ピクシブ百科事典は2024年5月28日付でプライバシーポリシーを改定しました。改訂履歴

目次 [非表示]

「力が…力が足りねぇ…!!………また来た…!コイツで、力が…?よし…!」


「うぉぉっ…!すげぇ…身体の底から力が、力が弾けてえぇぇっ……うおォォォォッ!!!!」


『Ultra Dimension!』


「弾けろストロング!! デッカーッ!!」


『Ultraman Decker! Strong type!』


ムラホシ隊長「赤いウルトラマン…!?」


概要編集

特撮ドラマ『ウルトラマンデッカー』の主人公・デッカーの形態の1つ。ダイナ・ストロングタイプ同様にパワーに秀でた形態。


アスミ・カナタウルトラDフラッシャーにデッカー・ストロングタイプのウルトラディメンションカードをリードし、「弾けろ!ストロング!」の掛け声とともに変身する。


容姿編集

原点のダイナ・ストロングタイプと同様、赤と銀のカラーリングが特徴。ダイナとの違いは、原点にはなかったプロテクターと、銀の配色の割合が増えたこと。また、クリスタル周りの金の部分は赤色に変化していたダイナと違いそのままで(ミラクルタイプも同様)、代わりにフラッシュタイプ時に宇宙柄だった部位が太陽のコロナのような模様に変化している。


プロテクターは配色が金からメタリックオレンジに変化し、フラッシュタイプと比べて保護部分が減り動きやすい形状となった。また、胸部の保護部分が減った代わりに両手と右足にプロテクターが手甲や甲掛のように発生している。


変身バンクは両手を握り拳にし、胸の前で両腕をクロスしてから左右に広げるというものであり、トリガーのタイプチェンジがティガのタイプチェンジを彷彿させるのと同様に、デッカーのタイプチェンジのポーズはダイナのものを彷彿させる(背景を含めてバンク映像になっているのも、初期の頃のCG版を彷彿する)。また、変身の際はカナタやデッカーの体が炎に包まれる演出が入る。


戦闘スタイル編集

やはりこの手の形態ではありがちなパワー系タイプとしての運用が多く、フラッシュタイプでは力負けしてしまう相手に対してストロングにチェンジするのが序盤~中盤ではお決まりのパターンだった。

デッカーvsスフィアゴモラ

単純なパワーだけならばスフィアネオメガスなどの相手に食らいつける程の底力を発揮できる馬鹿力が自慢の形態だが、時に頭をキャノピーで防御するモンスアーガーやスフィア由来の衝撃波を持つスフィアレッドキングといった特殊能力も併せ持つタイプの敵にはピンチに陥ることもあった。


ただ、ストロングタイプの特性がカナタとの適正にマッチしていることや敵がスフィア合成獣を始めとする馬力のある相手が多いこともあり、火力不足を補う手っ取り早い手段として重宝されていた。


必殺技編集

超強力なエネルギーを右拳に一点集中させ、超強力なパンチと共に繰り出す。

ダイナ・ストロングタイプのガルネイトボンバーを彷彿させる技。


初使用の第3話では、スフィアゴモラの(恐らくスフィアによって強化された)超振動波を咄嗟にチャージしたこの技で相殺、ナースデッセイ号のナースキャノン発射まで耐えた。その後スフィアゴモラに向かって走りながらチャージしもう一度発動、勢いよく正拳突き後、そのままアッパーを決めて空中で爆破させた。

他にもセルジェンド光線と同じチャージの仕方で両手に炎を溜めるバリエーションもある。

第十話ではGUTSホークに抱えられ、上空から相手に突撃するようなかたちで放った。


よく間違われやすいがルネイドではなくルネイドである。


格闘技編集

  • デッカーストロングアッパー

パンチを突き上げるように繰り出し、敵を空高く跳ね飛ばす。


  • デッカーストロングスイング

相手を掴んで振り回し、遠くに投げ飛ばす。


  • デッカーストロングパンチ

桁外れの怪力で打ち込む、大パワーパンチ。


  • デッカーストロングキック

超怪力のキック攻撃。ストレートキックに回し蹴り、膝蹴りなど派生も存在する。

4話では踵落としとして使い、モンスアーガーに大ダメージを与えた。


活躍編集

  • 第3話

スフィアゴモラの強化されたパワーに押され、苦戦するカナタ/フラッシュタイプ。

カナタが「力が足りねえ」と焦っていると、そこにホルダーからストロングタイプのウルトラディメンションカードが飛び出し、カナタはそれを使いタイプチェンジ。遂にその勇姿を見せた。

解放された超パワーでスフィアゴモラを逆に圧倒、デッカーストロングスイングで投げ飛ばし、放たれたスフィア超振動波も簡易版ドルネイドブレイカーで相殺。ナースキャノンでスキが生まれたゴモラに向かい、走りながらもう一度ドルネイドブレイカーを発動、そのままアッパーで打ち上げて爆砕した。


  • 第4話

モンスアーガーのパワーに対抗するため、フラッシュタイプからバトンタッチ。

しかしそれでもなかなか手強く、HANE2……もといハネジローに教えてもらった頭部の青い弱点に打撃を入れんとするもバリアでガードされてしまう。

しかしハネジローの作戦で地面に(今回のチャージはセルジェンド光線のものに似ていた)ドルネイドブレイカーを打ち込み、地下の間欠泉を刺激して、降ろしていたGUTSファルコンをその勢いで空に打ち上げてGUTSグリフォンに合体させる。

そして再度モンスアーガーの頭部に打撃し、防がれるのを見越して今度は両目にチョップを入れて怯ませると、デッカーストロングキックを踵落としとして使って頭部に叩き込むという戦法で弱点部位にヒビを入れるほどの大ダメージを与え、最大出力で放たれたグリフォンのグリフォンタロンビームに繋ぎ、モンスアーガーを撃破した。


  • 第7話

スフィアメガロゾーアのより強化されたパワーに対抗するため、トリガーパワータイプと同時にタイプチェンジ。怒涛のラッシュで反撃を許さず、ドルネイドブレイカーをトリガーの攻撃に合わせて発動し大きく吹っ飛ばしたり、6本もの触手を掴み行動を封じてトリガーをサポートしたりと、ストロングタイプの怪力を存分に活かした活躍を見せた。

その後はウルトラデュアルソードを使用するトリガーの援護に回っていたが、とどめを刺す直前にカルミラを目撃したトリガー/ケンゴが動揺しているのを見てカナタは思わず心配。直後、メガロゾーアはどこかへ消え去ってしまった。


  • 第9話

凄まじいパワーを持つスフィアレッドキングに対抗するためにタイプチェンジするが、相手のパワーが上で押されてしまう。その後、スフィアレッドキングを抑え込んだグレゴール人グレースを救うためにミラクルタイプにチェンジする。(ここでデッカーはダイナと違いタイプチェンジに制限がないことが判明した)


  • 第10話

セルジェント光線をネオメガスの光線で押し返され、爆発にのまれるが駆けつけたGUTSホークに抱えられ、その状態でタイプチェンジ。ネオメガスに上空からドルネイドブレイカーを叩き込む。ネオメガスから反撃として肩に噛みつかれながらも撃破した。

なお、タイプチェンジ時にインナースペースのカナタも空を飛んでいる姿勢になっている特殊バンクが披露された。


  • 第11話

フラッシュタイプがライバッサーに放ったトリプルデッカースクラムのフラッシュ→ストロング→ミラクル→フラッシュと姿を変える演出で登場。


  • 第12話

スフィアネオメガスとの最初の戦いで変身したが、力負けして倒れてしまう。更にスフィアソルジャーの大群による包囲攻撃を受けてしまい、最後はスフィアネオメガスの光線からイチカソウマを庇って変身解除してしまった。強敵が相手とは言え、ダイナでも無かったストロングタイプ史上初の変身解除となってしまった。(ダイナのストロングタイプは変身解除されたことは無かったが大ダメージを受けたり一時戦闘不能に追い込まれたりして最後はフラッシュタイプになって怪獣を倒したケースはあった。


  • 第14話

デッカー・アスミテラフェイザーとの戦いにおいて二度変身した。一度目はミラクルタイプの能力でテラフェイザーの後ろにテレポートしてから変身し、テラフェイザーと格闘を繰り広げた。その後、テラフェイザーのTRビーム砲からの攻撃を受けた際に再度ミラクルタイプからタイプチェンジし、変身時に身体を包む炎でビームを防ぎ、パンチではじき返した。その後も戦闘を続けるがカラータイマーが鳴ってしまい、決着を着けるためフラッシュタイプにタイプチェンジした。


  • 第15話

デッカー・アスミからディーフラッシャーを託されたカナタが変身。テラフェイザーのクロ―アームによる拘束から脱するためミラクルタイプからタイプチェンジした。クロ―アームによる拘束を外した後ドルネイドブレイカーを放ち、テラフェイザーのクロ―アームによるパンチと衝突するが、クロ―アームを伸ばす勢いに押し負けて吹っ飛ばされてしまう。


  • 第18話

アリブンタの怪力に対抗するためフラッシュタイプからタイプチェンジした。しかし、タイプチェンジした直後に蟻酸を受け、さらにテラフェイザーが参戦したことで2対1の状況となってしまい苦戦する。アリブンタに羽交い締めにされ、テラフェイザーのクローアームで執拗に殴られるという憂き目に合い、TRメガバスターを食らいそうになったためミラクルタイプにタイプチェンジした。


  • 第19話

ギャラクトロンMK2のギャラクトロンベイルを用いた地面からの振動波攻撃に対してミラクルタイプからタイプチェンジ。ウルトラデュアルソードを用いてトリガー・スカイタイプと共に戦闘を繰り広げるが、ギャラクトロンMK2の強力なビーム攻撃を受け苦戦したためダイナミックタイプへタイプチェンジした。なお、ストロングタイプがウルトラデュアルソードを用いて戦闘をしたり、フラッシュタイプ以外の形態からダイナミックタイプにタイプチェンジしたのは今回が初である。(デュアルトリプルデッカースクラムの際に一瞬だけ持ったことはある。)


余談編集

ウルトラマンダイナでストロングタイプは3番目の形態だったが、デッカーでは2番目の形態になる。


デッカーの基本3タイプの中では、唯一本編内でダイナと共演していない。(フラッシュタイプとミラクルタイプはそれぞれダイナの該当する形態と並んだことがある)


劇場版『旅立ちの彼方へ…』ではミラクルタイプ・ダイナミックタイプ共々未登場。これのような例外を除いて基本的に全ての形態が出演するニュージェネの劇場版では珍しい事例である。


テーマソング編集

DiscoverSTRONG

作詞:松井洋平

作曲:末廣健一郎

編曲:小沼理裕

関連タグ編集

ウルトラマンデッカー デッカー(ウルトラマン)

ストロングタイプ

パワー系ウルトラマン


ベータスマッシュ前々作の第3話で初登場した赤い形態、最初の敵はゴモラという点が共通している。


ウルトラマンデッカーの形態項目

関連記事

親記事

デッカー(ウルトラマン) うるとらまんでっかー

子記事

兄弟記事

pixivに投稿されたイラスト pixivでイラストを見る

このタグがついたpixivの作品閲覧データ 総閲覧数: 38195

コメント

問題を報告

0/3000

編集可能な部分に問題がある場合について 記事本文などに問題がある場合、ご自身での調整をお願いいたします。
問題のある行動が繰り返される場合、対象ユーザーのプロフィールページ内の「問題を報告」からご連絡ください。

報告を送信しました

見出し単位で編集できるようになりました