アカネ「ビーム対策完璧すぎぃ―――!!」
アレクシス「さすがアカネ君!」
アカネ「あんなのに負けないでぇ~~!」
データ
概要
第2回「修・復」に登場。
深海魚の一種:デメニギスを彷彿させるドーム型の透明な頭部の中に互い違いにくっついた眼玉を持った怪獣。また、下にも一対の青緑色の目が存在している。
基盤のような体の模様が特徴的で、胸部にある丸い部分から展開する棘から青白いレーザー光線を発射し、周辺の物体を粉砕する。
また、相手の光線を吸収し、レーザーに上乗せする事が出来る(前回のグールギラス戦での敗北から、光線対策をしてきたらしい)。
「グルグル、ゴロゴロ」と喉を鳴らすような鳴き声を発するが、聞きようによっては「ブッ殺スゾ」と呟いているようにも聞こえる。
活躍
歩きスマホをしてぶつかってきたのに謝罪もなかった担任教師(CV:間島淳司)に復讐するため、新条アカネが粘土で作った人形をアレクシス・ケリヴが実体化させ、真昼の市街地に出現。
レーザー光線で周囲を薙ぎ払い、教師の殺害を企てたがグリッドマンの乱入により失敗。
大きく投げ飛ばされた直後にグリッドビームを受けたが、ビームを吸収して上乗せしたレーザーで逆にグリッドマンを追い詰める。
これは前回登場したグールギラスがグリッドビームで倒されたためにとった対抗策。
しかし、最期はサムライ・キャリバーが変身したグリッドマンキャリバーにレーザーを防がれ、続け様に放たれたグリッドキャリバーエンドで体を叩き斬られ爆死した。
後日元凶となった教師はまたしても歩きスマホをして響裕太とぶつかったものの、今度はちゃんと謝罪している。
第2回以降再び怪獣に狙われる事は無く、その後もクラス担任として登場している。当初は授業前にもスマホを手放さないなどやる気のない性格の持ち主だったが、登場するたびにどんどん生徒思いの出来る先生へと成長し続けており、第5回でゴーヤベックが出現した際には積極的に生徒を避難誘導し、第8回の学園祭では数年ぶりの学園祭開催の為に尽力した事が語られており、生徒たちとノリノリで記念撮影に応じるなど、六花も「先生変わったよね~」と語るほどの驚きの変貌ぶりを見せている。
第11回では他の怪獣と共に再生産デバダダンとして復活。先陣を切った他の怪獣が撃破される中、後から召喚された再生産グールギラスと共にグリッドナイトに挑むが最後はグリッドナイトストームによって再生産グールギラス諸共撃破された。
ウルトラ怪獣擬人化計画
『SSSS.GRIDMAN』との連動企画で登場。
コラボ
『戦姫絶唱シンフォギアXD』のコラボクエスト「夢を唄う英雄」や「スーパーロボット大戦30」の敵ユニットとして登場。武器に爪を使った格闘が加わる。なお、デバダダンの持つ光線反射はシンフォギアでは演出のみだったが、スパロボでは射撃武器を無効化させるバリアとして扱っている。撃破以降はグールギラス同様に雑魚機体として運用される。
DLCのボーナスエピソードでは2体で登場し、六花と二人で話すのを邪魔してきたクギミヤ・ケイとイリエ・タマキを殺すために二人を追いかけまわしたが、暑い中水着で追いかけられたことで二人の怒りを買ってしまうこととなった。
余談
体表は割れたガラス、顔は上記にもある通りデメニギス、互い違いの目はケムール人をモチーフにしたとのこと。デメニギスをモチーフとした円谷ヒーロー怪獣は初である。
デバダダンの人形が完成した時や、応援している時の無邪気な様子が視聴者の印象に残ったのか、pixiv上では人形状態でアカネと一緒に描かれたイラストが多い。
後にメカグールギラスが登場した際に、「グールギラスはもともと対グリッドマン用として作られた怪獣じゃなかったので、デバダダンあたりをメカ化した方が強かったのでは」という理由で(デフォルメは効いているが)メカデバダダンのイラストをTwitterに投稿している。
特長的な鳴き声は空耳が作りやすいため、「ブッポウソウ」だの「ゲッコウガ」だの言われたりもする。なお、この鳴き声はアカネ役の上田麗奈氏の「殺す」という声を加工したものであり、上述の「ブッ殺スゾ」と聞こえるのはある意味正解かもしれない。
光線を吸収して撃ち返すという能力は、実は特撮版に登場したギラルスに本来与えられるはずだった設定である。あちらが没にされた理由は「第1話で主役の技が利かない反則技はなしで」とプロデューサーに却下され、デザイナーのひがしなお氏が「ごもっとも」と納得したため。本作のデバダダンは第2回の怪獣だったため、晴れて採用されたのだろう。
関連タグ
メタラス:実写版で登場した怪獣で光線反射能力を持つデバダダンの祖先と思える。なお、初登場は1クール前(第12話)で前述のプロデューサーの意見が元になったと思われる。