概要
怪獣が出現する世界を渡り歩き、そこの平和を守る組織。
…といっても、構成員は戦闘要員のナイトとバックアップ担当の2代目の二人だけであり、常に行動を共にする。
「怪獣を倒し被害を食い止める」という目的を同じくする為、ガウマ隊には協力する姿勢を取っているものの、自分達への連絡手段は教えていない等微妙な距離感を保っている。
怪獣使いのガウマでも知らない怪獣の発生メカニズムや成長過程について仮説も含めてスラスラと説明したときは、「お前ら、何でそんなことまで解るんだ?怪獣でもないのに」と追及された時は一瞬硬直したがはっきりとは答えなかった。
世界の境界を発動機スーパーコンピューターシステムを搭載した特殊なボートで越えてきており、第7話でガウマ隊と共闘し、ブルバインを撃破すると、その後もフジヨキ台に滞在。
第9話では一緒に花火を楽しんでいる。
第8話以降はOP映像にも彼らのカットが追加されている他、ホーム画像03.5としてキービジュアルの右端にも追加された。
合体戦姫ダイナギアにナイトが登場した際には、拠点としてボロアパートに二人で住んでいたことが明かされた。
正体
名前と背格好で察しがついた人も多いかもしれないが、彼らは前作のキャラクターが成長した姿と推測される。
名前の元も過去に接触したグリッドマン同盟かと思われる。
しかし、彼らがこの同盟を組むに至った経緯や、世界を移動できる理由等は分かっておらず、不明な点も多い。2代目いわく、怪獣が現われる世界は境界が脆くなるらしい。
二人ともグリッドナイトが先に登場していなければ前作を知っている人にも同一人物と即断出来ないほどに容姿が変化している。
余談
Twitchの配信での雨宮哲監督曰く、この二人の登場はシリーズ中盤でのテコ入れ……という体の展開らしい。
実際のところ前作との直接の繋がりが一切示されていなかった世界に彼らが登場したことは視聴者を大きく驚かせた。
同配信によれば、キャラクターデザイン上はナイトは「新人なのに生意気な感じ」「ちゃんとしたスーツを着ているが社会人一年目」、2代目は「いい香りがしそうなキャラクター」「童顔」が意識されたとのこと。
前作を知らない人でも同じ気持ちで見れるように、デザインを一新しているが、左利きや目が赤いという設定は前作から踏襲している
関連タグ
ウルティメイトフォースゼロ:同じ円谷作品にて、世界を超えて活動するヒーローチーム繋がり。
仮面ライダーディケイド:様々な世界を渡り歩き戦い続けるヒーロー。必ずしもその世界のヒーローに友好的に接するとは限らない面がある。
円谷ヒーローシリーズの歴代防衛組織
グリッドマン同盟/新世紀中学生→ガウマ隊/グリッドナイト同盟→グリッドマンユニバース同盟
ネタバレ注意※(本編第12回)
以下、『SSSS.DYNAZENON』の結末に関わるネタバレにつき、ネタバレが嫌いな者は敗北した怪獣優生思想の如く、お帰りください。
第12回
ナイトはグリッドナイト、2代目は体が衰弱して虫の息のガウマのサポートとしてガウマ隊と共に戦い、ガギュラと怪獣優生思想を殲滅。
ゴルドバーンの負傷が重かったためか、すぐにはフジヨキ台を去らずに、その3か月後にゴルドバーンと石像のように動かなくなったダイナレックスを連れてフジヨキ台を去る。
なお第1回で大量のバロックパールが撒かれたが、劇中出現した怪獣はゴルドバーン含めて撒かれた数より圧倒的に少ない11匹のみで、孵化率が悪いのか、ガウマ隊が知らない所で幼体段階で怪獣優生思想が発見する前にグリッドナイト同盟が殲滅した怪獣がいたのか不明のまま、物語の幕が下りる。
『グリッドマンユニバース』で、グリッドナイト同盟の正体が判明する。
アンチとアノシラスの成長した姿と思われていたナイトと2代目だったが、真相は一連の事件の黒幕の手に落ちたグリッドマンが変貌した宇宙から生み出された並行世界のアンチとアノシラスだったのだ。
ナイトと2代目は後半で一度消滅してしまうが、グリッドマンの救出後、最終決戦中にアレクシスがダイナゼノンたちをインスタンス・アブリアクションで召喚した際に、彼らに同期されたアンチとアノシラスはナイトと2代目に姿を変えた(急成長したともとれる)。
なお、アンチとアノシラスは今回の件を独自に調べていたらしく、姿かたちこそ違えどこの時点でグリッドナイト同盟と同様の活動をしていることが窺える。