概要
『SSSS.GRIDMAN』の公式小説。ガガガブックスより発売。
著者は超全集に短編小説を寄稿した水沢夢。イラストはbun150が担当。
アニメ本編第8回(より厳密にはボイスドラマ第8.8回)から第9回の間の出来事が描かれている。
2019年9月に「Vol1~もう一人の神~」、2020年2月に「vol2~世界終焉の怪獣~」がそれぞれ発売された。
あらすじ
Vol.1~もう一人の神~
記憶喪失の少年・響裕太は"ハイパーエージェント"グリッドマンとアクセスフラッシュ。新条アカネが創り出す怪獣から人々を守るため、日々戦っていた。
その日も裕太たちグリッドマン同盟は、ツツジ台高校の学園祭に合わせて現れた怪獣メカグールギラスを撃破し、アカネの挑戦を退けたのだが……。
ーー裕太が目を覚ますと、そこは宝多六花の自宅。そして彼は導かれるようにしてグリッドマンと初めて出会う。さらには、倒したはずの怪獣が再び現れる。
「まさか、同じ時間を繰り返している！？」
だが、六花たちは世界に起きている異変に気付いていない。
一方で新条アカネは、裕太の知る彼女とは雰囲気の違う存在になっていた。
この世界は、一体誰の手によって生み出されたものなのか。裕太たちの運命はーー！？
Vol.2~世界終焉の怪獣~
ある日突然、グリッドマンと初めて出会った日に戻ってしまった響裕太。
"もう一人の神"である黒髪の新条アカネが創り出した怪獣が同じ時間を繰り返していると睨んだ裕太たちは、激闘の末についにその怪獣ガイヤロスを撃破する。
ところが、その戦いの直後に裕太は再び始まりの日に戻されてしまった。
今一度繰り返される時間はさらなる変化をはじめ、怪獣も多種多様な方法で襲い掛かってくる。
もう一人のアカネが創り出そうとする、この世界を終わりに導くという怪獣とは！？
そして彼女に世界の選択を迫られた、六花の思いは……。
登場キャラクター
※ネタバレ注意
グリッドマン
- グリッドマン Initial Fighter
- グリッドマン Primal Fighter
- 武装合体超人バスターグリッドマン
- 剛力合体超人マックスグリッドマン
- 大空武装合体超人スカイバスターグリッドマン
- 超合体超人フルパワーグリッドマン
- 超合体超人フルパワーグリッドマンInitial Fighter
- 剛力大斬合体超人マックスキャリバーグリッドマン
- 大空合体超人スカイグリッドマン
- 超絶合体超人フルパワーグリッドマン・オーバースペックモード
アシストウェポン
- バスターボラー
- バトルトラクトマックス
- スカイヴィッター
- グリッドマンキャリバー
- 合体戦人パワードゼノン
- 合体戦艦パワードフォートレス
怪獣
- 気炎万丈怪獣グールギラス
- 臥薪嘗胆怪獣アンチ
- 幽愁暗恨怪獣ヂリバー
- 朝雲暮雨怪獣ゴングリー
- 覆水不返怪獣ガイヤロス
- 捲土重来怪獣メカグールギラス
- 多事多難怪獣ゴーヤベック
- 因果応報怪獣デバダダン
- 軻親断機怪獣スコルバン
- 一蓮托生怪獣デイワルダス
余談
ウルトラマン以外の円谷ヒーロー作品の小説版が発売されるのは『ミラーマン鏡の黙示録』以来である。
関連項目
SSSS.GRIDMAN ループもの オーバースペックモード
SSSS.GRIDMAN_ANOTHER_LOAD…同じく公式小説。
