CV:土田大
概要
ガンダム・ルブリスの開発マネージャーで、エルノラ・サマヤの夫。
モビルスーツ開発企業オックス・アース・コーポレーションから、ヴァナディース機関に出向している。
ガンダム・ルブリス 量産試作モデルのパイロットでもある。
解説
人物像
ヴァナディース機関メンバーとの関係は良好で、カルド・ナボの事も尊敬している。
サマヤ家では娘の誕生日の準備に精を尽くし、妻や娘を案じてか、上層部がルブリスのロールアウトを強行した事を嘆いたりと良き父として振舞う半面、自社製品の批判から目を背けたりドミニコス隊MS発進直前まで通信していた本社と遮断されるなり「スペーシアンの狭量が…。」と、幸か不幸か一家には聞かれずに済んだものの差別発言をこぼしたりと人間としては身内には優しいが他所にはそれが向けられない小人物として描かれていた。
家族の前に見せる姿が建前で本音は家族のいない場で見せた面であろう。もっとも、差別思想に関してはスペーシアン側も持ち合わせている上に、本編ではスペーシアンによる経済搾取や弾圧によりアーシアンの生活水準は低く、更には人権無視の深刻な弾圧にも晒されている事が判明しているため、一概に責める事は出来ない。
動向
モビルスーツ評議会の不穏な動きを本社勤務の同僚ヤマオカからの連絡で知った矢先にドミニコス隊の急襲を受け、本社からの援軍が期待できない状況と判断し自らフロントに配備された量産試作モデルの一機LF-01で出撃。
ハイングラを一機撃墜し圧倒するものの、妻子の搭乗したガンダム・ルブリスがベギルベウに追い詰められていたため、バルカンを乱射しつつ接近しべギルベウを掴んで妻子に逃げるよう促し、パーメットスコア4を発動させてベギルベウを押し出しつつ、娘のために「ハッピーバースデートゥーユー」を歌いながら力尽きた(しかもこの際の歌唱はドミニコス隊の母艦も傍受しシステムをオーバーライドしたのか遮断すら出来なかった)。
余談
- 2023年4月23日配信の『魔女ラジ』第28回『フォルドの夜明けラジオ』では、彼の『PROLOGUE』での過呼吸の演技が他のGUND-ARMパイロットの演技の見本となっているこぼれ話が語られた。
関連タグ
サマヤ家
ALERT
あなたは進める子。でしょ?
※物語の核心に迫る重大ネタバレ注意!!
以降、Season2の最新話までの視聴推奨。ネタバレが嫌なユーザーはブラウザバックを強く推奨します!
うん、進める。進んできた。
逃げたら一つ。進 め ば 二 つ。
ALERT
Season2以降の解説
ナディムらの奮戦の甲斐なく、壊滅したフォールクヴァング。
未来を託したエルノラとエリクトであったが、娘は幼過ぎたがゆえに宇宙障害を患って(いたと思われ)死亡。全てを失った妻は顔と名も捨て復讐鬼となった。
その後の妻の発言などを整理すると、(実態の暴露や監査逃れのため)オックス本社からヴァナディースそのものが(彼のような出向社員ごと)切り捨てられた可能性が高く、彼自身は軍需産業の人間ではあったものの妻からは愛されていたようだ。
Season2以降の余談
- 作中の時系列上(メタ的にも)最も早くパーメットスコア4以上を使用して死亡した人物であり、Season2で明かされたデータストームに関する描写から彼の意識も保存されている可能性が高いが……?