概要
舞台は2054年から2060年で、これまでのシリーズ作品より大きく未来へと進み、正規軍の力が衰えPMC(民間軍事企業)が覇権を握っている時代となっている。
他のシリーズと比べてよりSF色の強い作品となっており、VTOL(垂直離着陸機)輸送機・四足歩行兵器・強化外骨格による高い跳躍、磁力を発するグローブによる壁登り、一枚の布による防弾シールドなどの近未来的な装備・技術が登場する。
本作で初めてCoD作品にブーストジャンプが実装された。
対応機種はPS4、PS3、xbox360、xbox one、Windows
登場人物
CVを務めた演者は登場人物のフェイシャルモデルとモーションアクターも兼任している
- ジャック・ミッチェル
演:トロイ・ベイカー
海兵隊に親友のウィルと共に入隊した兵士。今作の主人公であり、ストーリーモードにおける唯一のプレイヤーキャラである。ゲーム中には喋らないがムービーシーンでは喋る。韓国の戦闘で左手を喪失、海兵隊を退役し、以後、アトラス社に入社。
- ギデオン
演:ギデオン・エメリー
アトラス社の社員であり、新人の教官も務める他、作戦部隊の隊長も務める。英国人。ミッチェルと共に行動する相棒的な存在。
- ジョナサン・アイアンズ
軍事企業アトラス社の社長で創業者。息子ウィルの親友だったミッチェルをアトラス社に誘う。国連とその方針に対して不満を持っている。
- ジョーカー
演:ジェレミー・ケント・ジャクソン
ギデオンの部下。ギデオンをボスと呼ぶ
- イロナ
演:アンジェラ・ゴッツ
アトラス社の女社員。元スペツナズのロシア人。非常に優秀で、訓練では常に一位。戦闘以外に尋問の能力も一級品。
- コーマック
演:ラッセル・リチャードソン
ミッチェルが海兵隊だったころの上官。そして、センチネル部隊長でもある。
- ウィル
演:ポール・テルファー
本名はウィリアム・ロバート・アイアンズ。ミッチェルの親友。
アトラス社社長ジョナサン・アイアンズの息子でもある。韓国の戦闘で戦死する。
- ノックス
演:カーリー・ペイトン
センチネル所属の兵士。アトラスのマンティコアによって死亡。
- マクドネル
演:マット・リーディー
通称キングピン。アメリカ軍の大将。
- ハデス
演:シャリーフ・イブラヒム
本名はヨシフ・チヘイゼ
反西側テロ組織KVAのリーダー。チェチェン独立運動に参加したジョージア人。原発を狙った核汚染テロを計画した張本人で、「五万人を殺した男」などと言われる。
- ピエール・ダノワ
演:エリク・パソヤ
KVAのNo.2で通称はドクター。フランス人。
登場した兵器/組織
組織
- アトラス社
世界最大の民間軍事企業。社長兼創業者はジョナサン・アイアンズ。米国ヴァージニア州アーリントン郡に訓練施設、イラクのニュー・バグダットに本社ビルを持つ他、世界中に拠点や研究施設を持つ。
傭兵の派遣業のみならず、発展途上国(作中では、韓国、ナイジェリア、シエラレオネ)へのインフラ整備なども行っている。軍より20年進んだ技術で義手を作れるなど、技術力はかなり高い。
- KVA
チェチェン独立派から転じた反西側テロ組織。「テクノロジーは癌。人類をその癌から解放する」と謳い、世界中でテロ行為を行っている。リーダーは通称ハデスこと、ヨシフ・チヘイゼ。
- センチネル
アメリカ主導で結成された国連の特殊部隊。主な任務はアトラス社の調査である。その結果、アトラス社が生物兵器、マンティコアを開発していることが明らかになる。
兵器
近未来が舞台である為か、銃は現実の物をモデルにした架空の物が非常に多い。
- EXO
本作の兵士が装備している外骨格パワードスーツ。それぞれ二種類存在し、直接戦闘に特化した「アサルト」、特殊能力に特化し潜入などで用いられる「スペシャリスト」がある。補助装備は三つ選択可能な模様(劇中では作戦毎に固定)。なお、マルチプレイにはアサルトのみ登場する。一部の特殊機能は通信ハッキングに弱く、ハッキングされるとスーツにロックがかかり、身動きが取れなくなる。
- EXO type ASSALT
直接戦闘に特化したEXO。SPECIALISTよりも身体能力の強化度合いが高く、生身の人間相手には無双出来る。主な装備はジャンプ力強化に加え落下速度を軽減する「BOOST JUMP」。クラウドコントロールに用いる音響兵器「SONICS」、不整地での行動能力を上げる「LAND ASSIST」。
- EXO type SPECIALIST
潜入工作や要人救出などの特殊作戦に特化したEXO。装備の選択幅がASSALTよりも幅広い。主な装備は特殊な布で構成された防楯「RIOT SHIELD」、自身の速度を上昇させ体感時間を遅める、所謂SFの「ヘイスト能力」である「OVER DRIVE」、光学迷彩機能である「CLOAK」。
そのほかに共通装備として、体力回復速度を上昇させる「STIM」、鉄製の構造物に貼り付く事が出来る「MAG GLOVES」、アンカーを射出し移動や攻撃に使える「GRAPPLE」などがある。
- A.S.T
EXOの発展型と言える装着型パワードスーツ。首から上のない機械式の着ぐるみのような外見をしている。装着者にチェーンガンやS.W.A.R.Mミサイル、ロケット砲による圧倒的な火力と、ロケットエンジンの炎を浴びても死なない脅威的な耐久力を付与する。しかし装着すると全高3m以上の巨体になる為、通常EXOよりも小回りが利かない上に機動力もガタ落ちし、さらにはEMP攻撃でスーツが機能停止させられると、再起動までの間全く身動きがとれなくなってしまうという弱点がある。
- マンティコア
アトラス社が開発した生物兵器。DNA選択式の細菌で、アトラス社にDNAが登録されていなければアウト。防護服も意味をなさず、胞子1つで致命傷である。ゾンビモードの「EXOゾンビ」では何故かゾンビ化ウィルスになっている。
- ヴァリアブル・グレネード
アトラス社が開発した多機能手榴弾。ピンを抜くだけでは作動せず、特定の機能を選択してから投擲または衝撃を与える事で炸裂する。選択可能なのは、通常の手榴弾と同じ機能で敵も使ってくる「CONTACT」、投擲後にジェット加速しながら標的目掛けて飛んでいき爆発するホーミング弾「SMART」、炸裂によって特殊なフィールドを展開し、敵の姿を赤くマーキングする非殺傷タイプの「THREAT」、生物には効果がないが炸裂と同時にEMPを放ち、喰らった精密機器を麻痺させドローンを即死させる「EMP」の4種類である。
プライマリー
- アサルトライフル
Bal-27:架空銃。P90をアサルトライフル化したような銃。まさかの現代戦であるMWIIIに再登場。挙句の果てにはレーザー銃にまでされてしまった。
AK-12:実銃が存在し、cod:mobileにてAK117と言う名前で登場。
IMR:架空銃。自動給弾機能を持つ。
AE4:架空銃。レーザーライフル。
- サブマシンガン
Repulsor:架空銃。レーザーサブマシンガン。
- スナイパーライフル
Lynk:架空銃。ブルパップ方式の対物ライフル。
MORS:架空銃。後にこちらも何故か現代戦なのにMWIIIに登場。MWIIIではレールガンになる
NA-45:架空銃。1発目の近くに2発目を放つと爆発する特殊な武器。cod:mobileに再登場するもcod:mobileにはブーストジャンプがない地上戦の為、案の定大暴れ。その後弱体化されるも害悪指定されており大会では一切使用出来ない。
Atlas 20mm
- ショットガン
tac-19:架空銃。ソニックブームを発射するショットガン。
S-12:架空銃。ブルパップ方式のボックスマガジン方式ショットガン。
bulldog:架空銃:銃身ごと弾倉を交換する。
blunderbuss
CEL-3 Cauterizer:架空銃。ビームの散弾を発射するショットガン。ゾンビモード限定。
- ヘビーウェポン
EM1
XMG:架空銃。2挺同時持ち。LMGとガトリングモードを切り替え可能。
EPM3
ohm:架空銃。ビームマシンガン。
Magnetron:架空銃。電磁ビームを発射するマシンガン。ゾンビモード限定。
- スペシャル
heavyshield
MDL
m1 lrons
セカンダリー
- ピストル
Atlas 45:架空銃。ハンドガードに弾倉がある。
RW1:架空銃。単発式の信号銃がモデル。
- ランチャー
Stinger M7
MAAWS
MAHEM
- スペシャル
crossbow
ゾンビモード
今作はゾンビモードを追加パックとして購入するとプレイ出来るようになる(地味に値段が高い)。基本的には他シリーズと同様に全員が死亡するまで永遠にラウンドが続く。
EXOゾンビとあるように、ゾンビの殆どはEXOを装備しており、高い身体能力で襲いかかってくる。さらには初期装備ではEXOなしという絶望仕様(途中回収して使用できる)。
ストーリーが用意されており、本編とは全くのパラレルワールドの出来事。本編後半のニュー・バグダットのマンティコア投下で敵兵が死なずにゾンビ化した世界を舞台に、オリジナルキャラであるオズ(演:ジョン・マルコヴィッチ)、リリス(演:ローズ・マッゴーワン)、デッカー(演:ジョン・バーンサル)、カーン(演:ビル・パクストン)そしてレノックス(演:ブルース・キャンベル)がゾンビ世界を生きぬき、アトラス社に立ち向かう。因みに冒頭でギデオンとミッチェルがゾンビに襲われて死にます。
cod:mobile
cod:mobileにATLAS社が再登場(モバイル上での初登場は2021年S1のコミックにて。この時点ではまだプレイに直接的な干渉はない)
大々的に姿を表したのは攻殻機動隊のコラボの際に追加されたニュービジョンシティで存在が明らかとなり、3周年記念で遂にATLAS社自体が姿を現した。勿論だがAW時代のキャラの大半は出て来ないがその代わりディレクターがモバイルオリジナルのキャラとしてATLASの会長としてプレイヤブル実装されている。なおスペクターなど1部本家のキャラクターもモバイルではATLAS側の人間として登場している。
武器やスコアストリークなどは調整などの観点から未だ2つしか実装されていない。(武器はハブラとNA-45、スコアストリークはXS1ゴリアテ、オービタルレーザー(XS1バルカン)。)
関連タグ
MGS4・・・・世界観や時代背景が似ている。
NA-45(COD:M)・・・・本作のNA-45がモバイル版にも登場。最初は暴れていたのだが...?