概要
『スーパーロボット大戦X-Ω』では、サクラ大戦が期間限定参戦でスパロボ初参戦を果たした。その際のコラボストーリー「流れよ我が涙」、後日談「失われた時を求めて」で登場したスパロボオリジナル光武の一種。
設定
度重なる魔の者による大規模事件が発生した事を重く見た賢人機関が考案した、光武の量産計画によって試作建造された量産型光武。
量産型という事で一般人レベルの霊力でも扱えるように設計されている。熟練した戦士の戦闘データから作ったモーション・データが組み込まれており、操縦者はそれを選択して使う事とで一定の戦闘力を発揮する事ができる。こうして作られた量産試作機だったが、戦闘力とコスト面の折り合いがつかず、3機(Xが1機、Ωが2機)が建造されたのみで計画は凍結される事となった。
光武Xは大神の光武二式の予備パーツを使って組み上げられており、モーション・データも彼のものが使われている。
(以上攻略wikiより引用)
カラーリングはアサヒの乗機であるヴァンアインを模している。
劇中での活躍
「流れよ我が涙」での最終決戦に於いて、その前の恐竜帝国、堕天使族の猛攻で乗機であるヴァンアインを大きく損傷し、決戦に参加できなかったイヌイ・アサヒ。
その時、帝国華撃団司令である米田一基の案内で地下格納庫に向かい、光武Xを見せられるが、機体はテストパイロットを乗せた事もないレベルの未完成品で、どんな事故が起きるか分からないリスクがある事を聞かされる。
しかし、アサヒは「帝都を守りたい」と危険を承知で搭乗を選択。懸念された事故は起きず、見事に華撃団と共に最終決戦を戦い抜き、無事に帰って来た。
ところが、彼らが未来へ帰還して数日後、再び帝都へ戻ってきてしまう。紅蘭が調査した結果、機体に付着した残留霊力によってたどり着いたとしても、もと来た時代に弾き返す事が判明。霊子を昇華させる為と、今後の後継機開発のデータ収集も兼ねて華撃団との模擬戦闘が断続的に行われる。
だが、アサヒは紅蘭の実験に付き合わされ散々な目に遭遇している事を追記する。