司馬宙

しばひろし

ロボットアニメ「鋼鉄ジーグ」の主人公。

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目次 [非表示]

1 概要

2 サイボーグとして

3 名台詞

4 鋼鉄神ジーグの司馬宙

4.1 概要

4.2 名台詞

5 関連項目

CV 古谷徹

概要

自動車整備工場「司馬モータース」の社長であり、カーレースのレーサーとしても活動している。当時のロボットアニメの主人公は大抵が高校生などの学生だったが、珍しく社会人の主人公である。テレビ版と漫画版では父親との関係は異なっているが、父親の死後は母親と妹を養っている一家の大黒柱である。ぶっきらぼうで頭に血が昇りやすいが、家族を大事にしている。

普段は司馬家の自宅と同じ棟にある整備工場の社長として働いている。

鋼鉄ジーグになった後でもビルドベースの所員になることを良しとせず援助も断っている。そのため経営はやや苦しいと取れる描写があったが、経営困難というわけではなかった模様。もっとも邪魔大王国との戦いには出向かざるを得ないため仕事には色々と支障があっただろうが。

カーレーサーとしては腕は未知数だが、凄腕というほどではないらしい。

サイボーグとして

専用の手袋をはめて両の拳を合わせると、体を丸めるように変形して鋼鉄ジーグの頭部になる。

テレビ版では本人も知らない内に父親にサイボーグに改造されており、当初はその事実を受け入れられずに苦しんでいた。

漫画版では邪魔大王国に殺されかけた際に救命処置として改造されたため、そのことに対して父親との確執はなく、むしろ感謝していた。なお漫画版では新形態は登場していない。

サイボーグ宙

第27話「真っ赤に燃えろ!!新サイボーグ」まではこの姿だった。

人間態の時よりも肉体が強化されるが、武器は無く怪力による格闘戦で戦う。

イキマ、アマソ、ミマシの邪魔大王国の三幹部とも互角以上に戦える。

自身がサイボーグだと知らなかった頃は「鋼鉄ジーグ!」の掛け声でジーグの頭部に変形していたが、事実を知ってからは「チェンジ、サイボーグ!」の掛け声で変形するようになる。

二本の角付きのオープンヘルメットを着けたような姿をしており、赤い顔立ちは人間っぽい。

新サイボーグ宙

第27話から変身するサイボーグ体。

父親の命じた特訓によってパワーアップしたが、特に再改造を受けた様子はなかった。どういう理屈なんだろう?。

ゴーグル状の目、顔はマスク状になり表情が見えなくなった。頭の角は小さくなっている。どことなく変身後のデューク・フリードのシルエットに似ているが、カラーリングは赤・黒・黄が主体である。

パワー、スピードともに旧来のサイボーグ形態を上回っており、初登場時は同時に襲ってきた三幹部をあっさり撃退した。

武器として両腰にジーグビュートというムチを装備している。

名台詞

「この野郎！ジーグブリーカー！死ねぇっ！」

TVアニメ第18話で、ハニワ幻人ヌメメにジーグブリーカーをかけた時の台詞。

原作では抜けられてしまったが、ゲーム『第2次スーパーロボット大戦α』のPVでジーグブリーカーを繰り出すシーンでこの台詞が流れたことが一気に有名になり、「死ねぇ!」の台詞が流行した。

「ヒミカの子というだけでじゅうぶんだ！」

　漫画版で、ヒミカの子を守って静かに暮らそうとする邪魔大王国の残党を子供もろとも容赦なく殺すシーンの台詞。このセリフのせいで鬼畜ヒーロー扱いされることもあるが、実際は悩み抜いた末に冷酷な決断を下したという展開（直後の「お、おれのすることが、正しいか正しくないか……ゆるされるか……ゆるされないかは…未来が決定する！！」というセリフが正にそれを表しており、その後も自責の念から殺した子供の悪夢を見ている）であり、敵はおろか味方からも怪物扱いされるという悲壮なシーンである。