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私の命には限りが無い。それは私に虚無感を齎した。 故に、アカネ君のような人間の情動だけが、私の心を満たしてくれた…」

「元よりこの世界には何も無かった。 だが、怪獣を与えられたアカネ君の理想の町は育ち、また破壊をした…」

「彼女はあらゆるイレギュラーや、ここで生まれた命までコントロールできない。 だからこそ怪獣が必要だったのだ。 その繰り返しを続け、私は心を満たしたかった…」


「では、いつか来る終わりをここで君にあげよう、グリッドマン…!」


概要編集

ツツジ台を創り上げた新条アカネを唆し、彼女が作り上げた怪獣を暴れさせる事で発せられる情動を貪っていた物語の黒幕、アレクシス・ケリヴが暗躍の末にアカネを自らの体内に取り込む事で変貌した巨大戦闘形態。

肩から下を覆っていたマント部分がそのまま四肢に巻き付いて一体化、シンプルでスマートな外見の巨人となった。


デジファーソードに似た二振りのサーベルおよび槍等の武器、強力な破壊閃光や無数のホーミングレーザーに身体を青白い炎に変えての高速突進、そしてグリッドビーム以上の威力の光球弾といった多彩な攻撃を繰り出すも、それ以上に脅威なのが必殺威力の攻撃で身体を真っ二つにされてもあっと言う間で元通りに再生してしまう不死身の肉体。

実質防御をする必要が無い為、どれだけ敵から攻撃を浴びようとも構わず猛攻を続けて長期戦に持ち込み、やがて疲弊した相手の隙を突いて止めを刺す戦法が使えると思われ、実際物語開始前に自分を追って来たグリッドマンを返り討ちにしてバラバラにした事が示唆されている。


一方、その時点でグリッドマンを殺し切れなかったのも事実で、ツツジ台に散ったグリッドマン破片が集結し復活、再び自分へ挑んでくるのを予測していただろうアレクシスは、今度こそグリッドマンを始末する為自己強化を目論んだのが想像される。

本作の怪獣を動かしていた、アカネの情動(悪意)をアレクシスが実体化させたモノ・ナナシBの存在から考えるに、取り込んだアカネより絞り出した情動をアレクシスが自らの身体に巡らせ、更にインスタンス・アブリアクションを随時掛ける事で自己強化をしている仕組みなのだと推測される。


言い換えれば自己の身体を怪獣化しているに等しいので、逆に取り込んだ情動の発生元がアレクシスに反抗すれば体の組成が崩壊、急激に弱体化する弱点も抱える。

アレクシスがアカネを甘やかして堕落させつつ、罪を重ねる様誘導していたのは、最後に絶望させて自分の糧とした際に彼女が後悔と自罰感情から反抗出来ない様にして、上の弱点を予防する事も考えた物だった可能性がある。


「しかし今、アカネ君は役割を終えた。 もうこの世界に用事は無い」


そして想定通り、グリッドマンの抵抗等も逆用しながらアカネの心を塞ぎ込ませたアレクシスは、最終話まで泳がせていたアンチをアカネの目の前で始末し、一気に彼女の心を絶望に追いやり抵抗が出来なくしてから自らへと取り込んだ。


「限りある命の君では、無限の命を持つ私には勝てないよ?」

グリッドマン「そんな物は命では無い!」


そこからは、予想通り完全復活したグリッドマンの攻撃を不死身の身体で耐え切り、以前よりも激しい波状攻撃で畳み掛けるアレクシスだったが、敵対する形でもグリッドマンと共にアカネと向き合ったグリッドマン同盟の声が、アレクシスへ浴びせられたフィクサービームに乗ってアカネへ届いた事で、心の殻より抜け出る意思を見せた彼女の反抗により上記の弱点が発生。

そこにグリッドマンから渾身のパンチを叩き込まれた結果、殴られた部分に向かって崩壊した身体が集まって縮小化。抵抗や身動きの出来ない姿になって封印され、あえなく捕縛されたのだった。


「これが…、“限りある命の力”か…!!」


関連タグ編集

SSSS.GRIDMAN アレクシス・ケリヴ

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