蒼斧蛍汰
あおのけいた
CV:山口勝平
本編の主人公。『カモメ第二高校』に在籍する2年生。1989年12月生まれ。山羊座のB型17歳。典型的なミリタリーオタクで、ゲームやアニメが大好き(劇中でビックリドッキリメカ発言も飛び出す)。牛山次男とは悪友同士で、華の従姉妹あやめは後輩。幼馴染みの火乃紀と再会して以降、日常と違う生死を伴うアルジャーノン事件の真っ只中に巻き込まれ、ニューロノイド『覚醒人1号』を起動させ、『モーディワープ』が認知した7番目のヘッドダイバーとして登録され、その身を投じていく。
裏表の無い性格から常に『リミピッドチャンネル』で本音が筒抜け状態に陥っている紗孔羅やチャンディーに好意を抱かれている。
幼い頃事故で脳を損傷し、脳硬膜の移植手術を受けた。その提供者がGGGR&D所属の生体医工学者であるパピヨンの母、ロリエ。
ニューロノイドは本来『デュアルカインド』が二人揃わないとデュアルインパルスを発生させないと起動することすらしないが、彼のみ自分自身の脳波と脳硬膜から発生したロリエの脳波を一人で発生させる事が出来る為に単独で動かせた。同時に様々なデュアルカインドと同調させられる唯一無二の成長型ヘッドダイバーでもあった。
事件の終息後は覚醒人に乗り込む発端になったボトム・ザ・ワールドで初野華と出会っており、その時に護が帰ってこないことに悩んでいた彼女に対して火乃紀と共にパピヨンが経営(?)していた「センシングマインド占いハウス」を紹介。
これ以降も㈲アカマツ工業で表向きはアルバイターとして火乃紀と共にヘッドダイバーとして仕事に従事していたが、遊星主の暗黒物質回収に発生した宇宙収縮現象を原因とした地球津波などの影響で開店休業状態に陥り、2010年時点でGGGマリンレフュージ基地でアルバイトをしている状態だった…
だが、頭の悪さが祟って大学生になれず長きに渡る浪人生活を送った後、「地球の平和を守るなど自分には荷が重すぎる」と阿嘉松からのGGG入隊への誘いを断り、大手電器店に勤務する事を決める。
2017年になりローンを組みながらも火乃紀との居場所として購入したGアイランドにある店舗兼用の中古住宅を、覇界の眷属となったボルフォッグが引き連れたゼロロボ達の襲来より破壊され、その前後に現れた謎の少年・ケイとチャンディー、そして牛山兄弟の三男・牛山三男から託された覚醒人V2に搭乗、覇界の眷属に対して戦いを挑む。火乃紀と護が駆るガオガイゴーとの共闘で勝利し、給料三ヶ月分の物を火乃紀の左手の薬指にはめプロポーズをした後、火乃紀と共に覇界の眷属と戦うために阿嘉松の求めに応じ、覚醒人V2と共にGGGブルーの機動部隊隊員に入隊(この一件で覇界の眷属に破壊されたGアイランドは万能力作驚愕艦カナヤゴから発進したカーペンターズによって蒼斧邸を含め完全修復された)。
純粋な操縦技術では他の隊員たちには劣るが、デュアルカインドとしての能力は護や幾巳を遥かに上回るレベルで、更にかつて覚醒人に乗っていた時の経験や土壇場での機転、勝負強さは健在。特にシナプス弾撃の扱いにかけては群を抜いており、合成量・合成速度は幾巳らと比べても桁違い。ガオガイゴー搭乗時には攻撃の負荷に耐えられずに崩壊していくウォールリングをシナプス弾撃による瞬間硬化、配電形成の薬剤によって随時補修し持ち堪えるという離れ業を披露。その応用力や発想力には楊龍里も舌を巻くレベルであり、阿嘉松も「シナプス弾撃に関しては右に出るものはいない」とまで評している。最終的にはあのソルダートJにも「立派な戦士」と認められるほど。
最終決戦後、獅子王家と天海家による合同結婚式より2ヶ月前に火乃紀と挙式を行っているが、夫婦別姓にしている。
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今回は蛍汰と火乃紀の話です。 ポイントとしては、 ・研究者は姓が変わると何かと面倒 ・受賞の暁には、ノーベル博物館でメダルチョコを全隊員分購入してきていただきたい(それでも本庶先生よりは少ないはず) ・GGGのFacebookやTwitterやInstagramがあったら即フォローするぞ の3点です。16,883文字pixiv小説作品