概要
小説『SSSS.GRIDMAN_NOVELIZATIONS』Vol.1「もう一人の神」に登場する怪獣。
別名:覆水不返怪獣。
普段は植物の種子の様な姿をしているが、変形すると中央部分に巨大な花のような顔が付いた海星に似た姿に変化する植物怪獣。「種怪獣」とも呼称される。
体中から植物の蔦を出現させる能力を持つほか、強力な幻覚ガスをまき散らすことができ、グリッドマンとパワードゼノンを危うく同士討ち直前にまで追い込んだ。
赤錆色のα(アルファ)、青錆色のσ(シグマ)の二体が存在する。
更に合体することで二つの顔が付いたペスターのような姿「ガイヤロス∞(メビウス)」になったり、パワードゼノンそのものに擬態することも出来る。また、同じ種怪獣の変異亜種としてスコルバンが存在する。
最初はプロトタイプと思われる「種怪獣」として出現したが、黒アカネが完全にアカネになりきれていなかったため中身がなく、ほかの怪獣とセットで登場していた。
時間が巻き戻るという奇妙な現象が発生して以降、グリッドマンはグールギラス、デバダダン、ゴングリー、ゴーヤベック、ヂリバー、メカグールギラスと再戦していたが、これら復活怪獣も種怪獣の擬態に過ぎず、その真の目的は意図的に怪獣を倒させることでデータを蓄積し、新条アカネが創った本物のツツジ台を破壊するための最強の怪獣を生み出す事にあった。
余談
別名の覆水不返とは、一度やってしまったことは取り返しがつかないという意味の四字熟語。一般的には覆水盆に返らずとして知られている。