概要
グリッドマンがバトルトラクトマックスと合体して完成する剛力合体超人。
左右に分割したバトルトラクトマックスがガッツポーズをしたグリッドマンの両腕にドッキングし、後部にあるヘッドパーツが頭部に覆い被さる形で合体する。
腕部が著しく巨大になる見た目通りに、腕力が大幅に増加している。
また腕部にはブースターが内蔵されており、腕の振りに合わせて使用することでパワーを更に増強することもできる。
見た目通りのパワーだけでなく素早い動きのアンチとも互角以上に戦えるなど全体的にスペックは非常に高い。第4話で新世紀中学生全員で出動した際に出動干渉を起こした後、内海に「なら一番強いのは誰っすか?」と聞かれた際には彼が代表して出撃したため、自薦か他薦かは不明だが4人の単体合体形態の中では一番強い扱いのようだ(他の2人が特定の状況特化型であるというのもあるだろうが)。
ちなみこのドッキング方法(ガッツポーズをしたL字に曲げた腕部が肩装甲内に収納されグリッドマンの肩は露出している)で劇中のような動きをするとグリッドマンの肩が人体では不可能な範囲にまで捻れている事になるのだが、(原典では実体のないハイパーエージェントがCGを基にしていたとはいえ)グリッドマンは大丈夫なんだろうか……。
武装・必殺技
タンカーキャノン
両肩にあるバトルトラクトマックスのキャノン。この形態でも使用可能。
マックスグリッドビーム
組んだ両拳とタンカーキャノンから強力なビームを放つ。
その太さはマックスグリッドマンの腕の倍ほどにもなり、アンチの収束ビームと相殺した際には、街を吹っ飛ばしかねないほどの衝撃を生んでいる。
超電撃キック
ブースターを全開にして加速を付けた飛び蹴りを放つ。
腕が強化された形態によるキックの必殺技であったため、視聴者からはツッコミが入ったが、合体した腕パーツにブースターがついているからこそ意味をなす決め技と言える。またバトルトラクトマックスの重量と、高高度からブースターの加速を伴う落下速度を加えれば、省エネルギーながら通常の「超電導キック」より高い威力を発揮するのは明白だろう。
関連タグ
勇者エクスカイザー:特撮板のメインスポンサーであったタカラが手がけた作品繋がり。また、キングエクスカイザーの合体バンクがマックスグリッドマンの合体バンクのモチーフと思われる。
勇者指令ダグオン:同じくタカラが手がけた作品繋がり。こちらにはパワー重視の合体形態「剛力合体パワーダグオン」が登場する。