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キャスター(フラグメンツ)

きゃすたー

『Fate/Prototype 蒼銀のフラグメンツ』に登場するキャスターのサーヴァント。
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──魔術師に、真の意味での友人などいませんよ

プロフィール

真名ヴァン・ホーエンハイム・パラケルスス
クラスキャスター
性別男性
身長183cm
体重65kg
出典史実
地域欧州
属性混沌・善
サーヴァント階位第六位
好きなもの人間とその営み
嫌いなもの???、裏切り(FGO)
CV三木眞一郎

五元素を操る強力な魔術師(アベレージ・ワン)

概要

Fate/Prototype蒼銀のフラグメンツ』に登場するキャスターサーヴァント

白色のローブを纏った、女性と見紛いかねない長髪の美青年。
1991年2月に玲瓏館美沙夜の父によって召喚された。

人物

性格は理知的で物静か。気性は温和で戦闘を好まない人の情愛は何より尊いものであると説く。
生粋の魔術師であるが、人を教え導くことに喜びを感じる人物で、美沙夜の父や幼い美沙夜にも真摯に接する人格者。また効果や効率を重んじすぎる魔術師の中で、魔術に風情や情感を覚える一風変わった人柄。
あまねく現代の魔術師たちは自らの教えを継ぐ弟子たちの裔とみなし、等しく慈しむ。
――世界が、それ(愛)を許す限りにおいては。

「根源への到達」と言う、「魔術師」として、恐ろしくまともな目的を持つサーヴァント。

一方、姿隠しを見破られているのに不気味な人影の姿で美沙夜の前に現れ、彼女に透明で冷ややかな氷のようだと思わせている。
また姿を現した後も、美沙夜は彼と話していると偶に「気圧されている」と感じる時があり、その思惑には不明な点があった。
実は美沙夜が出会った当初に覚えた不安は正しく、清廉ではあるが彼もまた「正しい魔術師」の一人であり、根源への到達には手段を選ばない。結果、玲瓏館を裏切って沙条愛歌の元に付き、美沙夜を彼女に売って遠距離から呪詛を掛けられるよう細工を行っていた。

聖杯にかけた願いは「根源への到達」だが、更に言えば、星の光(たとえば聖剣の)こそが根源から差し込む光に違いない、という自説が正しいか否かを確かめること――だった。
が、現在の彼は贖罪をこそ求めているのかも知れない。

何かと腹黒いイメージが付きまとうパラケルススだが、執筆者の桜井光氏いわく「人としての彼は善人」とのこと。魔術師として効率主義を重んじる一方、一人の人間として裏切りを犯したことについては終始罪悪感を抱いており、元凶に寄り添いながらもその所業を咎めずにいた彼女のサーヴァントを暗に糾弾する一場面もあった。
彼の『良かれと思って』とは、本来の人間性に依拠する紛れもない「善意」である。
ただ史実・型月時空ともに根っからの天邪鬼もあるため、人間性こそまともだがそれを率直に行動に反映するかといえば、そこは残念ながら伴っていない
史実で弟子からは「学者としては天才、人間としては三流」と苦言されている。

『FGO』においても、彼の捻くれた善意は度々発揮されており、「悪巧み四天王」と呼ばれるトラブルメーカーの1人となっている。
他のメンバーと違って良心的ではあるのだが、大概「良かれと思って滅茶苦茶な真似をする」という別の意味で面倒な人物である。

ちなみに意外に思えるが、大の甘党
生前に同業者のノストラダムスと「砂糖論争」を演じたが、その時は否定派に回っている。もしかしたら自身の実体験に伴って、健康被害を意識していたのかもしれない。

真名

真名は「パラケルスス」の名で広く知られる、伝説的な医師にして錬金術師ヴァン・ホーエンハイム。
十六世紀、ルネサンス期の人物として知られる。「四元素(五元素)の再発見」「三原質の再発見」を始めとして数多の功績と書物とを残した人類史と魔術史の双方に名を残す稀有な人物。
生前は「遍く人々を、愛し子を救うために成すべきことを成す」として、魔術師でありながらその研究成果を世間に広め、医療の発達に貢献した。そして、それを疎んだ他の魔術師の手によって最期を迎えたらしい。その聖人のような高潔さに美沙夜の父や美沙夜からは全幅の信頼を向けられる。

Fate/staynight』でも活躍したアイテムであるアゾット剣の本質的な意味での製作者にして所有者。作中でも美沙夜にアゾット剣を渡すことで自身の真名を示唆している。

能力

伝説的な錬金術師にして、「土」「水」「火」「風」「空」の5つの属性を併せ持つアベレージ・ワンの魔術師。宝石魔術を操る。
玲瓏館邸を「神殿」に作り変え、数十の結界と呪詛の罠、各方角に独立した防御機構である「エレメンタル」を一体ずつ配置し、気配遮断を持つアサシンや突破力に優れたバーサーカーの侵入すら阻む強固な陣を敷いている。また魔力を込めた宝石やホムンクルス、エーテル塊の欠片など、短時間で高度な魔術品の生成を可能とする。

ステータス

マスター筋力耐久敏捷魔力幸運宝具
美沙夜の父DECABA+
藤丸立香DECABA+


保有スキル

陣地作成(A)「魔術師」のクラス特性。魔術師として自らに有利な陣地な陣地「工房」を作成可能。Aランクとなると「工房」を上回る「神殿」を構築する事ができる。
道具作成(EX)魔力を帯びた器具を作成する。伝説の錬金術師として数多の逸話を有した彼は、このスキルをEXランクで習得している。賢者の石と呼ばれる特殊な結晶を初めにエレメンタルと呼ばれる五属性に対応した人工霊、高度な判断能力と複数体での同期思考能力を有する人造人間(ホムンクルス)といった多彩な道具を作成する。宝石魔術に用いられる宝石の大量生産も、陣地に接続した霊脈を利用することで可能となる。
高速詠唱(A)魔術の詠唱を高速化するスキル。大魔術の詠唱を一工程で成し遂げる。彼の場合、これに加えて宝石魔術(具体的には賢者の石)を組み合わせて効率化を図っている。
エレメンタル(A+)五属性に対応した人工霊を使役する能力。この人工霊をパラケルススはエレメンタル、または元素塊と呼称する。それぞれの属性元素を超高密度に凝縮させた結晶をベースにして作り上げられた魔術存在。火の元素塊は炎を凝縮させたモノであり、超高熱を操る。土の元素塊であれば超質量及び金剛(ダイアモンド)に等しい硬度を有する。なお、空=エーテルの元素塊は「エーテル塊」とは異なるもの。作成に掛ける手間次第ではあるが、サーヴァントの戦闘にもある程度まで対応可能な使い魔として操ることが出来る。
賢者の石(A)自ら精製した強力な魔力集積結晶、フォトニック結晶を操る技術。ランクは精製の度合いで大きく変動する。ランク次第で様々な効果を発揮するが、Aランクともなれば擬似的な不死を任意の対象にもたらすことも可能。


宝具

元素使いの魔剣(ソード・オブ・パラケルスス)

『元素使いの魔剣』


  • ランク:A+
  • 種別:対軍宝具
  • レンジ:1~99
  • 最大捕捉:300人

「真なるエーテルを導かん――我が妄念、我が想いのかたち」

刀身の全てを超々高密度の“賢者の石”で構成された魔術礼装。パラケルススの魔剣であり、アゾット剣の原典。
宝具本来の効果は魔術の増幅・補助・強化だが、この剣を用いて直接対象を攻撃するのではなく、刀身の魔力によって瞬時に儀式魔術を行使し、五つの元素を触媒に用いることで、一時的に神代の真エーテルを擬似構成し、放出する。
実体化する擬似的な真エーテル(偽)はほんの僅かな一欠けらではあるものの、恐るべき威力で周囲を砕く。威力には自負があるものの、サーヴァント2騎以上をまとめて相手取って使用すべきと考えている。
更に、単純な破壊とは異なる真の機能を有している。この剣を構成している賢者の石はフォトニック結晶、霊子演算器としての能力であり、星の聖剣の斬撃すら取り込むが、セイバーの『約束された勝利の剣』によって手にした右腕ごと消えてしまった。

他作品での活躍

Fate/GrandOrder

第1部四章、『死界魔霧都市ロンドン』と共に実装。レアリティは☆3。
同シナリオでは、敵側のサーヴァント「P」として登場。

味方側としては、今回の現界において、以前の自分が犯した罪についての記憶があり、マスターのサーヴァントとなってからはその贖罪の意味もあって人理修復に手を貸してくれる。
絆Lvの上昇で聞けるマイルームでのボイスや幕間の物語では、かつて自分を慕ってくれた少女への懺悔が複数存在し、今なお自分の罪と向き合い続けている。

2016年のバレンタインイベント『チョコレート・レディの空騒ぎ』では、黒幕に唆されてチョコレートをサーヴァント化する霊薬を製造し、チョコサーヴァントを生む原因となる。一方で料理下手(アイドル)のチョコレートが待っているであろうマスターへの非常策として、「胃を整える霊草」というどこぞで聞き覚えのある薬を提供してくる。

また2017年クリスマスイベント『冥界のメリークリスマス』では、特攻サーヴァントが七章メンバー勢揃いである中ひとりだけひょっこり参加。これによりCCCイベントのトリスタンよろしく「ウルクで八面六臂の大活躍をしたパラケルスス」という集団幻覚大喜利がユーザーの間で騒がれた。
ちなみに、肝心のイベントでは、謎の熱病に対抗するため自らを実験台にして製薬に勤しんでいたが、結局上手くいかずに吐血して倒れた。そして、その後アルテラによって冷蔵庫にしまわれてしまった。

結局この流れは、イベントが終了したことで沈静化したのだが、直後に第二部が始まった際には、イベントの扱いを受け「実は冷蔵庫に閉じ込められたままだったパラケルススが、孤立無援のカルデアで目覚め査問官達相手に立ち回るのではないか」という、とんでもない深読みがなされることになった。

ゲームでの性能

☆3キャスターとしてはHP:9506の耐久重視のステータスだが、ATKも同ランク内では中堅クラスとそこまで低くはない。
《Quick:1/Arts:3/Buster:1》の典型的なキャスター型のカード配分で、宝具も含めて自前でArtsチェインが組める一方、攻撃によるNP効率自体はあまり高くない。

スキルは、自身のNPを瞬間チャージする「高速詠唱(A)」、3ターン味方全体のArts性能をアップする「エレメンタル(A+)」、味方単体に3ターンのガッツ状態(HP0から一度だけ復活)を付与する「賢者の石(A+)」、の三つ。
「高速詠唱」は初期でも50%、最大で80%を一気に獲得できるため、宝具の速攻開放に役立つ。
「エレメンタル」はArtsカード主軸のパーティー構成において非常に有用なスキルであり、自身の攻撃や宝具威力の底上げとしても便利。
「賢者の石」は“他者に付与できるガッツスキル”という希少性があり、その中では持続ターンが3ターンと長い上に復活時のHP回復量は最大3,000と、スリップダメージによる即落ち予防にも適している。

宝具は「元素使いの魔剣」で、カードの種類はArtsで、効果は【敵全体にやや強力な攻撃&3ターン攻撃力ダウン】。
全体宝具としては威力は控え目で、弱点を付けるアサシンやバーサーカーが相手でない限りは有効打とはなりにくい。
「幕間の物語」による強化も入るが、やはり効果は「やや強化」のままで目覚ましい威力アップとはなってくれない。攻撃力ダウンのデバフ効果もほどほどのもので、そこまで効果があるわけでもない。

まとめると、Arts強化を軸とした攻撃型サポーター言った性能。
決して突出した個性はないが、概念礼装次第では全体攻撃宝具を開幕ブッパでき、しかも補填もしやすいという特性があるので、鍛え上げれば予想外の活躍をしてくれる。
強化クエストによるスキル強化等も残されているため、まだまだ伸びしろは残されていると考えていいだろう。

弱点はスキルのチャージタイムの長さ。
どのスキルも一度使用すると最大レベルでも7ターン以上の間隔が空くため、何も考えずに使用するといざという時に使えず仕舞いになってしまう。
また、全体Arts強化に関しては、よりチャージタイムの短いブーディカや、有力な副次効果を持つエレナギルガメッシュ(キャスター)ミドラーシュのキャスターなどがいるため、それだけを目当てにすると見劣りしてしまう。
☆3ゆえの入手しやすさとコストの安さ、「高速詠唱」による速効性、高性能のガッツ付与などの強みを活かした運用で差別化したい。

関連人物

生前

ミシェル・ド・ノートルダム
砂糖の効能について論争となった医者。キャスターは錬金術師としての立場からこれに否定的であった。

レオナルド・ダ・ヴィンチ
実は生前からの知己。
彼の万能性を尊敬し、親交を結びたいと思いながら畏れ多く思っていた。
しかしパラケルススでも、「ダ・ヴィンチちゃん」としての姿が霊基をいじった末のものか、はたまた実は生前からあの姿なのかは判然としていない。

蒼銀のフラグメンツ

玲瓏館美沙夜
東京聖杯戦争におけるマスターの娘。
その類希なる才能と聡明さに好感を持ち師として友として導いていたが、とある全能との邂逅により関係は崩壊する。

沙条愛歌
セイバーのマスターであり、少女の形を持った全能。
根源に接続している彼女の全能性に敬服し軍門に下る。

セイバー
剣士の英霊。
高潔な騎士道に敬意を表しながらも、願いのため愛歌の凶行を止めない彼に失望もしている。
同時に彼の持つ聖剣は、自身が至るべき高みへの指標としている。

アサシン
暗殺者の少女。彼女の愛歌に対する崇拝の歪さに気付き、好まれぬお節介と荒治療であることを自覚しながらもひとつの可能性を秘めた「贈り物」をする。

Grand Order

マキリ・ゾォルケン
第四特異点での共犯者であり、実は生前からの知己。

藤丸立香
今回のマスター。
前回の聖杯戦争での後悔を抱きながらも、彼と真の意味で友人となりたいと願っている。

ジャック・ザ・リッパー
第四特異点で即席のコンビを組んだ相手。
彼女の本質を理解して哀れみながら、カルデアのマスターが「おかあさんかもしれませんよ?」と最悪の唆し方をして嗾けている。

ナーサリーライム
第四特異点で接点こそ薄いが同陣営として戦った。
バレンタインイベントでは彼女の願いをかなえるために、騒動の片棒を担いでしまう。

メフィストフェレス
ガイウス・ユリウス・カエサル
シェイクスピア
新宿のアーチャー
カルデアの胡散臭いサーヴァント仲間。
特にメッフィー以外の3人と彼を合わせて「悪巧み四天王」と呼ばれる。

清姫(水着)
バレンタインイベントで彼女に乞われて「愛の霊薬」を造って渡してしまう。しかし流石にマズいと思ったのか、マスターが霊薬入りのチョコを食べる前に解毒剤を渡しに登場している。

ジャンヌ・ダルク・オルタ・サンタ・リリィ
彼女に乞われてへべれけ女子会へのプレゼント用に「服用すると酒を飲むたびダメージが入る」という断酒薬を精製する。
結果、酔いがさめて最悪の気分となった三人に報復されることに……。

エレナ・ブラヴァツキー
彼女と割と踏み入った魔術論議ができるほど、意外に親交が深い相手。
彼女の言う「マハトマ」が何たるかについては、ある程度の察しを付けたうえで「彼女と同じ視点に立たなければならない」とマスターにアドバイスしている。


関連画像

無題
P


どうか、このパラケルススと…
パラケス



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