デスシウムライズクロー

ですしうむらいずくろー

デスシウムライズクローとは、ウルトラマンゼットデルタライズクローの変異最強形態。

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目次 [非表示]

1 データ

2 概要

3 必殺技

4 余談

5 関連イラスト

6 関連タグ

6.1 配信限定タイプの系譜

6.2 新世代ヒーローズ最強形態

ゼット「ベリアロク！やっと戻って来てくれたか…！」

ベリアロク「フン、“本来の持ち主”の意地を見せてみろ」

ゼット「ああ、力を貸してくれ…ハルキ！」

「チェストォーッ！！！ウルトラ凄いパワーだ…！」

データ

身長：	52メートル
体重：	3万7千トン

概要

『ウルトラギャラクシーファイト運命の衝突』で初登場したウルトラマンゼットの最強形態であるデルタライズクローがベリアロクの闇の力で更に強化された変異最強形態。

その見た目はデルタライズクローの銀色の部分が黒に染まり、目が青に染まるなどベリアロクの誕生のルーツとなっているジード、そしてその父親であるベリアルを彷彿とさせる変化が見られる。

トリガートゥルース同様、『ティガ』や『ネクサス』などでは悪の象徴であり全否定であった闇の力で強化し、暴走することもなく強大な力を使えるのも『オーブ』以降のウルトラシリーズにある闇を否定せず受け入れるスタイルに舵を切り、「光も闇も使い方、向き合い方次第でどうにでもなる」という描かれ方を積み重ねてきたからこそできたものである。

必殺技

ゼスティウムデスバースト

闇の力によってパワーアップしたゼスティウム光線の強化版。

基本的な構えは、他形態が使うゼスティウム光線と同じく十時に腕を組むポーズだが、エフェクトがデスシウム光線やレッキングバーストの如く赤黒く変化している他、ベリアロクを保持したまま剣に左手を添えて放つなどオリジナルのゼスティウム光線とは多少の違いが見られる。

名前の由来はゼットのゼスティウム光線+ベリアルのデスシウム光線+ジードのレッキングバースト。

余談

『ウルトラマンZ』には劇場版が無かった為(代わりに『Z』の次回作『ウルトラマントリガー』の劇場版への客演でそれを補完する形を取っている)、本編以降の映像作品でのゼット初の新規形態となる。
- また、ゼットの形態名称としては珍しくギリシャ文字の法則から外れた物となるが、恐らくウルトラメダル由来では無い形態であるからだと思われる。

今まではベリアロクはゼットよりもハルキを大層気に入っており、ゼットには雑な対応をする事が多かったが、今回はベリアロクから「本来の持ち主」と言われた事で、明確にゼットの事も認めていると考えられる。

元々デルタライズクロー自体がベリアルメダルという特異な存在から生まれたイレギュラーな形態である上、ベリアロクも誕生の際にグリーザ内部にジードのベリアル因子が影響を及ぼした結果自我と闇の力を持ったというイレギュラーもいいところな武器であり、デスシウムライズクローはイレギュラーにイレギュラーを重ねたかのような非常に特殊な形態である。

ギャラファイからの時系列的にその後の登場作品以降でもデスシウムライズクローへの変身が可能ではないかと考えられるが、今後どういう形態のポジションになるのかは不明瞭である。
- 『エピソードZ』に出るとも思われていたが、運命の衝突の配信が始まったのが4月30日とエピソードZのツブイマ配信開始の１ヶ月後のため、ネタバレ防止とエピソードZの撮影開始時期的にもまだスーツはできてなかった、もしくは登場シーンの短さからしてCG処理によるものでそもそもスーツ自体が存在しないと考えられる。
- 後にウルサマ2023の後期ライブステージにて登場。同じくCG処理であった前期のゼロワイルドバーストに次いでスーツがお披露目された。アトラク用のデルタライズクローをリペイントしたものと思われる。ベリアルやジードの荒々しくてゼロの野性身溢れるアクションを披露している。
デルタライズクローのウルトラフュージョンにはベリアルアトロシアスを使っており、間接的にレイブラッド星人やストルム星人、ダークルギエルといった歴代のラスボスの闇の力が使われている。デルタライズクローでは闇の力を制御していたが、デスシウムライズクローはベリアロクによってレイブラッドやベリアルが持つ闇の力を解放した形態であり、ゼット本人も感じたその力はデルタライズクローを遥かに超えていることが分かる。

2023年4月20日、プレミアムバンダイ限定でS.H.Figuartsが予約開始。デルタライズクローに付属していたアルファエッジ用アルファチェインブレードパーツ一式(エフェクト&専用手首)はなく、代わりにゼスティウムデスバーストのパーツ一式(エフェクト&専用右手首)が付属する。当然ベリアロクも付属する。なお、日本国内で正規販売された立体物は2023年10月現在これだけである。