データ
身長: | 50.5m(ミクロから70mの間で調整可能) |
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体重: | 4万4千t(0から6万tの間で調整可能) |
概要
「ありがとう、私の友たち」
「グリッドマンユニバース」に登場するグリッドマンの新形態。
学園祭の準備中に裕太、六花、内海、蓬、夢芽、ちせが描いたグリッドマンの絵が元となっており、全体的に赤い色味が多かったプライマルファイターの姿とは異なり、青い色味が多いのが特徴。
頭部のデザインも変更されており、アイスラッガーのようなトサカが特徴的だったプライマルファイター時の面影はある程度残しつつ、ウルトラマンに似た後ろに流す流線型の頭部になっている。
また、『目』の上に金色の装飾が追加されていたり、全身に突起物が増えているのも特徴。
体中に走る幾何学的なエネルギーラインは普段は青色だが、パワーが漲ると虹色に輝く。
全体的な印象としてはグリッドマンシグマに近い。また、デザイナーが同じ後藤正行氏だからというのもあるだろうが、ニュージェネレーションウルトラマンの最強タイプにも似た印象を与える。
小説版によれば、究極のグリッドマンと説明されており、グリッドマンの集大成とも言える姿である。
能力
基本は徒手格闘とグランアクセプターから放つ光線技を主体とした従来と同様の戦闘法を取っているが、戦闘力は電光超人を強化したプライマルファイターよりも更に桁違いに上昇している。
この形態の特色として、敵を倒すもしくは重い一撃を与えるたびに破壊された街を瞬時に治す能力があり、小説版によるとフィクサービームを攻撃と同時に放てる能力を持っていると説明されている(トライジャスターが四肢に及んでいることによる能力と思われる)。
マッドオリジン曰く「破壊と再生を持つ存在」。
またアシストウェポンの力を借りずとも単独での飛翔が可能になっており、「星の閃きの如き」と表現される程のスピードを発揮して、宇宙から地球へ到達している。
そしてある人物の協力により、新たな力を授かることになる。
小説版ではゴルドバーンの力を借りてアシストウェポン達との合体も披露した。
使用技
左腕のグランアクセプターから放たれる虹色の必殺光線。
その威力は宇宙空間にいたマッドオリジンを押し出し、地球の大気圏を越えてツツジ台上空まで伸びるほど。
- スパークビーム
グランアクセプターから放つ光弾技。
アレクシス・ケリヴの光線と共に放つも、マッドオリジンには効かなかった。
- グリッドハイパーフィクサービーム
背中にビッグゴルドバーンと合体した状態「ハイパーフィクサービームフォーメーション」で放つ究極の修復光線。
ダイナレックス、フルパワーグリッドナイト、サウンドラスがそれぞれ放つ破壊光線と同時に発射し、ビッグゴルドバーンの光線でそれらを一つに束ねることで、マッドオリジンの身体が破壊と再生を無限に近い回数繰り返した末に風化する現象を引き起こした。
余談
円谷ヒーローシリーズで合体以外での強化フォームが登場するのは巨大ヒーローでは初である(等身大ヒーローを含めれば『恐竜戦隊コセイドン』のコセイダーのタイム戦士コセイダー以来で約45年ぶりとなる)。
映画公開に先がけて、2022年11月のイベントで実写用のスーツが公開されたが、その時点では名称や全体像は不明であった。なお、この実写用スーツは今までのSSSSシリーズのグリーティング用スーツと違いアクションを前提とした素材で作られた初のスーツとなっている(同時に電光超人グリッドマンのスーツも新造されている)。
グリッドマンの名前と姿が馬場一平の描いたCG、プライマルファイターが「ダイアクロンVS.グリッドマン」にてヒカリ・カイザキのイメージが込められた姿であり、今回のユニバースファイターはそこにさらにSSSS組の想いが込められた姿ともいえる。
デザインのコンセプトは、電光超人の姿の胸に付いているトライジャスターの延長で、手足をブルーにすることで、両手を広げ脚を閉じた時にトライジャスターの形になるというもの。
また、目の形も電光超人とプライマルファイターの中間を狙い、「角ばりつつも丸い目」となっている。
ちなみに雨宮監督によると「『強くしてほしい』というオーダーを出してなかったが、後藤氏からめちゃくちゃ強そうなデザインが上がってきて、嬉しい誤算だった」とのこと。