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グリムド

ぐりむど

グリムドとは、劇場版『ウルトラマンタイガ ニュージェネクライマックス』に登場する怪獣。
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データ

  • 別名:邪神魔獣
  • 身長:70メートル(※伸縮自在)
  • 体重:7万トン(※伸縮自在)
  • 出身地:不明


概要

邪神魔獣 グリムド


劇場版『ウルトラマンタイガ ニュージェネクライマックス』に登場する怪獣。
ウルトラマントレギアがその身に宿す、「名前を口にしただけで呪われる」とされている邪悪な怪獣。
巨大な一つ目に、頭部や体から禍々しい形状の角や無数の刺を生やし、胴体に第二の顔を持つ。

宇宙遺跡ボルヘスの墓場に封じられており、トレギアに封印を解かれ彼の体内で彼に力を与え続けていたが、ウルトラマンタイガとの戦いがきっかけで封印が緩んだ事で体外へと飛び出した。しかし、ウルトラマンギンガをはじめとしたニュージェネレーションヒーローズの力で、彼らの変身能力と引き換えに結界の中へと封印されていた。

トレギアが宿し、力を得ていたと言う事から見て、もしかしてグリムドはトレギアが闇に墜ちた事と関係があるのでは?と推察されている。
実際、胸部のデザインはトレギアの仮面に似ている他、一つ目がウルトラマンのシンボルであるカラータイマーを連想させる。トレギアは拘束具でカラータイマーを覆っていたが、それが外れたならばこのグリムドが顔より出てくるイメージだろうか…?

タイガ超全集収録の過去編「トレギア物語/青い影」では、宇宙が誕生する以前の光も闇もない混沌が形を成した邪神をトレギアが取り込んでいるのだが、その数なんと数百体。グリムドがその内の一体なのか融合体なのかは不明。
宇宙遺跡ボルヘスは生き物の無意識の海と同義であり、その深淵に封じられてなお悪夢や創作家のインスピレーションとして干渉していたらしい。
闇を極めるためのパワーソースにするために邪神を探す旅で深淵を覗き続けた結果、正気を失い現在の虚無主義に陥ったそうだ。

能力

伸縮自在の体と圧倒的なパワー、スピードもさることながら、強力な電撃を放つグリムボルト、口から発射する光線グリムレイ、衝撃波を伴った咆哮グリムハウリングを放つ。
自らをエネルギー化して他者に憑依する能力も有しており、憑りついた対象の有する能力・技も自在に使いこなす知性も有する。この憑依能力を利用してウルトラマンタロウに憑りついた。

トレギアの悪辣さを支える数多の能力のパワーソースであり、トレギアはグリムドを分離させても体内に力の一部を残しているのでこれまで通りの活動が可能。またグリムドにとって力を分け与えているトレギアは自らの分身のような扱いらしく、彼の策略の手駒として従順に動く。

そして、トレギアが我が身と共に力を返還することで、身体のサイズを更に膨張させて完全体に。自らの無数の目が浮かぶ暗雲に包まれた亜空間を生じさせ、虚空より巨大な自らの腕と足を出現させての物理攻撃も行えるようになる。

なお、腹部にも第二の顔を持つなど一見すると喋りそうな感じにも見えるが、に明確な会話は行わない。
あるいは生けるものが衰退して滅んだ先に行き着く境地=虚無の化身であるが故に、生けるものが当たり前として持ち合わせている“情動”を有していないとも考えられ、明確な活動をするには虚無の感情を持った生けるものに憑りつきその情動に従う形で動く生態(?)なのだと推測される。
実際グリムドの力を得たトレギアが行ったことは迷っている他者を策謀で絶望に突き落としそれへ憎い自分を投影する自己蔑視と言う余りに最低な物だったが、それへグリムドは何の反応を見せずトレギアの体内に宿り淡々と力を与え続け、更にはタロウをトレギアの傀儡とする道具同然の扱いを受けても大人しくその命令に従っていた。

総じて、グリムド単体ならただ存在し続けるだけなのだが、何らかの形で虚無に魅入られた者と一体化してしまえば宿主の歪んだ意思と情動に従うままその力を使い宇宙を脅かす存在と化す危険性を持っていると言える。
そして虚無に魅入られる可能性は生けるものなら誰でも等しく抱えているので、そうした者達が安易に触れない様、虚無の化身である邪神は封じられ呪いを齎す存在として恐れられているのだろう。

余談

名前の由来は、グリム童話もしくはグリムロ(グレモリー)、あるいは単純に英語の『グリム(=Grim、厳格、無慈悲を意味する)』を捩ったものと思われる。
教訓物の怖い話が多いグリム童話を語源とした怪獣に、『狂おしい好奇心』を意味する名を持つウルトラマンが共生関係になったのは悪い意味で運命的と言えよう。

令和初となる劇場版怪獣だが、出演映画が公開延期となったまま次回作の放送が開始されたため、映像作品でのデビューをその次回作第1話登場の新怪獣に先を越される羽目になってしまった。

身長は70メートルと設定されているが実際は伸縮自在とされており、完全体となった際は数百メートル級にまで巨大化が可能。
そのため新世代ヒーローズ及び令和ウルトラシリーズの劇場版では初となる超巨大怪獣のラスボスでもある。

腹部に顔があり突起物が多くあるデザインは如何にもウルトラ怪獣らしいとの評価もある。

グリムドのスーツはそのデザイン上、普通に立っているだけで倒れると言われるほどの重量があるが、スーツアクターを担当する桑原義樹氏はパーツを吊るなどの手段を採らず、自らの体力だけで軽やかなアクションを演じ切った。

初期の段階ではトレギアとは元々無関係の怪獣と想定されており、単にトレギアが力を利用するために呼び寄せる予定だった。

ソフビはウルトラ怪獣シリーズ500で商品化されており、かなりこじんまりとしつつも実物を意識した造形となっている。
なお、新世代ヒーローズの映画のラスボスで最初から500シリーズで商品化されるのは初である(TVシリーズを含めばダークルギエル以来2度目となる)。

関連項目

ニュージェネクライマックス ウルトラマントレギア

スネークダークネス - 前作の新怪獣。これもトレギア関連の怪獣である。

Uキラーザウルス - 14年前の劇場版に登場した怪獣。これも複数のウルトラ戦士の変身能力と引き換えに封印されていた。

ウルトラマンベリアル - 同じようにウルトラ戦士憑りついて操った悪役繋がり。

ガタノゾーア - 「邪神」の名を冠するウルトラシリーズのボス怪獣。

グリーザ - 「虚空=無」の化身である怪獣。こちらは有を消し去ろうとする「欲望」とそれを達成した「喜び」の情動に突き動かされて活動する。グリムドが滅ぶだけで生むものが無い「-0」の存在に対して、こちらは有が生まれる前の状態に戻す「0」の存在とも言え、そのある種の純然さが邪神とほぼ同じ性質になったトレギアへは恐ろしい物に見えた様子。

宝生永夢 - 幼少期に虚無へ魅入られた経験を持つが故、グリムドに憑りつかれる素地がある人物。しかし彼は命の恩人の影響で生きることに大きな意味を見出しており、仮にグリムドと一体化してもその力を誰かを救うために使おうとするのが予想されるプラス方向の情動を持つ。

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