揮官で、配下の兵士たちからの信望篤く、命令違反上等な荒くれ者にまで実力を認められ慕われている。

人類側の奇策やカルチャーショック戦術に対しても、驚きはするものの即座に冷静さを取り戻し対抗策を模索し始めるなど、ゼントラーディ人にしては珍しく柔軟な思考力も持っている。

屈強な者が多いゼントラーディ人の中でも特に強靭な肉体を有しており、


  • バルキリーのバトロイド形態(3形態の中で最も出力が高くなるため最もパワーがある)と生身で正面から互角の取っ組み合いをする
  • 鉄パイプでバルキリーと格闘戦を行い、素手でバルキリーのコクピットを破壊する
  • 宇宙空間に生身で投げ出されたのに普通に自力で戻ってくる
  • バルキリーの爆発に巻き込まれ激しく吹っ飛ばされたのに平然と起き上がる

などなど、そのタフネスと精神力は視聴者に強烈なインパクトを残している。

よって、ゼントラーディの面子の中ではファンからの人気が最も高い。

本人曰く、「お前ら(他のゼントラーディ兵士)とは体の作りが違う」

TV版での活躍編集

作中ではその優れた指揮能力と勇猛さでマクロスを幾度も追い詰めている。

人類の『文化』や『愛』などに対しては当初は驚愕していたものの、ボドルザーの命令で調査を進めて行く内に興味を持ち、一定の理解と関心を示すようになる。

配下の兵士たちがマクシミリアン・ジーナスミリア・ファリーナの結婚式に衝撃を受けて戦闘を放棄し始めたことを契機に、人類との戦闘続行を無意味と判断。単独講和ながらマクロスとの停戦、人類との和平を打診する。

その後、人類との和平と文化への理解を示すようボドルザーにも打診したが受け入れられず、むしろ文化に汚染された裏切り者とされ、人類と同様滅ぼすべき対象とされてしまう。

結果、配下の艦隊と共に人類と共闘、ボドルザーとの最終決戦に見事勝利する。

戦後は、新統合政府の支配体制に組み込まれた帰化ゼントラーディ人の有力者として彼らの支援に尽力し、新統合政府総司令(提督)となったブルーノ・J・グローバルと協力して新統合政府を支えた。

しかし、新統合政府の要職には就かず、身体も巨人体のままマイクローン化せず、パトロール艦隊の司令官に就任して、地球圏防衛の任務に従事している。後に新統合宇宙軍総指令に就任する。

ゲーム版では成長したマックス夫妻の長女『コミリア』の上官として登場している。


劇場版での活躍編集

中盤までの役回りは概ねTV版に準拠している。

終盤の最終決戦では、当初はボドル基幹艦隊本隊と共に、モルク・ラプラミズ率いるメルトランディ艦隊と戦闘するものの、メルトランディ艦隊の殲滅に躍起になる余り、機動要塞の主砲に味方を巻き込むことも厭わなくなったボドルザーの強引かつ無慈悲なやり方に反発する。

結果、リン・ミンメイの歌『愛、おぼえていますか』に感化されたこともあり、配下の艦隊ごと人類側に寝返り、ボドル基幹艦隊に反旗を翻した。

また、彼の呼びかけと離反に呼応したメルトランディの残存艦隊も人類に味方している。


関連イラスト編集

(劇場版における容姿)

ブリタイ7018


関連項目編集

超時空要塞マクロス ゼントラーディ エキセドル・フォルモ 提督

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