概要
『これを、ガンダムの記録回路に取り付けろ』
スペースコロニー・サイド7からサイド6に流れ付き、その際の後遺症により酸素欠乏症になったとみられるテム・レイが作製した部品。
テム本人はこれを「ガンダムの記憶回路に取り付ける事で瞬発力が数倍に跳ね上がる」と謳っていたが、彼の息子アムロ・レイはその回路が既に型遅れの旧式であると見ぬいており、テムと別れたその後地面に叩きつけ捨てられた。
漫画作品「機動戦士ガンダム デイアフタートゥモロー ―カイ・シデンのメモリーより―」では初期の教育型コンピューターであると設定されており、ハロに同型の回路が組み込まれている描写がある。
出番こそ少ないものの、その外観のインパクトの強さやテム・レイのネタキャラクターとしての強さと相まって一部から強い人気を誇る。
特にスーパーロボット大戦やSDガンダムGジェネレーション等の外部作品に於いては強化パーツとして登場し、装備した機体に性能の低下をもたらしたり(その代わりなぜか修理費が激安になるメリットもある)、予測不能な性能変化を起こすなど、作品によって異なる効果が発揮された。
また、2007年にバンプレストの一番くじの景品としてテム・レイの回路をモチーフとしたUSBハブが登場した際には、作中設定を反映して既に一昔前の規格であったUSB1.1専用となっている。
(その名も「こんなものHUB賞」。当時USB2.0はとっくに普及しており、翌2008年には3.0が正式規格化されようかという時期であった、と書けばそのこだわりっぷりが伝わるだろうか。実際、生産担当に話を通したところ、「2.0で作るよりコストがかかりますけど、本当にやるんですか?」と念押しされたという逸話まである。)
そして近年の作品にもテム・レイの回路が強化パーツとして登場するのだが、変な効果をもたらすネタパーツなどではなく、移動力+2、運動性・照準値+5、マップ兵器及び射程1以外の武器の射程+1とかなり優秀な強化パーツなのだ…どういうこと?
…その謎はDLCシナリオで解明されるのだが、まさかこんなものまでスパロボ補正で救済されるとは、誰が想像しただろうか…
関連項目
ガンダムトライゼータ ガンダムトライエイジの設定によると、ガンダム博士と名乗る謎の人物が「例の回路」を組み込んだ事によってパワーアップした…らしい
SDガンダムスカッドハンマーズ 「親父の回路」として登場している。今作では全能力をアップする強力なパーツ。