データ
全高 | 50m |
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重量 | 24万t |
概要
『SSSS.DYNAZENON』に登場するロボットダイナゼノンの、ガウマ曰く「本当の力」。
合体したダイナゼノンの姿からさらに分離し、変形合体した赤いドラゴン型の巨大メカ。
ダイナゼノンの「合体竜人」に対して、「合体強竜(がったいごうりゅう)」と呼ばれる。
鋭い牙による噛みつき、さらに嚙みついたままの投げ飛ばしや強烈な尾の一撃などその姿に相応しい荒々しい攻撃を繰り出す事ができる
技
- 必焼大火炎レックスロアー
口から放つ強力な火炎放射。必殺技として用いられ、第6回時点でこの技を受けた怪獣はもれなく敗北している。
- レックスファング
顎で相手に噛みつき、敵の怪獣を粉砕する。噛みついたままレックスロアーに繋ぐ場合もある。
- スパークバルカン
口の中に内蔵されたバルカン砲。
- ペネトレーターガン
ダイナゼノンとの共用武装で、両翼に備えられたキャノン砲……なのだが……。
- 必焼灼熱大火炎バーニンググリッドレックスロアー
連携技。グリッドバーンナイトを背に乗せた状態で使用する。
全身が赤く発光する溜めの後、グリッドナイトと共に強力な炎を放つ。
活躍
終盤で初登場。
シャルバンデスとの戦いで苦戦する中、ガウマの叫びにダイナゼノンが答えるが如く分離し、さらに変形した。
シャルバンデスを空中に運びあげ、レックスロアーで撃破した。
第2回以降ではオープニングにも登場するようになった。
第3回
宇宙空間で撃破したと思われたバーナドドンが、首だけの姿でダイナゼノンに襲いかかってきた際に変形。噛みつき攻撃で首を噛み砕き、レックスファングで止めを刺した。
第4回
ディドラスにとどめを刺すために変形。レックスファングで噛みつき、そのままレックスロアーのゼロ距離発射で撃破した。
第5回
ネオフォビアの猛攻を受けてダイナゼノンから各機に分離した後で再合体。レックスロアーでとどめを刺した。
第6回~第7回
ブルバインに苦戦し、隙を突いて変形したが、有効打を与えられずに脚部に損傷を負った。
第12回
ガギュラにとどめを刺すために変形。グリッドナイト・ゴルドバーンと共にバーニンググリッドレックスロアーを放ち、撃破した。
しかし、ガウマが倒れるのに伴ってダイナレックス自体も色を失い、動かなくなった。
その後、グリッドナイト同盟とゴルドバーンによってコンピューターワールドに運ばれた。そして理由は不明だが色を取り戻し、ひとりでに動き出したところでストーリーは終了している。
関連イラスト
余談
モデルは『電光超人グリッドマン』に登場したアシストウェポン『ダイナドラゴン』と考えられる。
こちらは飛行能力を備えている。
ダイナドラゴンもダイナレックスも西洋竜を基本モチーフにしているが、ダイナドラゴンはスーツの構造上と当時の恐竜学から旧復元図における尾を引きずる直立歩行の肉食恐竜に近い姿(所謂ゴジラ立ち)をしているに対し、ダイナレックスはCGと最新の恐竜学から尾を引きずらない前傾姿勢の肉食恐竜に近い姿をしている。
大半のロボットアニメでは、主役サイドの変形・合体が可能な巨大メカは序盤は非人型→中盤からは人型に変形して戦いの華を飾りがちだが、ダイナゼノンとダイナレックスに関しては真逆の関係となっている。
意識されているのかは不明であるが、レックスとはラテン語で「王」の意味を持つため、キングジェットやキンググリッドマンとのつながりもあると言える。
第1回が放送され、ダイナレックスもお披露目された4月3日にはYoutubeにて元ネタのダイナドラゴン初登場エピソードであるグリッドマン第22話『復活!恐竜帝王』が配信された。
第1回以降はトドメ演出的に登場することが多くなってきた。これは雨宮監督曰く「ダイナレックスはダイナゼノンよりも動かすのが難しいため、ここぞというときに登場させたい」という製作上の都合によるものらしい。
当初雨宮監督は、怪獣形態だけで1クール作品を作れると考えていたが、視聴者への配慮(深夜アニメ視聴者層は人型ロボでないとみてくれないという)や作画のし易さなどから人型形態への変形も設定されるに至り、ダイナゼノンは基本形態、ダイナレックスは必殺技形態の位置づけとなった。
関連項目
ここからは、映画『グリッドマンユニバース』に関するネタバレが含まれてます。劇場未鑑賞の方は注意!