「そうね。でもこの技術がなかったら ママは もう生きてないのよ。」
「だから カルド博士はママの先生で ママの命の恩人なの。」
CV:能登麻美子
概要
『機動戦士ガンダム水星の魔女』の前日譚、『機動戦士ガンダム水星の魔女PROLOGUE』の登場人物。
オックス社から出向しているナディム・サマヤとは仲の良い夫婦で一人娘のエリクトがいる。
ヴァナディース機関の研究ラボ・フォールクヴァングの研究員。
人物像
ガンダム・ルブリスLF-03のテストパイロットも務めており、所長のカルド・ナボには「あんたで出来なければ他の誰にもできない」と評されるほど優秀であるらしい。
ナディムのように反スペーシアン感情を持ち合わせていたかは不明である。
右腕はGUND技術による義手となっており、搭乗時は外して接続することもある。
この体になることで命を長らえていたらしく、恩人であるカルドを「先生」と呼んでいる。
動向
評議会から課された期日が近づいてもルブリスLF-03の稼働条件、「レイヤー33」をどうしても突破出来ず焦りを募らせていた。
その際、パーメットスコアを上昇させて打開を図ろうとしたが却下されており、健全性の証明のため人体への影響が少ないスコア2以下で突破する必要があったと思われる。
娘・エリクトが4歳の誕生日を迎えたその日。ラボは突然の敵襲を受け、LF-03のコクピットに籠城していたエリクトと共に脱出。自分の知らぬところで娘が機体に認証されていたことを知って戦慄したかと思えば、4歳の子供が無邪気に敵を撃墜するのを目の当たりにして愕然とする事に。直後、動揺する暇もなくベギルベウの襲撃を受けるも、ルブリス量産試作モデルLF-01で救援に来たナディムに強く促されて逃亡し夫に「愛してる」と告げて何処かへ落ち延びた。
本編では、水星のシン・セー開発公社CEOにしてエアリアルの開発責任者を名乗っている、頭部をヘッドギアで覆ったプロスペラなる女性が登場。右腕がエルノラと同じ義手であり、演者も共通している点などから二人は同一人物とみられるが……。