概要
ウルトラ族伝説の超人で、ウルトラの国における長老である。
ウルトラ戦士達から見ても神のような存在とされており、宇宙警備隊には所属しておらず、普段は無人の惑星キング星に一人で住んでいる。
また、『ウルトラマンメビウス外伝 ヒカリサーガ』では無人の惑星トワールに住み、謎の老人に変装していた。
ウルトラ族はプラズマスパークからのディファレータ因子を含む光で初めて超人化したとされているが、彼の場合元より超人であったとする説がある。
何故ならプラズマスパークが完成したのは26万年前だが、キングは2003年に30万歳の誕生日を迎えたからである。
いったい彼がどういう経緯で超人と化したのかは現時点でも不明である(ちなみに、水曜日のダウンタウンでの検証では邦楽の歌詞中に登場する年齢としては第2位に位置している。第1位は『愛言葉Ⅱ feat.初音ミク』の100万歳)。
『ウルトラマンワールド ウルトラ戦士の仲間たち!』(バンダイ)によると「ゾフィーのおじいさんではないか?」という説が紹介されているが、現在に至るまで誰と血縁関係にあるかは公表されていない。
あくまでもパラレルだが、『ウルトラ超伝説』ではピコという本名が与えられ、後に数奇な運命をたどる事となるトランとは無二の親友だったらしい。この頃から異能の力が発露し、様々な未来を予知している。また、ウルトラの星の住人達が地球人の素顔を曝しているのに対して元の姿を保っている。
データ
身長 | 58メートル |
---|---|
体重 | 5万6千トン |
年齢 | 30万歳 |
飛行速度 | マッハ20 |
走行速度 | マッハ3 |
ジャンプ力 | 500メートル |
腕力 | 10万トンタンカーを持ち上げる |
声優 | 清川元夢(『ウルトラマンレオ』第39話、『ウルトラマンメビウス外伝 ヒカリサーガ』、『ウルトラマンメビウス外伝 アーマードダークネス』STAGE2) |
増岡弘(『ウルトラマンレオ』第50話) | |
小泉純一郎(『大怪獣バトル ウルトラ銀河伝説 THE MOVIE』) | |
檜山修之(『ウルトラマンジード』、『ウルトラギャラクシーファイト運命の衝突』) | |
チャールズ・グラバー(『ウルトラギャラクシーファイト運命の衝突』英語版) |
必殺技
- キングフラッシャー
両手先を水平に伸ばして放つ必殺光線。『レオ』第26話では、レオのシューティングビームとの同時発射でプレッシャーを倒した。
- キングショット
NINTENDO64用ゲームソフト『PDウルトラマンバトルコレクション64』で使用できる必殺光線。発射ポーズや光線のエフェクトは初代ウルトラマンのスペシウム光線と同じだが、威力は勝る。
- キングスパーク
『レオ』第39話でにせアストラがウルトラ兄弟に向けて構えていたウルトラキーを破壊した電撃ビーム。
- 洗礼光線
胸のルビーから発射する変身解除光線。『レオ』第39話でにせアストラに化けていたババルウ星人に浴びせ、正体を見破った。
- キング再生光線(キングビーム)
両腕を交差させて放つエネルギー光線。『レオ』第50話で星人ブニョの策略によって分断されたレオの身体を再生した。
- テレポーテーション
どこでも行きたい場所へ自由に瞬間移動できる。
- 天変地異の術(本編未使用)
指を鳴らすだけで自然現象を操って雷や猛吹雪を起こして武器にできる。内山まもる版の漫画で使用。
能力
ウルトラマンキングとウルトラ兄弟を比較するとウルトラ兄弟と人間程の能力差があるとされ、本人曰く「並のウルトラマンがウルトラマンキングに挑むのは人間がウルトラマンと戦うほど無謀」とのこと。
実際に公式作品では他のチートラマンのように戦闘において敗北はおろか弱体化したことすらない。
戦闘力のみならず、公式で「何でもできる」とされるほどの神がかった超能力を持ち、自分の誕生日を祝うために異なる宇宙同士を繋げるという荒業をやってのけたり、この他にも様々な奇跡を起こしたこともある。
ただしアストラのマグマチックチェーンはキングの超能力をもってしても外す事ができなかったというのは、現在でも公式サイトに記載され続けている有名な設定である…が、後述する「ジード」ではキングは明らかにマグマチックチェーンを外す方が簡単だったのでは?という大偉業を成し遂げているので、結構ネタにされる。
だが、当時の雑誌等では「アストラは重傷を負っていたので、チェーンを外すと身体がもたないので、回復次第外す予定だったが、アストラ自身がチェーンを勲章として残す決断をした」とあり、本当は外せるがアストラの意思を汲んで外していないだけという説もある。
劇中で披露した能力としては他にも
- 一寸法師サイズになったレオを元の大きさに戻したキングハンマー
- バラバラになったレオを再生したキング再生光線
- ヒカリに対して試練として嵐を発生させた天候操作能力
- 腹部の結晶体から放つ相手の正体を暴く洗礼光線
などがある。
後述のジードでの活躍を踏まえれば、他のウルトラマンができることは上位互換レベルでキングにもできるようである(次元移動に対して時空融合、人間と一体化に対して宇宙と一体化など)。
容姿
現在明らかになっているどのウルトラ族とも異なるカラーリング。
金と紫を基調とした神々しいデザインで、高齢さを窺わせながらも威厳ある風体をしている。
頭には王冠らしき装飾が存在するが、身体の一部か装飾品かは不明。
口周りには豊かな髭が蓄えられており、キングを特徴づけるものとなっている。
赤い目はキングレッドアイと呼ばれるもので、普通のウルトラ族の数万倍の視力を誇り、偽物を瞬時に見分けることが可能。
腰に巻きつけたベルトはウルトラ大勲章という勲章。まとっているマントはウルトラマントと言い、裏地が赤い一枚目をウルトラマンレオに送っている。設定上は何枚も持っているとされ、『レオ』第50話では裏地が紺色のタイプを使用していた。
この配色は後のウルトラマンティガにも大きく影響を与えており、デザイナーは「黒がNG出たのでキングの紫を思い出して採用しました」と公言している。
役割・立場
基本的に表舞台に立つことはない仙人のような存在。M78星雲光の国を初め、ウルトラマンレオとアストラの故郷の獅子座L77星や、後作の『ザ☆ウルトラマン』に登場したU40でも「必ずどこかにいる」と言われながら、それまで一度も姿を見せたことはなかったとされていたが、1974年放映の『ウルトラマンレオ』第26話「日本名作民話シリーズ! ウルトラマンキング対魔法使い」で初登場した。
基本的には事態を静観するというスタンスを取っており、余程のこと(後述)がない限りは、ウルトラ戦士達の戦いには一切干渉をしない。
例を挙げると、ウルトラの星が地球と衝突させられそうになるという危機に見舞われたときも、ババルウ星人に騙され的外れな怒りに燃える兄弟達を叱り諭すなど、極力当人達に解決させようとするスタンスを崩さなかった他、未来ではウルトラマンゼロの修行を密かに見守っていた。
こうした姿勢を取っている理由は、強大な力を持つが故にウルトラ戦士達が自分に頼りきりにならないようにと考えているため、またウルトラ戦士達の成長を願っていることなどであるためと推測される。
ウルトラ兄弟をはじめとするウルトラ戦士達も、こうしたことを知っているためか彼の協力を頼みにすることはない。
ただし、ウルトラマンベリアルの最初の光の国襲撃事(第一次ベリアルの乱)、ウルトラ戦士達全員でも対処できないだろうと目された100万のダークロプス軍団の戦いに参戦するなど、ウルトラの星自体がピンチになるほどの大事件の際には姿を現してウルトラ戦士に力を貸している。ウルトラマンひみつ大百科内ではウルトラ大戦争の時に侵攻してきたエンペラ星人率いる怪獣軍団に対し「悪は悪の場所へ行け!ここはお前たちの来る所ではない!」とウルトラベルの光を浴びせて撃退したとされる。
また、「クライシス・インパクト」の影響で宇宙が崩壊を始めた時など、最早ウルトラ戦士たちの力をもってしてもどうすることもできないような極めて困難な事態に陥った際には自ら事件を解決へと導いたこともある。
さらに、自らの力ではどうしようもない境地に陥っている、または孤軍奮闘せねばならない者に対しては慈悲深い。
例を挙げると、
- 故郷を滅ぼされ、大切な人を次々と失ったレオに万能兵器を授けたり蘇生させたこと
- レオの弟であるアストラがマグマ星人に囚われ死に逝こうとするところを助けたこと
- ヒカリにナイトブレスを授けて正義のために戦うように諭したこと
- ザムシャーに折れた星斬丸を修復し、何かを「守る」強さの理由を示唆したこと
- 劇場版『決戦!ウルトラ10勇士!!』で、ヒカル達にウルトラフュージョンブレスを授け、『ウルトラファイトビクトリー』では『ウルトラマンギンガ』の世界(本来はM78星雲とは別宇宙である)の危機を救うべく、エース、レオ、アストラ、ヒカリの4人を派遣したこと
- ベリアルの息子としての運命に抗うジードに対し、自身の力の一欠片を授けたこと
などが挙げられる。
また、ウルトラマントはさまざまな武器に変形してレオの勝利に貢献したり、ナイトブレスは肉体を完全に消滅させられたメビウスを再生させたり、ウルトラフュージョンブレスはノアの作ったウルティメイトイージスですら仕留めれないエタルガーを倒すのに大きく貢献するなど、彼が与えたアイテムも要所で活躍している。
活躍の機会はレジェンドやノアと比べてもトップクラスに多いが、彼のみ3大チートラマンの中で主役ではない(立ち位置からして他のウルトラ戦士を見守る指導者的立場にいる)ことが理由だと思われる。
ちなみに潘めぐみからは後述のロイヤルメガマスターの活躍も含めて「ウルトラマンチート」というあだ名をつけられた。
ウルトラマンジード
本作で久々に表舞台に姿を現した……だけにとどまらず、オープニングにて非常に強い存在感を放っており、物語のカギを握るキーパーソンの1人ではないかと目される。
第3話にてクライシス・インパクトで破壊された宇宙(サイドスペース)を復元したが、宇宙全体と一体化したため、キング自身は拡散してしまい、音信不通となっておりその安否が心配されていた。
しかし、キングという「個体」から宇宙という「概念」になっただけということが判明。
肉体こそ失ったものの精神体は健在であり、地球で起きているベリアル一味とジードたちとの戦いを密かに見守り続けていた。
また、精神世界でベリアルの攻撃を防いで鳥羽ライハを守るなど、宇宙と一体化した状態のままでなおその能力は超絶的ものとなっている。
ジード超全集では宇宙との一体化についてウルトラ戦士が持っている人間と一体化して命を救う能力のキング版である旨が語られている。
第9話では伏井出ケイに止めを刺そうとしたライハに「やめなさい、君がすべきことじゃない」と彼女に語り掛けて静止し、彼女を思いとどまらせた(この段階ではまだキングであるとは断定されなかったが、「威厳のある声」というライハの台詞からキングであると確信した視聴者は多かったようだ)。
ちなみに、ライハがキングの声を聞くことができたのは、かつて彼女がまだ赤ん坊で母親のお腹にいたころに危険な状態に陥り、そのときに彼女の両親の祈りが宇宙に拡散していたキングに届いたことでライハの命を救ったことが原因だったようだ。
第17話ではライハと対面を果たして彼女をジード=朝倉リクの精神世界へと送り届けてジードをベリアルの呪縛から解放させ、さらに彼女の祈りがジードに届いたことにより覚醒したキングのウルトラカプセルとキングソードを使用することで、彼の力を宿したジード最強形態ロイヤルメガマスターが登場しベリアルを撃破する切り札となった。
また、ライハを送り出す際、ジードを「若きウルトラマン」と呼び、ウルトラマンの模造品として作られたジードをウルトラマンの一人として認めている。
しかし、終盤では伏井出ケイから奪ったストルム器官によって、ベリアルに宇宙に拡散した自身のエネルギーを吸収され、サイドスペース諸共消滅する危機に見舞われてしまう。
ベリアルが倒されると同時に無事に肉体を取り戻し(それと同時にサイドスペースの傷も完治した)、最後はウルトラの父と共にジードの功を労いながら、元の世界へと帰還していった。
ちなみに今作でのキングの声を担当するのは、勇者王こと檜山修之氏である。
ライザーを作ったと思われるヒカリは彼と関係が深いことから、ライザーのボイスは彼の声を元にしていた可能性もある。
なお、あまり注目されていないが宇宙の修復と自身の肉体の再生からたった数十年しか経っていない(しかも一度エネルギーを吸収されて消滅しそうになってなお、である)。
人間からすれば長い期間かもしれないが、軽く一万年以上も生きるウルトラマンからすれば、どれだけ早いのかがわかる。
企画段階では、ベリアルが地球を爆破しキングがそれを修復したという設定だったが、キングが地球のみを助けるのはおかしいという意見が挙がり、宇宙規模の事象となった。
また、ジードメイン監督の坂本浩一監督によるとライハがキングのリトルスターを持ってることは企画段階から決まっていたようである。
ウルトラギャラクシーファイト大いなる陰謀
第3話のCパートのアブソリュートタルタロスのセリフの後に場面が変わり登場。何かを悟ったようにどこか遠くを見つめていた。
ウルトラギャラクシーファイト運命の衝突
今作でキング星の内部にあるキングケイブに鎮座していることが判明した。
プロローグでは、光の国にキング星へと繋がるゲートを開き、自らのもとを訪れたゾフィーとタロウにアブソリューティアンとの全面戦争が避けられないとう絶望的状況となりつつあることを語る。
また光の国を救うためレオ、アストラもウルトラリーグと共に動くことを命じる。
以下、ネタバレ注意
惑星ブリザードでの最終決戦において、タルタロスがアブソリュート・マキシマムデストラクションを発動させたのに対して瞬間移動でゼロの前に現れる。キングフラッシャーを発射し、タルタロスの最大出力と競り合いを演じた。タルタロス側が出力をさらに上げた際にはやや押し込まれていたものの完全には押し込まれておらず、さらにキングの方は「そこまでにするのだ」と諌めるような発言をしておりフルパワーでなかった可能性も高い。
最終的にみんなを守るためにストロングネットを張ったリブット以外は無事だったが、そのリブットは二つの光線の競り合いによって生じた次元の穴からタルタロス共々別次元へと飛ばされてしまった。一応飛ばされただけで無事ではあったようである。これまでチート能力の方が活躍の主で単純な戦闘力についてはあまり活躍がなかったキングだが、その気になれば競り合いで次元に穴をあけるほどの威力の光線を放てることが発覚した。
その後はキング星にてウルトラの父らと会談しており、アブソリューティアンの真実を伝えた。これによりユリアンらにアブソリューティアンとの和解という新たな選択肢が生まれることになる。ノアから和解の可能性を示されていたリブットはその直後に死→復活後はすぐに決戦→行方不明となっていたため、キングがいなければウルトラ戦士側に和解という選択肢が生まれなかった可能性もある。また、結果論ではあるがリブットが飛ばされなければトリガーがエタニティコアの力を使いこなすことができずに詰んでいた可能性もあるなど、その影響は今作や前作で活躍したレジェンドやノアと比較しても群を抜いているといえるだろう。
ウルトラマンヒットソングヒストリー レジェンドヒーロー編
過去から未来の歴史を管理する存在時の番人を名乗り、時の間に招いたウルトラマンゼロにレジェンドブックから流れ出した過去の歴史を回収することで世界から色が失われる現象を収めることが出来ると説く。
実はこれは初代ウルトラマンとウルトラセブンがゼロに過去を学ばせる為にウルトラマンキングに頼み込んで一芝居打ってもらったというのが真相であった。
AnotherGenesis
『ウルトラ銀河伝説』のパラレルワールドを描く作品。ここでもウルトラマンキングは登場している……が……なんと第1話の時点で崩御してしまい、それに伴い神通力によって封印されていたベリアルが宇宙監獄から脱獄。光の国が崩壊してしまった。
だが死してもなおその精神は健在で、最終回では死んだブラストの亡骸を見下ろしていた。
王の眷属
最終回に登場した配下にして十二星座の名前を関する巨人たち。
獅子に当たるレオから王の死を知らされ、光の国の欠片「エボル」を監視することを決意する。
劇中には獅子がレオで天秤がセブンといわれている他には巨蟹、金牛、処女、宝瓶、天羯が登場している。
ネタ
ウルトラのおじいちゃん
ウルトラマンノアなどに次ぎ、現在判明しているウルトラ族の中でも高齢である。そのためウル忍やかっとびランド、超闘士激伝等のパロディ漫画やCMや四月馬鹿では典型的なおじいちゃんポジションに収まっていることが多い(見た目のせいもあるだろうが)。
一方、これまで父親ポジションだったウルトラの父に孫ができ「ウルトラの祖父」というネタが生まれたことで、おじいちゃんキャラが被ってしまった。もっとも、父の孫はタイガのみなので、大した問題にはならないと思われる…。
ショーなどでの役回り
イベントやショーなどでは最終的なゴタゴタを解決するためだけによく登場する。
よくある万能キャラをオチにもってくるという手法である。
レジェンドやサーガは終盤でのみ登場するがこれらは最終戦力としての意味合いが強く、キング独特の立ち位置とはやや異なる(ちなみにノアはウルフェスだとほぼネクサスの強化形態扱いである)。
正に、デウス・エクス・マキナ的な、チートに近い存在であると言えよう。
なお、『ウルトラヒーローズEXPO2018』では尺の都合で、ベリアルにあっさり敗北し、力を吸収されている…。
ひらかたパークの父の日イベント『ウルトラ父の日・逆襲のロングマント "ベストカップル・ベストコンビコンテスト"』では特別審査員を担当。1億票分の投票権を持っているというお茶目な一面をのぞかせた。
滅多に見られないハッスル
ただし、ごくまれに他のウルトラマンと共に立ち回りを演じることもある。
その数少ない例の一つである『ウルトラマンフェスティバル2012』ライブステージ第2部では4体の怪獣軍団のうちの1体・ベロクロンを大ジャンプからのヘッドシザーズで押し倒して撃破し、そのまま顔面騎乗しながら悠々と残りの敵を数える、という鮮烈すぎる登場を果たす。その後残った怪獣も中国拳法じみた柔の拳で圧倒し、孤軍奮闘していたゼロを救った。
この時のキングは「ひぃ、ふぅ、みぃ……まぁまぁじゃな」「ゼロよ、もっと自分を信じぃ」など、異様に口調が老けており、さながらバトル漫画によくいる「飄々とした老師範」のような振る舞いをしていた。しかも戦闘終了後にはご丁寧に腰まで痛めている。
威厳ある超人としてでも、耄碌した老人としてでもないこのような独自の方向性でキングがクローズアップされた例はほとんどなく、なかなか意欲的な描写であったといえる。
Twitterに降臨?
7月1日23時頃からSNS『Twitter』が「API呼び出しの回数制限を超えました」と表示され、閲覧できない状態になる人が続出して騒ぎとなっていた。(後に一時的な仕様であったと判明)
この混乱にTL(タイムライン)が表示されなくなるなど多くのTwitterユーザーに不便がもたらされ、混乱の最中にある中、円谷プロダクション公式アカウントからある一つのツイートが呟かれる。
ウルトラマンキングがタイムラインに降臨✨みんながTwitterを閲覧しやすくなるよう、応援するぞ👊
このツイート自体は公式アカウントで言う公式が病気のノリに近いものであり、TLが表示されないという混乱した状況を顧みて発言されたものと思われるが、状況が状況なだけにユーザーからは「ジードの地球のようにキングがTwitterを修復しに来た」「Twitterの一大事はキングが出動するレベル」「キングを降臨させたイーロン・マスクはベリアルやアブソリューティアンらなどと並んだ」「13年前のノリを思い出した」などなど様々な反応(特にネタ的な面)をもって受け止められた。
外部リンク
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ロイヤルメガマスター…キングの力を持つ形態。設定上はウルトラ戦士の中でもトップクラスの戦力を持つとされる。
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