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COD

こーるおぶでゅーてぃー

CoDはいくつかの意味があるが、本記事ではCall of Dutyシリーズについて記載する。
目次 [非表示]

曖昧さ回避編集

  1. の英語名。
  2. コンゴ民主共和国の国名コード。
  3. Call of Dutyシリーズに付けられるタグ。CoDとも表記する。

ここではCall of Dutyについて解説する。


作品解説編集

『MoH:AA』の開発チームが独立した会社・Infinity Wardが開発し、アクティビジョンから発売されたFPSゲームで『メダル・オブ・オナー』とは親戚兼ライバルの関係である。


当初は第二次世界大戦に参加した一人の兵士となり戦闘に参加するという作品として作られ、実際の戦いを元に作られたステージとリアルな演出がなされた作品である。


元々は『Medal of Honor』を作っていたチームの一部が作品のコンセプトでもある主人公を英雄的描くという作風に対して対立が起こし、反対したメンバーが独立してInfinity Wardが結成され、『Call of Duty』が誕生した。

彼らのMoH製作チームに対する主張は「プレイヤーはただの一兵士に過ぎない」であった。


その後舞台が第二次世界大戦から現代へと変更された『4』が爆発的なメガヒットをたたき出し、一気にAAA級ゲームの仲間入りを果たし、続編の『MW2』にてFPS界でのその地位は不動のものとなった。

しかし、そのヒットの傍ら当初の目的だった「一人の兵士の視点」は徐々に失われていき、『BO』以降は戦場の英雄を描く物語へと様変わりしていった。(それとは対照的にMoHは一人の兵士の視点へとフォーカスする作風に変わり、衰退してしまったことは皮肉である。)


しかしその後は「Call of Duty」の影響による若者の殺人事件を受けて退役軍人会がメディアに大きく取り上げられた事で退役軍人会と激しく対立の様相を見せた。

この対立の図はCSI:マイアミ等のドラマでもテーマにされた。

ホレイショ・ケイン戦争は子供のお遊びじゃない


なお、「Call of Duty」は「期待以上に」等を意味し、「愛国心等による義務、およびそれを履行する使命感」「理想を求めた叫び(CoD:FHより)」といった風に訳される。

実際に戦争に赴いた退役軍人会やそのメンバーからの反応はと言えば辛辣。


『戦争にヒーローなどいない』

『我々は別に『理想を求めて叫んだ』訳でも理想を求めた訳でもない。勝手に代弁するな』

『実際の戦争を美化して欲しくない』

『自分達が美化され過ぎる風潮はあまり好ましくない。皮肉っているのか?』など。

その知名度の高さからか戦争を楽しむ行為を揶揄するスラングとして時折用いられることもある。


そういった経緯もあってか近年ではCall of Duty基金といった退役軍人の支援に 力を入れている側面もある。


尚、一部のシリーズではInfinity Ward以外のデベロッパーが担当しているものもある(「WaW」、「BOシリーズ」のTreyarch、「CoD:AW」や「CoD:WWⅡ」のSledgehammer Gamesなど)


シリーズ編集

ナンバリングタイトル編集

第一作目の作品。すべての始まり

    • CoD:UO

拡張パック

    • CoD:FH

拡張パック

2005年発売のスターリングラードの攻防、北アフリカでの戦闘、ノルマンディー上陸作戦を描く作品

  • CoD2:BRO

米軍第一歩兵師団の兵士となり幾多の戦場を戦う。

1944年、連合軍はフランスを解放すべくナチスドイツへの反撃を開始する。


Modern Warfareシリーズ編集

時代設定を現代にしたフィクション作品。中東某国でのクーデターとその背後にいるロシアの超国家主義派に対するイギリス特殊空挺部隊(SAS)とアメリカ海兵隊の戦いを描く。MW3までの要素を追加したリマスター版も発売。

前作から5年後、再び世界の危機に英米などの特殊部隊から選抜・編成されたタスクフォース141が、新たな超国主義派のリーダーマカロフの計画を阻止すべく動き出す。MW3までの要素を追加したキャンペーンのみのリマスター版も発売。

MW2の直後から物語が展開するMWシリーズ完結編。尚、Infinity WardとSledgehammer Gamesの共同開発作でSledgehammer Gamesはこれが初参加となる。

MWシリーズのリブート作品。2019年を舞台としており、MW3までのシリーズとは繋がりのない新たなMWシリーズの第一作目となっている。CoD:WARZONEが追加された。

リブート版MWの第2作。2ではなくローマ数字のIIが使われている。2022年におけるタスクフォース141と南米カルテルとの麻薬戦争が舞台との事。

リブート版MWの第3作。3ではなくローマ数字のIIIが使われている。2023年におけるタスクフォース141とコンニと呼ばれるロシア超国家主義派率いるPMCとの闘いが舞台との事。


Black Opsシリーズ編集

第二次世界大戦における太平洋戦争を扱った初作品。

システムは4の物を受け継いでいる。ロシアのスターリングラードからベルリン侵攻を、そしてシリーズ初となるアメリカの太平洋戦争を扱っている。

発売時に販売元であるactivisionの日本支部が撤退したため唯一日本へのローカライズはされておらず、演出も過激になっていることから年齢規制も厳しくなっている。

またおまけ要素としてゾンビモードなる1から4人で楽しめるモードを追加するなどエンタティメント性が広がった作品である。

開発は「COD2:BIG RED ONE」を手掛けたTreyarchが担当(「〜Black Ops」シリーズ含む)。

WaWの続編。60年代(冷戦時代)の非正規戦(ブラックオプス)を主題とする作品。

毒ガス兵器「ノヴァ6」をめぐる攻防と「数字」にまつわる謎を描く。

ゾンビモードも引き続き登場。

ブラックオプスの続編。近未来2025年と1980年代が舞台である。

一人のテロリストがどのように力を手に入れていき、どのように衰退するかを描いている。

PSVita専用としてリリースされた「CoD:BO」の派生作。

キャンペーンモードでは「BO」と「BO2」の間の出来事というストーリーで展開されていたが無かったことにされた。

また、4つの異なるウェーブで複数の敵と戦う「ホスタイルモード」が新設されている。

BO2の続編であり、BO2でメネンデスが起こした超大規模サイバーテロの影響が色濃く残る2065年が舞台となる。

思考により兵器やシステムを操作するDNI(ダイレクト・ニューラル・インターフェイス)、四肢の機械化といったオーグメンテーション技術が実用化され、それらを備えたサイバーソルジャーが現れた近未来。主人公とブラックオプスの隊員達は、ある任務を切っ掛けに恐ろしい陰謀に巻き込まれていくこととなる。

BlackOpsシリーズの5作目。時系列上では「BO2」と「BO3」の間に起きた戦争という設定で、比較的現代戦に近い設定となっている。実際のタイトル表記は『IV』ではなく『IIII』と書かれている。

BlackOpsシリーズの6作目(ナンバリングとしては5作目)。「BO」と「BO2」の間のから1981年からの冷戦末期を舞台に、KGBのスパイ・ペルセウスとCIAのアドラー率いるBlackOpsとの戦いを描く。

「BO」からの登場人物も引き続き登場。

BlackOpsシリーズのナンバリング6作目。



単作シリーズ編集

新シリーズ。近未来が舞台であるが、MWともBOとも直接の関係は無い。

アメリカが開発した軍事衛星ODIN」が南米の連邦軍により乗っ取られ、アメリカの都市部へと運動エネルギー弾が投下された。

これにより政府も軍も機能を失ったアメリカの10年後が舞台となる。

アメリカ軍と連邦軍は北米でにらみ合い、裏ではアメリカの特殊作戦部隊・ゴーストとゴーストを狩る者達が活動していた。

ゾンビモードに代わり謎のエイリアンとの戦闘を行うモードが追加されている。

BO2、Ghosts等と同様に近未来が舞台となるが、これらのシリーズとのつながりはない。

正規軍が衰え、PMCが覇権を握った2060年代の世界が舞台となる。開発はSledgehammer Gamesが担当。

過去作とはつながりのない未来世界を舞台としたSF要素の強い作品。

宇宙へと進出した人類同士の戦争が描かれる。

レガシーエディションではリマスター版COD4:MWが付属する。

本作はFPSの金字塔として共に語られるBATTLEFIELDシリーズの当時の新作と数週間違いの発売となり、どちらも近年は現代〜近未来を舞台としていたが、CODは更に未来に向かい宇宙戦争、BFは過去に向かい欧州で第一次世界大戦と真逆の方向性になった。

単独で遊べるPSVR専用ソフトも無料配信されている。

「Infinite Warfare」で行き着くところまで行った果てに原点の第二次世界大戦へと回帰。開発は「CoD:AW」のSledgehammer Games。奇しくもBF1の次回作もWW2が舞台であり、二大シリーズはどちらも変化球の次は原点回帰という同じ路線をたどる事になった。

基本プレイ無料のAndroid及びiOS用モバイルcod作品の第1作。基本的にはマルチプレイがメインだがバトルロイヤルモードやゾンビモードもちゃんと存在し、バトルロイヤルモードは大規模マップが2つ常設で用意されている(1つは完全モバイルオリジナル、もう1つは2周年の時に、BO4からBLACKOUTが移植実装された)。またゾンビモードも2種類用意されてるが現在は新ゾンビのタワーディフェンスタイプのゾンビモードが終了しており、旧ゾンビの死の沼のみとなっている。

CoD:MWで追加された多人数バトルロイヤル

拡張コンテンツではないので単独でもプレイ可能だが、CoD:MWとは切り離せず、強制ダウンロードとなる。

2023年にリリース予定のモバイルCoDシリーズ第2作。

内容はWARZONEをモバイル版にしたものだがcodモバイルとは違い、全マッチがプレイヤーだったり本家MW2のデータ連携が1部出来る。ただし運営が違う為、codモバイルとのデータ引き継ぎといった事は出来ない。

2度目の第二次世界大戦回帰作。開発は「CoD:WWII」のSledgehammer Games。

第二次世界大戦を戦った4人の兵士と4つの戦線が描かれる。

Call of Duty: World at War以来の太平洋戦線が描かれる。


タグについて編集

CODのタグだが、Pixivは記事によって違う。

略称としてはCall of DutyなのでCoDの方が正しいのだが、「COD」と大文字の略称のタグが存在する。

基準としてはBOシリーズはBO1、BOCWのみがCOD:BOの大文字表記で、MWシリーズは「CoD」とOが小文字になる表記が多い。

まばらだがCoD:○○(サブタイトル)表記でタグを統一することをできるだけ推奨する。


余談編集

曖昧さ回避にもあるように、codと言う単語はコールオブデューティー以外の意味でも割とよく使われるのだが、当作品があまりにも人気すぎるため鱈を検索したい場合「cod fish」と打たないと出てこないようになってしまった。

又、オリンピックが開催される年になるとツイッターで#(IOCコード)を入れるとその国の国旗の絵文字が付く機能が追加されるため当作品の意味で#CODと打っても問答無用でコンゴ民主共和国の旗が引っ付いて非常に紛らわしくなる。複数のハッシュタグをつけておくのが今のところ回避策。


関連タグ編集

ビューティフォー メダルオブオナー FPS アクティビジョン

山田孝之:CODシリーズの熱烈な大ファンで、Infinite WarfareのCMにも出演している。

ガンダムシリーズ∶2024年にコラボしている。

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