『Ultraman Trigger Power type!』
『Boot up! Deracium!』
「勝利を掴む、剛力の光!!」
「ウルトラマン…トリガーッ!!!」
『Ultraman Trigger Power type!』
データ
ウルトラフライ(空中飛行) | マッハ3 |
---|---|
ウルトラジャンプ(陸上飛躍) | 500m |
ウルトララン(陸上走行) | マッハ1 |
ウルトラスイム(水中潜航) | マッハ1 |
ウルトラドリル(地中移動) | マッハ1 |
※身長・体重は全タイプ共通のため省略、表中の数値はすべて最大値のもの。
概要
特撮ドラマ『ウルトラマントリガー』の主人公・トリガーの形態の1つ。ティガのパワータイプ同様にパワーに秀でた形態で、サークルアームズをハサミ型の爪「パワークロー」に変形させて戦う。
変身時には一旦ティガと同様にマルチタイプの全身を赤くしてからプロテクターや肉体が変化、下記のような外見となる(戻る場合は全身が光ることでマルチタイプになる)。またスカイタイプへのチェンジ時に全身が青or紫色のパワータイプという珍しい姿を経由してから変身した。
容姿
基本カラーは赤と黒。
頭部の鶏冠はウルトラマンアグルのようなセブンタイプ系の造形。プロテクターの配置はコレまでのウルトラマンには見られなかった、たすきがけのようなスタイルが特徴(背面のディテールは同じくパワータイプのウルトラマンタイタスのものに似ている)。
腰から太ももにかけてのラインと配色はウルトラマンガイア(スプリーム・ヴァージョン)を思わせる配置になっている。
これらの要素からTDG三部作のうち、『ウルトラマンガイア』の要素が強いと思われる(余談ながら、ガイアらはデザインに黒の要素をいち早く取り入れていた)。このためかスカイタイプにチェンジする際に青くなった姿はアグルに近い印象となっている。
また、その容姿は頭部の造形や胸部のディテールがティガとともにピラミッドの中で眠っていた巨人像の一体(ティガの左に位置していた像。ゴルザによって破壊された)に似ているが、詳細は不明。
戦闘スタイル
当然の如くその筋肉質な身体を生かしたパワーファイトを得意としており、マルチタイプでは手も足も出せない程頑強な肉体を持つダーゴン相手にもある程度対抗できるようになった。また、水中でも難なく行動できるようで、ダーゴンを海中に落とした際は進んで海底での対決を試みている。
マルチタイプ時にはもっぱら単純な剣として使うことが多かったサークルアームズもこの形態では敵の攻撃をクローで挟み込んで受け止めたり敵の首を挟んで押さえつけたりと、見た目に似合わず技巧派な一面も持つ。
しかし、元々変身者のケンゴが植物学者という経歴でかつ戦闘の素人だったという都合上、フィジカルがモロに反映されるこの形態とはあまり相性が良くないのか、序盤は使用率があまり高くなかった(というか令和シリーズの先輩が根っからの戦闘員であるという事情もあるので一概に比べられるものでもないが)。パワーだけならデアボリック戦で負傷した状態かつ相手が様子見の段階とはいえアブソリュートディアボロとほぼ互角であったが、戦闘技術の面で押されている場面も見られた。
ただ、グリッタートリガーエタニティが登場する中盤までの戦績は怪獣を2体(オカグビラとザラガス)撃破、闇の巨人(ダーゴン)にも1勝と、スカイタイプと並んでいる。第8話では同じパワー系のベータスマッシュとコンビネーションを組んだこともある。
また、後半からは強敵との対決が増えた事もあってか、出番が増えてきている。
必殺技
ティガのパワータイプと同様、エネルギーを溜め込んだ赤い光球を放つ必殺技。ティガ版と比べると光球の色がよりオレンジ色寄りなほか、発射時には体と両腕のプロテクターが同時に発光するという差異がある。また、使用時のSEが回によって微妙に違う(これは原作の『ティガ』からしてそうなのだが)。
- デラシウムクローインパクト
パワータイプのハイパーキーを装填したサークルアームズを地面に突き刺し、デラシウムエネルギーが込められた赤い衝撃波を敵に撃ち込む技。
元ネタは恐らく、ダーラムの必殺技であるファイアマグナムだと思われる。
第4話では、地面に突き刺さずサークルアームズで直接殴りつけるバリエーションでオカグビラを粉砕した。
- トリガージャイアントスイング
ティガのウルトラ・スイングと同様のものと思われる。
- トリガーパワーバスター
ティガのウルトラヘッドクラッシャーと同様のものと思われる。
関連タグ
ウルトラマントリガー タイプチェンジ パワー系ウルトラマン マルチタイプ(ウルトラマントリガー) スカイタイプ(ウルトラマントリガー)
ダーラム:ティガと敵対した闇の巨人で同じく赤と黒が基本カラー。パワーファイターであるという点も共通。