データ
身長: | 59m |
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体重: | 15万t |
概要
グリッドマンキャリバー、バトルトラクトマックス、スカイヴィッター、バスターボラーの4体が合体して完成する合体戦人。
原典における「ゴッドゼノン」に当たる形態で、バスターボラーが胴体。スカイヴィッターが両腕、バトルトラクトマックスが足に合体し、バスターボラーのヘッドパーツ後部に隠された顔が展開する事で完成する。グリッドマンキャリバーは斧形態パワードアックスに変形し、右腕にマウントされる。
スカイヴィッターが両腕を担当している都合上、肘が曲げられない構造(所謂、箱ロボ)ではあるが、劇中では肩の可動範囲がかなり大きいためパワードアックスを装備しているものの、そこまで取り回しには苦労していない。
第9話にてある事情からグリッドマンが出撃できない状態だったためそこでの初披露となった。なお、フルパワーグリッドマンの時と同様にジャンクの処理落ち防止のために各機が出力スケールを調整する必要がある。
『劇場総集編SSSS.GRIDMAN』では、尺の都合で登場シーンが丸ごとカットされているが、『グリッドマンユニバース』にて再登場。グリッドマン同盟の面々を輸送したほか、フルパワーグリッドナイトへと合体した後は、フォーメーションを変えて紫色のパワードナイトゼノンとなっている。
技・武装
パワードブレイカー
強烈なアッパーパンチ。
上述したように肘が曲げられないため、古き良き玩具ロボの腕の振り回し方となる。
元ネタは特撮版で1話だけ使用された技「ゴッドブレイカー」。
ジャンボセイバースラッシュ
パワードアックスに電撃を集中し、敵を切り裂く。
パワードパンチ
『ANOTHER LOAD』で使用。左腕を直接打ち出す必殺技。
元ネタは特撮版の主力技「ゴッドパンチ」
余談
元ネタのゴッドゼノンはサンダーグリッドマンよりも先に登場したが本作ではそれに当たるフルパワーグリッドマンの後に登場している。他にもゴッドゼノンでは使わなかったサンダーアックスを装備しているのが最大の違いと言える。
某司令官染みたゴッドゼノンと比べると顔はスターセイバーやビクトリーマーズっぽいデザインとなっている(ちなみに小西氏は演じたことがある)。
また、9話での登場時は「ゴッドブレイカー」と「サンダーアックス」という両方とも特撮版では1度きりしか使われていない技と武装を使用しておりファンを驚かせた。
ちなみに「ジャンボセイバースラッシュ」という名称は特撮版でのゴッドゼノンの誕生経緯が「馬場一平があるロボット玩具を見てゴッドゼノンを思いついた」というものだがその玩具がタカラトミーと関わりがある勇者シリーズの『伝説の勇者ダ・ガーン』のジャンボセイバーの玩具をリペイントした物でそれが元ネタと考えられている。
通称について、当初は「合体戦人」と「合体戦神」の2つの表記が入り交じる形になっていたが、現在は「合体戦人」に統一されている。
劇中の立ち位置を見ると、原点のようなサポートロボットというよりもグリッドマンが万が一出撃できない際に、残されたアシストウェポンだけでも戦闘ができるようなカプセル怪獣のようなポジションといえるだろう。
関連タグ
ウルトラマンパワード ウルトラマンゼノン - 名前の響きから一部視聴者からネタにされた(ゼノンに関しては上述したように原典由来だと思われるが)。
ダイタンケン…武装用機体が合体したロボ繋がり