機密データを破棄して情報漏洩を防いだり、中にあるものを建物ごと焼却処分したり、最終手段として相手を道連れにしたりするために使われる。
宇宙ロケットには打ち上げ失敗時に思わぬ場所に落下して無用の被害を出さないため、「破壊指令」を出せるようになっている。ただし、実際には爆破用の火薬はちょっとしか積まれておらず、破壊されるのも実はロケット全体から見ればごくわずか。燃料を抜いてエンジンを止めたり、エンジンの火で機体を燃やしてしまうか空気抵抗で意図的に空中分解させるような仕組みになっている。そのため実際は自爆させているというより自壊させているといった方が正確かもしれない。
ただし、大抵の場合、描写されるのはスイッチの部分(自爆スイッチ)だけである。