演:飛田恵理
概要
第6話「恐怖のメロディ」に登場するゲストキャラクター。
コンピューターワールドに暮らしているコンポイドと呼ばれる人型の電子生命体。コンポイドは種族名であるため、名前はユニゾンである。
ト音記号が描かれたピンク色の服を着ており、魔法のバトンを持っている。
アノシラスは仲間で、二人で電子ピアノのコンピューターワールドであるミュージックエリアを守っていた。アノシラスとは魔法のバトンでコミュニケーションをとる。
藤堂武史が送り込んだ殺人音波の影響で凶暴化したアノシラスと戦おうとしたグリッドマンの前に現れ、アノシラスが本当は優しい怪獣であるため倒さないでほしいと懇願し、バトンでアノシラスの鎮静化を試みた。
アノシラスが浄化され正気に戻った際には、お礼としてアノシラスと一緒にエネルギーを送りプラズマブレードとバリヤーシールドに合体機能を付加させた。
しかしこれ以後、コンポイドと呼ばれる種族が登場することはなかった。
これは合成カットが増えることから円谷サイドがコンポイドの設定に難色を示したためとのこと。
また2023年4月3日に行われた『電光超人グリッドマン30周年記念生配信』での翔直人役の小尾昌也氏の証言によると、本来ならば怪獣がコンピューターワールドのシステムを破壊し、たくさんのコンポイドが逃げ惑うという場面が想定され、そのコンポイド用のスーツを何着も作らなければならなかった為没になったという。作中、直人がコンピューターワールドに突入する際に着用する水色のスーツは本来ならばコンポイド用のスーツだったらしい。
アニメ『SSSS.GRIDMAN』には直接登場しないものの、最終回で物語の舞台であるツツジ台の人間たちが「レプリコンポイド」なる種族であることが明かされた。
おそらくはその名のとおり、コンポイドを模して生み出された人造電子生命体なのであろうと類推される。
また、『SSSS.GRIDMAN』の続編『SSSS.DYNAZENON』の第7話で登場したアノシラスの血を引く少女の成長した姿がこれと似たようなバトンを使いダイナレックスのダメージを修復した。
アプリゲーム『戦姫絶唱シンフォギアXD』とSSSS.DYNAZENONのコラボイベント『合体戦姫ダイナギア』では音の精霊と呼ばれる光球のような姿で現れシンフォギア主人公の立花響達を世界に送る描写があり「この音の精霊は彼女ではないか?」と考えられる。