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「あれが幻晶騎士の動きだというのかっ!」



概要編集

エルネスティ・エチェバルリア (エル)が使用する技術試験用幻晶騎士(シルエットナイト)

様々な試作段階の技術をふんだんに盛り込んだ、その名の通りのおもちゃ箱

劇中では何回か代変わりしているので、順に紹介する。



トイボックス(web版名「ラーパラドス」)編集


カタログスペック編集

全高9.8m
重量18.9t
型式東方様式・実験機
分類近接戦仕様
所属フレメヴィーラ王国・銀鳳騎士団
主搭乗者エルネスティ・エチェバルリア


カルダトアベースのテレスターレモデル改修機。

魔導噴流推進器(マギウスジェットスラスタ)を実験運用し、「初めて空を飛んだ幻晶騎士」

エルの思いつきで作った様々な装備の実験台として、修復と実験を繰り返している。

その光景を見た銀鳳騎士団の団員達から「エルのおもちゃ箱」=トイボックスの名称で呼ばれるようになった。

カラーは書籍では鋼、アニメ版では青。


燃費の問題をツェンドルグと同じ魔力転換炉(エーテルリアクタ)2個付けで解決している。

それにより魔導噴流推進器による飛行もできるが、通常の転換炉な為消費も激しく短時間しか飛べない(それでも専用の装備(「3式装備」こと戦馬車(チャリオット)を使いこなす程には魔力量が多い)。

また、ツェンドルグと違い後付けで転換炉を増やしたため機体内の魔力供給が不安定なのに加えて改造のし過ぎでバランスも悪く、総合性能はテレスターレよりも下。


なおアニメ版では御前試合時は補助腕を省かれており(公式サイト公開)、補助腕装備時は「トイボックスver.2」・「トイボックス2」となっている(ただし半ば飾りだが)。



  • 魔導噴流推進器(マギウスジェットスラスタ)

エルが前世の知識を流用して開発した「ジェットエンジン」。

爆発の反作用で撃ち上げる機能で、開発時の段階で幻晶騎士が砲弾並みの速度で飛ばせる程の推進力をもっている(機体は大破)。

だが同時に燃費も激しく、初期ロットでは通常の転換炉を2基使用でも短時間しか飛べない(後にある程度改善)。

大体がエルが関わった機械の機動力として使われている(グゥエラリンデにも限定機能で搭載)。

なお同じ飛行技術を構築した他国者はこれを「空を土足で踏み入るようなもの」と憤っていたが、彼の手により他国にも少なからず流通してきている。



活躍編集

御前模擬試合において使用。

魔導噴流推進器を生かしての高速機動で相手を手玉に取ったが、燃費の都合で休憩を挟んでいた為終始大活躍とはいかなかった。

その後度重なる改造で機体にガタが来はじめており、女皇殻獣戦でも勝利はするものの不調に悩まされ続きだった(アニメ版では特に不調な描写はなく、危なげなく勝利している)。

その後イカルガの完成に伴いその役目を終え、以後劇中からテレスターレという機体は完全に出番を終えることになった(機体そのものはどうなったかは不明)。


主役機ではあったが、立ち位置としては繋ぎポジションであった。


立体化編集

2023年1月14日にグッドスマイルカンパニーのモデロイドブランドからプラモデル化される事になった。


トイボックスマーク2(web版名「トイボックス(Mk2)」)編集


・注意!

これ以降の項目は「ナイツ&マジック」本編のネタバレを盛大に含みます!

本編をまだ読んでない方はブラウザバック、または次の項目までの移動を推奨致します!

















カタログスペック編集

全高10.8m
重量19.9t
型式東方様式・実験機
分類近接戦仕様
所属フレメヴィーラ王国・銀鳳騎士団
主搭乗者エルネスティ・エチェバルリア

アデルトルート・エチェバルリア(アディ)との新婚旅行にて国王にイカルガの持出を止められたため、代替機のカルディトーレ「改造していけないとは言われてない」という屁理屈で一か月かけて魔改造したエル専用機。

「玩具箱之弐式」とも表記されている。

その意匠は初代トイボックスにちなんでいる(特に書籍版イラストに顕著に表れている)。


魔力転換炉は単発でありながら、魔導噴流推進器による短時間飛行が可能(供給のバランス次第ですぐ魔力切れを起こす危険も孕んでいるが。一応、燃費は向上している)。

またイカルガを参考にグゥエラリンデの設計も取り込んでおりーー


  • 両手に直接強化魔法を籠めて炎をも纏った武器とする「烈炎之手(バーニングフィスト)」(射出・遠隔操作可能)
  • 魔導噴流推進器の逆噴射を転用した「衝撃波魔導兵装(ブラストリバーサ)」
  • 背部から展開し、追加装甲としても使用可能な試作型追加兵装(オプションワークス)「断刃装甲(アーマーエッジ)」
  • マガツイカルガの「嵐の衣(ストームコート)」再現である「疑似嵐の衣(リミテッドストームコート)」
  • 最終奥義とも言える「“びっくり箱”(コードジャックインザボックス)」

ーーなどの様々な新装備を搭載している。

それにより操作が非常に難しく、実質エルにしか操縦できない。



  • 「“びっくり箱”(コードジャックインザボックス)

本機に搭載された、幻晶騎士初の自爆装置


自爆装置(大事なことなので2回(ry))


ありとあらゆる安全装置(セーフティ)を解除し、機体に残る魔力の一滴までもを吸いつくして爆炎の系統魔法を暴走させ、極大規模の炎を上げる機能。

最新技術の塊故に(念押しでも言われている)機密保持の為に搭載された(後エルのロボット魂も併せて)。

まぁ大西域戦争の件も考えるなら当然の判断である。

浮遊大陸にて様々な国家が蠢く中、散々暴れた末に機動して爆散した。


なお、web版ではこちらが初代の「トイボックス」になる(「(Mk2)」は、おそらく書籍版から入った読者用に便宜上付けたものと思われる)。


玩具箱之弐式(web版)編集

読み方は書籍版同様「トイボックスマーク2」。


web版で浮遊大陸編終了後に新たに作られたトイボックス。

上記の通り書籍版でのマーク2はweb版では初代扱いのためこの名称となっているが、初登場回の末尾の説明では(参式《マーク3》)とも表記されており、書籍化された際には「トイボックスマーク3(玩具箱之参式)」となる予定。


イカルガとは別に、新技術のテスト用の機体をエルが欲しがったため用意されたが、登場回でさっそく盛大に壊れた。以降も修理&魔改造されては実験に使われる(そして壊れる)ことになる。


初代(書籍版でのマーク2)と同様にカルディトーレがベースだが、初代が実戦も想定した簡易版イカルガともいうべき機体に対して、本機はあくまで実験用。それでも、かなりの性能になる。


ある一件から暴走したウーゼル王子とマガツイカルガニシキに対抗するため、積めるだけの武装を取り付けた「玩具箱之弐式(トイボックスマーク2改カスタム)・ロビン・完全武装(マキシマムオプション)」に即興で改修された(なお、こちらも書籍化したら「参式改(マーク3カスタム)」という名称になる予定)。

様々な試作装備と、何よりもエルの操縦技量でマガツイカルガニシキを圧倒。さすがに無茶のさせすぎで満身創痍となったが、イカルガを大破にまで追い込んだ。

しかし、イカルガに憑りついていたエーテル生命体「魔法生物(マギカクレアトゥラ)」によりイカルガが魔獣「イカルガ・シロガネ」に変異。取り逃してしまうのだった。


ちなみに登場した試作装備だが未使用分も含めて、


・飛行ユニット「エスクワイア・ロビン」

・「型魔獣用破城鎚(ハードクラストバンカー)改」

・「試作型過剰強化魔導兵装(名前はまだ無い)」

・「飛翔燃刃(ヒートブーメラン)」

・「重魔導飛槍(トマホーク)」

・「八裂回刃(バズヨーヨー)」

・「穿孔飛拳(ドリルナックル)」

・「魔導剣(エンチャンテッドソード)“イカヅチ”」


・・・エルが別メディアに出演した影響が反映され過ぎではなかろうか?


関連タグ編集

ナイツ&マジック

幻晶騎士

エルネスティ・エチェバルリア


テレスターレ

カルディトーレ


おもちゃ箱

魔改造













以下、ネタバレ











玩具箱之汎式(ヴァーサタイルトイボックス)


対イカルガ・シロガネ用に、イカルガとトイボックスシリーズの技術を合わせて開発された複数動力対応の新型量産機


特別な素材や装備なしでイカルガの能力を再現できるよう作られたいわば量産型イカルガ


カルディトーレを凌ぐ性能で操作性も高い、ただ炉を二基搭載するよりカルディトーレ二騎制作する方が戦闘では有利と判断されたため量産予定はない(強敵単体と戦う事に特化し過ぎているため)。


試作一号機は「イカルガ・カギリ」と呼称され、エルの新たな愛機となる。

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