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タロウ親子

たろうおやこ

「ウルトラマンタロウ」とその息子「ウルトラマンタイガ」の組み合わせ。
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概要編集

令和最初のウルトラシリーズ『ウルトラマンタイガ』の主人公「ウルトラマンタイガ」と「ウルトラマンタロウ」の親子コンビ。


ウルトラセブンとその息子「ゼロ」、ウルトラマンベリアルとその息子「ジード」に次ぐ、新たなウルトラ親子。

ウルトラの父の息子というイメージが強く、ウルトラ6兄弟の中で長らく(特にファンから)末っ子扱いされていたタロウが父親になっていたことは、多くのファンを驚かせた(もっとも末っ子扱いについてはファンからのイジリの側面が強く、『メビウス』にて既に教官キャラが定着していた)。



関係性編集

親子なだけあって、容姿・性格はかなり似ているが、タイガはレッド族には珍しく銀を基調とした体色となっている。恐らく、祖父母からの隔世遺伝であると思われる。

若い頃のタロウは自意識過剰になりやすい節があったが、息子タイガにもその気質が若干受け継がれている。また、どこかお調子者な雰囲気も受け継いでいるようだ。


タイガはタロウに認めてもらいたがっているものの、素直になりきれないとされている。

タイガは父タロウのことを「父さん」と呼び、常に敬語で話すなど、品行方正であると同時に偉大な父親を尊敬している様子が窺える。タロウの方も、若き日の自分と息子の姿を重ね合わせているようで、厳しさと優しさを持って息子と向き合う良き父親となっている。『タイガ』のボイスドラマ第12回で、かつてタイガが80から勉強を教えてもらっていたことが明かされており、タロウが80に家庭教師を頼んだのでは?とも言われている。


上記だけ見れば大変仲睦まじい親子であり、実際にそれも間違いではないのだが、タイガは「父親(+祖父母)が偉大な存在であるが故に誰も「タイガ」個人としての自分を見てくれない」という悩みを抱えており、同時にそれが彼のコンプレックスとなっていた(また父タロウも偉大な父親を持つがゆえに苦労していた身の上である)。「タロウの息子」と呼ばれることにも多少の抵抗があるようで、タイガを挑発するために「息子」呼びしたトレギアに対しては「俺は…タイガだ!!」と激昂していた。

同じ二世ウルトラマンであるゼロが「セブンの息子」をよく名乗っているのとはかなり対照的で、生活環境の違いが如実に表れた結果と言えなくもない。

当然だがタイガがタロウのことを大切な父親と思っていることは間違いなく、ヒロユキから父親のことを聞かれた際もどこか嬉しそうに紹介していたことからもそれが窺える。

人間で言えば中学生くらいの年齢にあたるタイガは、まさに「思春期」の難しい年頃を迎えていると言えるだろう。

そもそも70親子とベリアル親子はかなり特殊な親子関係であり、むしろタロウ親子の方が普通の親子関係に近かったりする。


タイガはアンドロ警備隊の戦士アンドロアレスから贈られた光の勇者という二つ名を持つが、父であるタロウも当時の児童誌によると『タロウという名前は光の国の言葉で正義を愛する勇者という意味で、日本語の太郎の事は地球に来た後で知った』という設定になっている。


関連人物編集

ウルトラマンメビウス編集

タロウの弟子でタイガの兄弟子。


ウルトラマンギンガ編集

タロウの戦友でタイガの先輩。


ウルトラマントレギア編集

タロウの親友にして影を自称する者。またタイガの因縁の相手でもある。


関連タグ編集

ウルトラシリーズ ウルトラマンタイガ 二世ウルトラマン

70親子 ベリアル親子


一条寺友也:タロウとタイガ同様に偉大な父親を持つがゆえに苦労する子供。

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