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概要

FateProject大晦日スペシャル2017にて放送された作品で、FGOのアニメ化作品としては第2弾となる。

原作ストーリーが存在した第1弾とは異なり、オリジナルストーリーとなっているのが特徴で、原作ゲームの2部の設定を補完しつつ、今後への伏線を敷いた内容となっている。

主人公の性別は前回に引き続き男性

ストーリー

人理継続保障機関フィニス・カルデアにある一室「ロストルーム」。そこはかつて前所長が談話室として使っていた。いつしか「午前0時に入ると失われたものを見る。あるいは失うものを見る」という不気味な噂が立つようになり、現在は誰一人として近寄るものはいなかったのだが…?

余談

  • マテリアルでの解説によれば、本作の出来事はロストルームはカルデアスのちょうど裏側に位置しており、カルデアスからの特殊な磁場の影響で「生者の夢」、「死者の夢」、「未明の夢」の三つが同時進行した事によるものとされている。
  • 本作が聖盾の騎士の初出作品となる。当初こそ真名は不明であったが、Fateシリーズ最新作彼の別側面が登場した事で確定的となった。
    • 彼が黒き騎士王と戦っていた場所は未だ解決を見ていない特異点であり、彼女が聖杯を管理していた場所でもある為、この特異点が2部で関わってくる可能性も否定できない。
  • 夢の世界でオルガマリーが使役していたサーヴァントはどう言うわけか、いずれも「悪属性」のサーヴァントであり、対して敵側のサーヴァントはこれまでのストーリーで、プレイヤーに味方をしていたサーヴァントが殆どを占めている。
    • 自分たちにとっての味方のサーヴァントが所長の敵、つまり所長はいつか自分たちの敵になるという考察が建てられていた。そしてその考察は、皮肉にもほぼ当たることになってしまった。
    • とはいえ、本作では敵キャラ扱いだったラーマギルガメッシュ(キャスター)は2部でも味方キャラであったが、オルガマリーの台詞から神代から分岐した世界の多い異聞帯のイメージとしての起用だったのだと思われる。
    • 彼らが戦闘を繰り広げていた場所は第五特異点ワシントンである。奇しくもアメリカ1.5部から2部のキーワードになっている国でもある。
    • ちなみに、第五特異点は「アメリカ以外の主要国は全て滅んでいる」世界となっている。
  • 後にクリプターと称されるAチームは赤と青で色分けされている描写があり、これが何を示すのかは全くの不明。
  • オルガマリーが実験台の上で研究者たちに覗きこまれているシーンや、ギャラハッドが「人理焼却を破却したことで確定してしまった」というセリフの後に主人公が嵐に呑まれて絶叫しその後ノイズが掛かるシーンや、白紙化地球に落下していくシーンなど不吉、不穏なシーンが多い。

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