ウルトラデュアルソード
うるとらでゅあるそーど
Dual! Stand by! Ready?
Ultra Combo!
Mons Combo!
ウルトラマンデッカーおよびウルトラマントリガーが使用する長剣。
ウルトラシリーズでも珍しい、2人のウルトラ戦士が共有する武器である。
元々の出自は、第7話冒頭、火星にいたマナカ・ケンゴが彼の知らない姿をしたユザレからトリガー3種のウルトラディメンションカード及びスフィアソルジャーのディメンションカードと共に突然託されたもの。
同時にケンゴはスフィアと融合するメガロゾーアのビジョンを見せられている。
その後地球でのスフィアメガロゾーア戦で初使用、トリガーパワータイプとマルチタイプのカードをそれぞれリードして攻撃した。
第8話のスフィアメガロゾーアとの再戦後、地球を守るための力、そしてアスミ・カナタが戦う意味を見出すまでの力として3枚のトリガーのカードと一緒にケンゴから託された。
ダイナミックタイプ取得後はデッカーシールドカリバーと併用して戦っている。
第19話では再びデッカーと共闘するトリガーに戦いの中でパスされ、グリッタートリガーエタニティのカードをリードし、デッカーシールドカリバーを使用したダイナミックタイプとの同時攻撃でギャラクトロンMK2を撃破した。カナタはそれを期にケンゴへ返却しようとしたが、ケンゴは地球を守るためにユザレから託されたものだからと、再びカナタへ託した。
地球での最後の戦いを終えた際、ケンゴもその場にいたがデュアルソードとトリガーのカードを返却した描写はなかった。ケンゴとの会話の直前にウルトラDフラッシャーとディメンションカードホルダーが消滅しているため、トリガーのカードはそこで消滅した可能性があり、デッカーの力を失ったためにデュアルソードも一緒に消えた可能性があるが、詳細は不明。
中盤で明らかになったユザレの正体からウルトラデュアルソードは未来で作られたアイテムであることが判明した(ただし、本来ケンゴに託されたものだからかデッカー本来の変身者は使用しなかった)。
金色の刀身と赤い柄が特徴。
鍔の部分は開閉式で閉じた状態「トリガーモード」(メイン画像)だとトリガーの、開いた状態「デッカーモード」(イラスト上)だとデッカーの各カラータイマーによく似た装飾が見られる。また、柄頭には空洞があり、必殺技発動時はこちらにウルトラデュアルキーを装填する。
デザインや一部機能など、GUTSスパークレンスとの共通点が多く、さながらウルトラマンサイズに巨大化し剣型に変化したGUTSスパークレンスと言えるだろうか。
剣の中央部分に巨大な分割線のような一本線が引かれており、ここにウルトラディメンションカードをリードすることで様々な必殺技を発動できる。カードをリードした際の音声はウルトラゼットライザー同様、下の名前のみ。
タイプによって必殺技にその特性を付加できる利点もあるようで、特にミラクルタイプは顕著。
デッカーシールドカリバーと併用する際はカードを使用しない(両手が塞がってしまうのでできないと言った方がいいかもしれない)。
ケンゴが手にした際にウルトラデュアルキーへと変化しており、GUTSスパークレンスにウルトラデュアルキーを装填することで出現する。
カナタが使用する場合はデュアルソードはトリガーモードのまますでに実体化した状態で、鍔の部分を開いてデッカーモードにした後、必殺技を使用する時のみウルトラデュアルキーを使用するという形をとる。
何気に10年前大苦戦させられた(しかも強化されている)相手に傷穴を付けるという、トリガートゥルースと同等かそれ以上の攻撃力を見せた一方で、トリガーがこれまで使用してきたサークルアームズやグリッターブレードより大振りであり、これらを経て扱いに慣れていたトリガーは問題なく使いこなしていた反面、当初のデッカーは剣の扱いに慣れていないせいか、トリガーほど上手く使いこなせているとは言い難く、ネオメガスや強化されたスフィアザウルスといった強敵には軽々と弾かれてしまっている(ダイナミックタイプ登場前までの使い方はどちらかと言えば盾や魔法の杖のような扱いとなっている)。
以上の点から、大振りな分威力は抜群だが扱いは難しい剣と見る事もできる。
高い攻撃力と多彩な必殺技に目が行きがちだが剣自体の強度も非常に高く、スフィアメガロゾーアの光線を至近距離で防いだりと防御面でも活躍することがあった。
ダイナミックタイプ登場後は数多の戦いを経験してカナタ自身の技量も成長したのか、テラフェイザーや超獣といった強敵相手でも剣を叩き落とされる事も無く、シールドカリバーと合わせて二刀流ができる程に扱いが上達していった。
単体でも『デュアルウルトラブレイク』という必殺技を発動できる。
が、その真価はウルトラディメンションカードの読み込ませることによる、そのウルトラマンの力を宿した強力な必殺技とそのバリエーションにある。
カード1枚で発動する技
中央のカードリーダー部位にウルトラディメンションカードを一枚読み込ませて発動する技。
これだけでも、スフィアメガロゾーアに十分なダメージを与えられるだけの攻撃力を持つ。
- デュアルデラシウムインパルス
トリガーパワータイプのカードで発動。切っ先からデラシウム光流状のエネルギー波を放つ技。
第7話でトリガーパワータイプが使用。
- デュアルゼペリオンブレイク
トリガーマルチタイプのカードで発動。刀身にゼペリオンエネルギーを集中させて、敵を斬りつける技。
第7話でトリガーマルチタイプが使用。
- デュアルランバルトカウンター
トリガースカイタイプのカードで発動。コマの様に高速回転しながらランバルトエネルギーを帯びた刃で敵を斬りつける技。
第8話でトリガースカイタイプが使用。
- デュアルセルジェンドブレイク
デッカーフラッシュタイプのカードで発動。一回転しながらエネルギーを纏ったデュアルソードで一刀両断する。
第18話でデッカーフラッシュタイプが使用。
テラフェイザーに決定打を与え、撤退に追い込んだ。
- デュアルグリッターゼペリオンブレイク
トリガー3タイプのカードが一つになる形で誕生したグリッタートリガーエタニティのカードで発動。刀身にグリッターゼペリオンエネルギーを集中させて、敵を斬りつける技。
第19話でグリッタートリガーエタニティが使用。
ウルトラコンボ・モンスコンボ
カードを武器にスキャンする戦士たちの武器の様に、決まった2〜3枚の組み合わせでカードをリードする事で発生する必殺技。組み合わせは大量に存在し、キャラクター同士の設定を知っている人ならニヤリとくる組み合わせもある。
コンボ音は『デュアル〇〇スクラム』で統一される。またウルトラマンと怪獣のカード両方をスキャンするコンボだとウルトラコンボが優先される。
- フラッシュマルチスクラム
→デッカーフラッシュタイプ+トリガーマルチタイプ
『デッカーフラッシュ!(Decker Flash!)』『トリガーマルチ!(Trigger Multi!)』
『デュアル!フラッシュマルチスクラム!(Dual Flash Multi Scram!)』
新世代TD基本形態の組み合わせ。
第8話でカナタからフラッシュタイプのカードをパスされたケンゴ/トリガーが使用し、恐らくゼペリオン光線とセルジェンド光線が合体したであろう光の衝撃波を放った。
- トリプルモンスクラム
『ミクラス!(Miclas!)』『アギラ!(Agira!)』『ウィンダム!(Windom!)』
『デュアル!トリプルモンスクラム!(Dual Triple Mons Scram!)』
ディメンションカード怪獣3体の組み合わせ。
第9話にてミラクルタイプで発動し、ディメンションカード怪獣3体が一斉に出動。超能力の力でワープ移動&出現、スフィアレッドキングの爆発からグレゴール人グレースを守るために一緒にその場から消滅する(要はその場から退避する)形で救出した。
今回はミラクルタイプの力が大いに作用していると思われるため、他のタイプだと変化するかもしれない。
- トリプルデッカースクラム
→デッカーフラッシュタイプ+デッカーストロングタイプ+デッカーミラクルタイプ
『デッカーフラッシュ!(Decker Flash!)』『デッカーストロング!(Decker Strong!)』『デッカーミラクル!(Decker Miracle!)』
『デュアル!トリプルデッカースクラム!(Dual Triple Decker Scram!)』
ウルトラマンデッカーの3タイプの組み合わせ。
第11話にてライバッサーを撃破する際に使用。ウルトラマンエクシードXのエクシードエクスラッシュの様に光に覆われてライバッサーを貫通して撃破した。その際、フラッシュ→ストロング→ミラクル→フラッシュの順にタイプチェンジする演出が取り入れられている。
- ミラクルスカイスクラム
→デッカーミラクルタイプ+トリガースカイタイプ
『デッカーミラクル!(Decker Miracle!)』『トリガースカイ!(Trigger Sky!)』
『デュアル!ミラクルスカイスクラム!(Dual Miracle Sky Scram!) 』
新世代TDスピードタイプ2形態の組み合わせ。
ウルトラデュアルソード状のエネルギー体を大量に生成し、円状に展開する事によりバリアを張る技。
第12話にてスフィアネオメガスの光線から、TRメガバスターを放とうとするテラフェイザーを守る際に使用した。
- トリプルトリガースクラム
→トリガーマルチタイプ+トリガースカイタイプ+トリガーパワータイプ
『トリガーマルチ!(Trigger Multi!)』『トリガーパワー!(Trigger Power!)』『トリガースカイ!(Trigger Sky!)』
『デュアル!トリプルトリガースクラム!(Dual Triple Trigger Scram!)』
トリガー3形態を一つにした組み合わせ。上記のトリプルデッカースクラムも考慮すると同じような技だと思われたが、どうやらトリガー三タイプを表した色の光線を放つようだ。
…そこ、グリッタートリガーエタニティで済むだろとか言ってはいけない。
第14話にてテラフェイザーのTRメガバスターと同時に発射し、ノイズラーを撃破した(そして初登場から42年、これまで追い返されただけだったノイズラー初の死亡シーンにもなった)。
- レジェンドフラッシュマルチスクラム
→ウルトラマンダイナ・フラッシュタイプ+ウルトラマンティガ・マルチタイプ
『ダイナフラッシュ!(Dyna Flash!)』『ティガマルチ!(Tiga Multi!)』
『デュアル!レジェンドフラッシュマルチスクラム!(Dual Legend Flash Multi Scram!)』
元祖TD基本形態の組み合わせ。
ゼペリオン光線のポーズをとった後、デュアルソードからゼペリオン光線とソルジェント光線が一つになったTDスペシャルのような必殺光線を放つ。
第21話にてダイナから渡されたダイナフラッシュタイプとティガマルチタイプのカードで使用し、スフィアジオモスを倒した。
本編未使用の組み合わせ例
- マスターズゼロスクラム
『ゼット!オリジナル!(Z!Original!)』『ゼロ!(Zero!)』
『デュアル!マスターズゼロスクラム!(Dual Masters Zero Scram!)』
三分の一人前な押しかけ弟子と新世代を導くツンデレ師匠の組み合わせ。
『ウルトラマン コネクションPresents 魂ネイションスペシャル配信:ウルトラマントリガー編』のバトルステージで初使用(どこで2人のカード手に入れた?とツッコんではいけない)。
トリガーのエタニティゼラテス、(並行同位体の)ウルトラマンゼロのワイドゼロショット、ゼットのゼスティウム光線と共に、アブソリュートタルタロスとタルタロスが呼び出したイーヴィルトリガーに引導を渡した。
- ディスティニースクラム
『オーブ!オーブオリジン!(Orb!Orb Origin!)』『ジャグラー!(Juggler!)』
『デュアル!ディスティニースクラム!(Dual Destiny Scram!)』
因縁の宿敵同士の組み合わせ。「運命」と入っている当たり、公式が狙ってる。
- ウルトラクロニクルスクラム
→ウルトラマン+ゼットオリジナル+トリガー(ただし、全てキャンペーン限定の金のカードでないと発生しない)
『ウルトラマン!ブラザーズマントバージョン!(Ultraman!Brothers Mantle Version!)』『ゼット!オリジナル!(Z!Original!)』『トリガーマルチ!(Trigger Multi!)』
『デュアル!ウルトラクロニクルスクラム!(Dual ultra Chronicle Scram!)』
ウルトラDフラッシャーのキャンペーンでもらえた3枚による組み合わせ。
- トリプルウルトラスクラム
『ウルトラマン!(Ultraman!)』『ジャック!(Jack!)』
『ゾフィー!(Zoffy!)』
『デュアル!トリプルウルトラスクラム!(Dual Triple Ultra Scram!)』
顔が似ているがためにファンすらもよく間違えることに定評のある三人のコンボ。
- ダブルV2スクラム
『ガイアV2!(Gaia V2!)』『アグルV2!(Agul V2!)』
『デュアル!ダブルV2スクラム!(Dual Double V2 Scram!)』
大地の巨人と海の巨人のコンボ。
- ダイナミックエタニティスクラム
→デッカーダイナミックタイプ+グリッタートリガーエタニティ
『デッカーダイナミック!(Decker Dynamic!)』『グリッタートリガーエタニティ!(Gritter Trigger Eternity!)』
『デュアル!ダイナミックエタニティスクラム!(Dual Dynamic Eternity Scram!)』
新世代TD最強形態の組み合わせ。
- ゴーゴーセブンスクラム
『セブン!(Seven!)』『セブン!(Seven!)』『セブン!(Seven!)』
『デュアル!ゴーゴーセブンスクラム!(Dual Go Go Seven Scram!)』
まさかの一戦士のカード三枚で発動するコンボ。
元ネタは言うまでもなくセブンの主題歌の歌詞。
- ダブルマスターズスクラム
『レオ!(Leo!)』『セブン!(Seven!)』
『デュアル!ダブルマスターズスクラム!(Dual Double mosters Scram!)』
ジープ特訓でお馴染みな師弟コンボ。
- ジェネシススクラム
→ウルトラマンデッカー・フラッシュタイプ+ウルトラマンギンガ
『デッカーフラッシュ!(Decker Flash!)』『ギンガ!(Ginga!)』
『デュアル!ジェネシススクラム!(Dual Genesis Scram!)』
新世代ヒーローズの一番とのコンボ且つ未来から来た者同士であるギンガとデッカーの組み合わせ。
- ダブルサクセッションスクラム
『ファザー!(Father!)』『タロウ!(Taro!)』
『デュアル!ダブルサクセッションスクラム!(Dual Double Succession Scram!)』
タロウ親子の組み合わせ。ちなみにサクセッションとは「継承」という意味がある。
- ゼロジードスクラム
『ゼロ!(Zero!)』『ジードプリミティブ!(Geed Primitive!)』
『デュアル!ゼロジードスクラム!(Dual Zero Geed Scram!)』
ウルトラマンジード以降、多くの戦いで共闘してきた二人の組み合わせ。
- バトルクライスクラム
『エース!(Ace!)』『ゼットオリジナル!(Z Original!)』
『デュアル!バトルクライスクラム!(Dual Battle Cry Scram!)』
「最後の勇者」ゼットと、その名付け親であるエースの組み合わせ。ちなみにバトルクライとは兵士を奮い立たせるための叫び声。
- ウルトラディメンションスクラム
→ウルトラマンダイナ・フラッシュタイプ+ウルトラマンティガ・マルチタイプ+ウルトラマンガイアV2
『ダイナフラッシュ!(Dyna Flash!)』『ティガマルチ!(Tiga Multi!)』『ガイアV2!(Gaia V2!)』
『デュアル!ウルトラディメンションスクラム!(Dual Ultra Dimension Scram!)』
TDG三部作の組み合わせ。かつて"時空"を"超"えて共闘したこともある間柄でもある。「TDGスクラム」という安直な名前にしない開発の粋なネーミングセンスを感じられる。
- スリーブルースクラム
→ウルトラマンアグルV2+ウルトラマンコスモス・ルナモード+ウルトラマンヒカリ
『アグルV2!(Agul!)』『コスモスルナ!(Cosmos Luna!)』『ヒカリ!(Hikari!)』
『デュアル!スリーブルースクラム!(Dual Three Blue Scram!)』
青いウルトラマン三人の組み合わせ。
- ダブルマルチスクラム
→ウルトラマントリガー・マルチタイプ+ウルトラマンティガ・マルチタイプ
『トリガーマルチ!(Trigger Multi!)』『ティガマルチ!(Tiga Multi!)』
『デュアル!ダブルマルチスクラム!(Dual Double Multi Scram!)』
トリガーとそのモチーフとなったティガの組み合わせ。
- エタニティグリッタースクラム
→グリッタートリガーエタニティ+グリッターティガ
『グリッタートリガーエタニティ!(Glitter Trigger Eternity!)』『グリッターティガ!(Glitter Tiga!)』
『デュアル!エタニティグリッタースクラム!(Dual Eternity Glitter Scram!)』
同じ「グリッター」の名を冠したティガとトリガーの最強形態の組み合わせ。
- コスモスタースクラム
→ウルトラマンコスモス・ルナモード+ウルトラマンジャスティス・スタンダードモード
『コスモスルナ!(Cosmos Luna!)』『ジャスティススタンダード!(Justice Standard!)』
『デュアル!コスモスタースクラム!(Dual Cosmostar Scram!)』
コスモスペースのウルトラマン二人の組み合わせ。ウルトラマンレジェンドの合体元コンビでもある。
- ダブルマスターズゼロスクラム
『ゼロ!(Zero!)』『レオ!(Leo!)』!
『デュアル!ダブルマスターズゼロスクラム!(Dual Double Musters Zero Scram!)』
ウルトラ銀河伝説での修行を経て、師弟となったウルトラマン二人の組み合わせ。
- サクセッションスラッガースクラム
『セブン!(Seven!)』『ゼロ!(Zero!)』
『デュアル!サクセッションスラッガースクラム!(Dual Succession Slugger Scram!)』
70親子の組み合わせ。
- サクセッションジーンスクラム
『ベリアル!(Belial!)』『ジードプリミティブ!(Geed Primitive!)』
『デュアル!サクセッションジーンスクラム!(Dual Succession Gene Scram!)』
ベリアル親子の組み合わせ。ちなみにジーンとは「遺伝子」という意味がある。
- レオフィーリアススクラム
『レオ!(Leo!)』『アストラ!(Astra!)』
『デュアル!レオフィーリアススクラム!(Dual Leo Phileas Scram!)』
獅子兄弟のコンボ。ちなみにフィーリアスとは「怒り狂う」「逆上する」などといった意味がある。直訳すると「怒れる獅子」だろうか。
- テンペストスクラム
『ベリアル!(Belial!)』『ゼロ!(Zero!)』
『デュアル!テンペストスクラム!(Dual Tempesta Scram!)』
今や切っても切れないほどのライバルとなったゼロとベリアルの組み合わせ。
- ナイトメアスクラム
→ウルトラマンベリアル・アトロシアス+ウルトラマンゼロビヨンド
『ベリアルアトロシアス!(Belial Atrocious!)』『ゼロビヨンド!(Zero Beyond!)』
『デュアル!ナイトメアスクラム!(Dual Nightmare Scram!)』
上記のテンペストスクラムの強化版ともいえる組み合わせ。
- トリオザダークスクラム
『カルミラ!(Carmeara!)』『ダーゴン(Darrgon!)』『ヒュドラム!(Hudram!)』
『デュアル!トリオザダークスクラム!(Dual Trio the Dark Scram!)』
闇の三巨人の組み合わせ。
- スパークランサースクラム
『ギンガ!(Ginga!)』『ビクトリー!(Victory!)』
『デュアル!スパークランサースクラム!(Dual Tempesta Scram!)』
スパークランサーを使う者同士の組み合わせ。名前の由来は「ギンガスパーク」+「ビクトリーランサー」だろう。ウルトラマンギンガビクトリーの合体元コンビでもある。
- ダブルアーススクラム
『ガイアV2!(Gaia V2!)』『ビクトリー!(Victory!)』
『デュアル!ダブルアーススクラム!(Dual Double Earth Scram!)』
大地を護るウルトラマン二人の組み合わせ。映像作品での絡みはほぼないが、オーブのゲーム限定フュージョンアップ形態にこの2人の力を使ったフォトンビクトリウムがある。
- ブレイブナイトスクラム
『メビウス!(Mebius!)』『ヒカリ!(Hikari!)』
『デュアル!ブレイブナイトスクラム!(Dual Brave Knight Scram!)』
盟友であるメビウスとヒカリの組み合わせ。ネーミングからメビウスブレイブを思い出したという声も。
- サクセッションホーンスクラム
『タロウ!(Taro!)』『タイガ!(Taiga!)』
『デュアル!サクセッションホーンスクラム!(Dual Succession Horn Scram!)』
タロウ親子の組み合わせ。ホーンはウルトラホーンのことだろう。
- オポジットウルトラスクラム
『ベリアル!(Belial!)』『ファザー!(Father!)』
『デュアル!オポジットウルトラスクラム!(Dual Opposite Ultra Scram!)』
ウルトラ大戦争を生き抜いたベリアルとウルトラの父の組み合わせ。ちなみにオポジットとは「正反対」「真逆」という意味がある。悪のウルトラマンとして数々の世界で暴れまわるベリアルと、宇宙警備隊大隊長として宇宙の平和を守ろうとするウルトラの父を対比したネーミングと言える。
- クリスタルスクラム
『ロッソフレイム!(Rosso Flame!)』『ブルアクア!(Blu Aqua!)』!
『デュアル!クリスタルスクラム!(Dual Crystal Scram!)』
コミカルな兄弟ウルトラマン二人の組み合わせ。ウルトラマンルーブの合体元コンビでもある。
- オーバーザトップスクラム
→ウルトラマンオーブ・オーブオリジン+ウルトラマンロッソ・フレイム+ウルトラマンブル・アクア
『オーブ!オーブオリジン!(Orb!Orb origin!)』『ロッソフレイム!(Rosso Flame!)』『ブルアクア!(Blu Aqua!)』!
『デュアル!オーバーザトップスクラム!(Dual Over The Top Scram!)』
惑星O-50由来の力を持つウルトラマン三人の組み合わせ。
この他にも個性的なコンボが非常に多く存在する。気になる人は早速スキャンしてみよう。
『Boot up!』『Dual Sword!』
『Ready?』
デュアルソードが変化した特殊なGUTSハイパーキー。普段はこの姿で携帯される。
形状はトリガートゥルースキーと同型で、あちらでトリガー・マルチタイプとトリガーダークが描かれていた箇所にこちらはトリガー・マルチタイプとデッカー・フラッシュタイプが描かれている。
このキーをGUTSスパークレンスに装填、起動することで、デュアルソードをインナースペースに召喚する。
またデュアルソード本体にキーを装填すると『Ready?』という音声と共に必殺技を放てるようになる。
余談だが、玩具ではGUTSスパークレンスのハイパーガンモードで使用すると銃撃音が剣戟音になってしまう。
また、デュアルソード本体のキーを装填する場所はサークルアームズと同じ形なのでデュアルキーをサークルアームズに装填すると、
サークルアームズ『Maximum boot up!』
デュアルキー『Ready?』
という(文として一応意味は通るが)二つのアイテムのシステムボイスが違うためカオスな音声になってしまう(ちなみに装填した後にサークルアームズのトリガーを押すと、例えばマルチソードの場合「デュアルソードフィニッシュ(Dual showd Finish)」という音声が流れる)。
無論、デュアルソード本体も他のハイパーキーに対応しており、『ゼペリオンウルトラブレイク』などオリジナルの必殺技遊びが可能。やろうと思えばトリガーかティガのカードとキーで『ゼペリオンゼペリオンブレイク』も可能。
- カラーリングはトリガーから託されるという展開だったため、GUTSスパークレンスやサークルアームズに合わせて白ベースも考えられていたが、過去のニュージェネではやっていなかった赤と金色の派手なカラーリングとなった。
- 柄は閉じた際にはトリガーの模様、開いた際にはデッカーの胸にある宇宙のような模様が出てくるものとなっており、刃先のデザインは2つの力が交差しているようなイメージとなっている。
- これらのコンセプトはもともとトリガー専用の武装としてデザインされたときの名残である。
- 『ウルトラマントリガー』と同じ世界が舞台であることから、前年の連動アイテムであるGUTSハイパーキーとウルトラディメンションカードの両方が使える機能が導入された。この方式は、ある意味では『ウルトラマンX』のエクスデバイザー以来ともとれる(但し、こちらは前作「ギンガ」とは別の世界である)。
- 撮影用のプロップは例年と異なり玩具との差異が目立ち(刀身が長くシャープになっている)、カナタ役の松本氏曰く「大きくて重いから大変でした」とのこと。
- また「インナースペースでデュアルソードのアクションする際に力入れすぎて口がムッとなってしまったことを反省している」とBANDAIのデッカーのおもちゃ動画に出演した際に語っている(参照)。
- ウルトラデュアルキーはトリガートゥルースキーのリデコ。そのため、GUTSスパークレンスでもグリッタートリガーエタニティキーやトリガートゥルースキーと同様の発光及び音声パターンが発動する。
- 最強形態の最強武器とはメインカラーが対になっており金を共通としつつもそれぞれ赤と青である。地味にこの2つはデッカーを象徴する2色で、同時に持つことももちろん可能。