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データ

身長50メートル
体重4万4千トン
年齢8000歳
飛行速度マッハ9(日本からアメリカまで1時間)
走行速度時速1700キロメートル(マッハ1.5)
水中速度630ノット
腕力片手で5万トンの物を持ち上げる(両手で10万トン)。
ジャンプ力700メートル
聴力何万kmも離れた音を聴き分ける
人間体矢的猛
変身アイテムブライトスティック
家族幼い頃に両親を怪獣に殺され天涯孤独の身であり、ウルトラマンレッドに育てられた。
長谷川初範小室正幸(ウルトラマン物語)、山本修(ウルトラ銀河伝説)、郷里大輔(ウルトラマングラフィティ)
テーマ曲「我らのウルトラマン80」(作曲:冬木透)
「ウルトラの星の勇士」(作曲:冬木透/木村昇)
スーツアクター

(※)スペックの出典は『ウルトラマンオフィシャルデータファイル』(デアゴスティーニ)より。

概要

ウルトラマンレオの後任として地球に派遣されてきた、若き宇宙警備隊員

高い実力を持ち、作中において他のウルトラ戦士から助太刀されたことはほとんどなく(第49話でのプラズマ&イナズマ戦でユリアンに助けられたのが唯一の事例)、劣勢に立たされることはあったが、ウルトラ兄弟、昭和ウルトラマンでは唯一、本編で怪獣・宇宙人を相手に全勝(後述)という快挙を成し遂げている。

さらに、ウルトラマンとしては異例の「最終回で戦おうとするのを人間側に止められる」展開となった。

劇中では語られていないが、彼は功績次第でウルトラ兄弟の仲間入りが認められるウルトラ兄弟候補生だったという設定がある。後に『ウルトラマンメビウス』においてこの設定が確たるものとなり、上記の優れた戦績が認められたのか、晴れてウルトラ兄弟の一員となっている。

戦闘スタイルは非常にスピーディーかつアクロバティックで、強力なキック技を得意とする。

そのスピーディーさはロベルガー二世が防御体勢を取ろうとする前にキックを叩き込んだり相手の攻撃をウルトラVバリヤーで防御した直後に必殺光線を放てる程である。

また、初代ウルトラマンのような豪快な投げ技も多用する(レッドキング三代目との戦いでは怪力自慢の相手にお株を奪うような豪快な投げ技を披露した)。

初代同様に身体も頑強であり、サラマンドラのミサイルを仁王立ちで受け止めた。

『ウルトラ必殺技大百科』によればウルトラ拳という空手に似た拳法を習得しており、数々の格闘技はこの拳法から派生したものであるとの事。

ぐんぐんカットは「右手をグーにして突き上げながら回転する」ものだが、この時の回転は他のウルトラ戦士達の様に滑らかではなく、カクカクカクと小刻みに動く(映像上では時計回りで回転しているため、80自身は反時計回りで登場している事になる)という特徴がある。

巨大化バンクはもう一つ存在し、ブライトスティックの光で80の姿に変化した矢的猛がブライトスティックを掲げた方とは逆の腕に上げ変えながら巨大化するというものである。

またブライトスティックギマイラの光線を防御しながら変身した事も。

「本編で唯一全勝」の補足

やたら「80は強い」と持ち上げられる事が多いが、実は映像上では第4話でのザンドリアス親子を相手に(一応)敗北している。ただし、これは両者を仲直りさせるための80の計らい(わざと負けた)であったため、公式では敗北としてはカウントされていない

それ以外にも、味方の助けがなければ負けていたかもしれない場面も少なからずあり、味方にも恵まれていたと言える。

ただし、戦歴に関しては劇場作品も含めると80も無敗ではなくなってしまう。事実、『大怪獣バトル ウルトラ銀河伝説 THE MOVIE』にてウルトラマンジャックウルトラマンAとのタッグ戦とはいえ、ウルトラマンベリアルに敗北しており、これが80初の黒星となっている。

ウルトラギャラクシーファイト大いなる陰謀』ではアブソリュートタルタロス率いる軍勢に負けはしなかったものの、ウルトラマンゼロが彼に敗れた事でユリアンは拉致されてしまい、ウルトラリーグの面々共々事実上の戦略的敗北となってしまった。

因みに『メビウス』の客演回で対峙したホーの場合でも、後にミライ/メビウスがホーの出現に関して「校舎が学校で同窓会を行っていた卒業生たちと80を会わせたくて怪獣を出現させたのではないか」と推測しており、もしこの推測通りならば結果として80は卒業生たちと再会する事になったので、勝負とは言えないがホーの作戦勝ちに見えなくもない。

尤も、80と卒業生たちを再会させたのはあくまで『校舎』なので、ホーはその実行犯みたいなものだろう。

必殺技

サクシウム光線

腕をL字に組んで放つ80の代表的な50万度の熱エネルギーを持つ必殺光線。逆L字でも放つことができる。下記のバックルビームとどちらの方が強力なのかについては諸説ある。右拳を握り拳にして赤外線を放つパターンもある。こちらは『ガッツパワー光線』とも呼ばれる。

ウルトラ銀河伝説』ではジャックスペシウム光線ウルトラマンエースメタリウム光線と同時に放った。

バックルビーム

腹部から発射される光線。サクシウム光線が通用しない、あるいは止めを刺せなかった相手に使用することが多い切り札的な必殺光線。

UGF』客演時には、あのルーゴサイトのゲネシスレクイエムを押し返して撤退に追い込むほどの凄まじい威力を見せた。

ウルトラレイランス

光の槍を相手に投げつける。

ダロンにトドメを刺した他、ロベルガー二世の動きを止めた。

ウルトラナックル

パンチ技の総称。ガモス戦では空中から急降下パンチを放つ『フライングパンチ』を放った。

ウルトラチョップ

チョップ技の総称。クレッセントに対しては両腕を重ねて赤く発光させ、空中から振り下ろすようにして使用。『ウルトラ必殺技大百科』によればこちらは『ウルトラダブルチョップ』とも呼ばれる。

ウルトラ霞斬り

初代ウルトラマンやゾフィー、ジャックも使用していた技。

『ウルトラ必殺技大百科』によれば使用可能らしい。

ムーンサルトキック

空中ジャンプし、捻りを加えてキックを喰らわせる。

ウルトラ400文キック

ジャイアント馬場の16文キックの250倍の威力を持つキック。

両脚蹴りなど様々なアレンジを加えて放つ。

80キック

正面蹴りを放つ。この他にも80は優れたキック技を数多く持っている。

『爆弾キック』という蹴りと同時に爆発する技や、両足を赤く発光させた飛び蹴り『ウルトラフット』、両足で後ろ蹴りを放つ『カンガルーキック』、逆立ちした状態で放つ『逆立ちアタック』もある。

ウルトラスラッシュ

初代ウルトラマンから教わった必殺技。オリジナルとは異なり、外周に鋸状の刃が無いチャクラム型。バルタン星人六代目との戦いで使われた。

フラフープ光線

光の輪っかを作って輪投げの要領で相手に投げ、スッと消し去ってしまう。原理は不明。

使用した相手はゲラのみ。

ダイナマイトボール

体育座りの姿勢で空中回転して敵にぶつかる。

『戦え!ウルトラ兄弟』では無数の分裂してなお、襲い来るジオルゴンに対して使用した。

ウルトラアローショット

M87光線の構えで青い鏃光弾を放つ。強化版としてオコリンボールザキラに対して使用した赤いエネルギー弾を放つ『ウルトラスラッガー投げ』、派生型として赤い鏃光弾を投げつける『ウルトラダブルアロー』がある。ウルトラダブルアローは切断力が高く、ザルドンの触角やガルタン大王の爆裂青龍剣を切断しているが、妄想ウルトラセブンには躱されている。

ウルトラスパイラルビーム

両腕を合わせて放つ螺旋状の緑色光線。アブドラールスの宇宙船を撃墜し、ロベルガー二世を墜落させた。

タイマーショット

カラータイマーから放つ螺旋状の光線。光線のエフェクトが青白いタイプや黄色いタイプが存在し、ザタンシルバーのトドメなどに使用された。

なお、『ウルトラ必殺技大百科』によれば、タイマーショットには人間の邪念だけを消し去る効果があるという。

渦巻き状の光線を放つ『タイマースパイラル』という技も存在し、ゴースドンをグルグルと巻き上げて墜落させた。

ウルトラアイスポット

目からビームを放つ。サラマンドラに対して放った破壊光線やズルズラーに放った還元光線など様々な効果を持つ。ウルトラ戦士の目から放つビームは大抵透視するためのものだが、攻撃能力を持つものは珍しい。

イエローZレイ

片腕を突き出して放つ黄色の光線。特にメカ怪獣に対して特によく効く。

ロボフォーにダメージを与えた。

リングリング光線

両手を重ねて螺旋状の黄色い光線を放つ。

イダテンランを死神走太の姿に戻した。

ウルトラオーラ

体全体に力を込めて放つ光の矢。霊魂系に対して非常に有効。

ゴースドンを焼き尽くし、トドメを刺した技。

ハンドアップ光線

腕をすくい上げるようにして放つ赤い光線。

アルゴン戦での決まり手となった。

ウルトラショット(ウルトラストレートフラッシュ)

ウルトラマンジャックの物と構えは同じ。両手撃ちで放つ強化版も存在。

フリージィングレーザー

冷凍光線。メカ怪獣の動きを止めるほどの温度の冷気を放つ。発射時には放電が伴う。

ザタンシルバーを凍結させた他、漫画『ジャッカル軍団大逆襲!!』ではジャックのウルトラフロスト、タロウのウルトラフリーザーと共に発射し、ガロウラーを凍らせたが、すぐに脱出されてしまう。

ボディスパーク

拘束したきた敵に対し、体から高圧電流を放つ。

オコリンボールなどに対して使用された。

ダブルスパーク

両腕を交差させて閃光を放つ。

光に弱いアルゴ星人に対して使用し、中々の効き目を見せていた。

スパーク光線

カラータイマーから電撃光線を放ち、敵の周りを空中旋回してダメージを与える。

メカギラスにダメージを与えた。

シューティングビーム

両腕から光波状の光線または赤いエネルギーの矢を放つ。

主にロボフォー(前者のタイプを使用)やバラックシップ(後者のタイプを使用)など空中で使用される事が多かった。

ウルトラウェーブ

青い光波エネルギーを放ち、見えない敵を暴き出す。

グロブスクの居場所を割り出した。

ウルトラ高周波

回転させて発生させた高周波で敵にダメージを与える。

高周波を弱点とするガモスにはかなり効いていた。

スパーク光線

相手の周囲を空中旋回して発生させたエネルギー光線で敵にダメージを与える。

ロボット怪獣であるメカギラスに対してかなりのダメージを与えた。

縮小光線

カラータイマーから螺旋状の光線を放ち、対象を縮小化させる。

巨大化してしまったミューを元に戻した。

ウルトラブーメラン

頭頂部から放つとされるエネルギーカッター。劇中未使用。

ウルトラカンノン光線

平和観音像と力を合わせて放つ光線で、ズラスイマーを再び地の底に封印した。

異次元テレポートビーム

腕をL字に広げて回転し、バム星人の四次元空間を消滅させた。

防御技

ウルトラバリヤーに相当する『リバウンド光線』、腕をクロスして敵の攻撃を防ぐ『ウルトラVバリヤー』、鏡状のバリヤーで光線を跳ね返す『ミラー戦法』(『ジャッカル軍団大逆襲!!』などでは『ハレーションミラー』)、念動力で相手の攻撃を跳ね返す『ディフェンス念動』、纏わり付いた泡などを回転して吹き飛ばす『ローリングウォッシュ』などの防御技を持つ。

カイトストリングス

ゴースドンに対して凧糸を結びつけ、ウルトラ念力で起こした風『ウルトラウインド』で空に舞い上げた技。

ウルトラサンダー

腕をL字に広げる事で避雷針の代わりとなり、引火すると爆発するメダンを落雷から守った。

瞬間停止能力

フィンガースナップで対象の動きを止める。テツオンの動きを止めて体内に潜入する為に用いた。

ウルトラリダクション

体を縮小化させて敵の体内に侵入する。ズルズラーテツオンの体内に潜入して怪獣化の原因を探った。

投げ技

『背負い投げ』『巴投げ』『岩石落とし』『首投げ』といった多種多様な投げ技を持つ。

バルタン星人五代目との戦いでは足を掴んでぶん投げる『ウルトラスウィング』を繰り出し、宇宙船にぶつけて木っ端微塵にした。

ウルトラパワー

相手を持ち上げて地面に叩きつける。

相手を持ち上げたまま飛行する『ウルトラリフティング』という能力もある。

ウルトラヘッドロック

相手の首を絞めて苦しめる。

相手を押し倒して締め付ける『ウルトラダストプレス』という技も存在する。

ウルトラバスター

プロレス技のブレーンバスターよろしく、相手の頭を地面に激突させる。

ウルトラボディアタック

敵に全体重を乗せて飛びかかって攻撃する。

メディカルレイ

両腕から治療光線を放つ。第6話でアキオ少年を治療した他、第31話では荒れ果てた花畑を元に戻している。

透視能力

『ウルトラシューティングアイ』『XXレントゲン光線』などの名称がある。

変身前でも使用可能。瞬間移動や透明化を多用するバルタン星人五代目の位置を特定し、投げ飛ばした。

テレポーテーション

自身を付近の怪獣と一緒に別の空間へ転移させる技。

ザルドンの異次元空間やガウスの生育に適する惑星など様々な場所へ移動した。

ウルトラランニング

地上を1700km/hで怪獣を追跡する技。距離的には東京から沖縄を約1時間で行き来する。

容姿

歴代ウルトラマンの中でも初代マン寄りのシンプルな見た目が特徴。

ただし、独自のデザイン記号も多く、以下の要素が挙げられる。

前々作のレオ、そして前作のジョーニアス同様が存在しており、M78星雲出身で鼻付きのウルトラマンは彼が初となる。

後頭部からトサカにかけての部分が赤く、これも他のM78ウルトラ戦士には見られない。

腹部にはウルトラバックルという器官が存在し、ここからビームを出すことが可能。この器官は彼とユリアンのみにしか存在せず、それ以外の戦士には見られない。

また、ウルトラマンお馴染みの背びれも存在しない。

この通り、シンプルでありながら他のウルトラ戦士とは一線を画すデザインとなっている。

デザインは山口修氏が担当。

エース、タロウ(および)、レオ(およびアストラキング)とシリーズを重ねるたびにウルトラマンのデザインが装飾過多になってしまっていた反省から、初代をイメージしたシンプルなデザインとなった。

マスクは背中のファスナーを隠すために、仮面ライダーやスーパー戦隊のような前後分割式が採用された。また、人間っぽさを仮面で表現するため鼻付きのデザインが採用された。

スーツは、素材自体の改良とプラ製ファスナーへの変更によってファスナーを隠す必要がなくなり、結果として背びれのないウルトラマンとなった。

また、当初はスキーウェア地のスーツも試作されたが、アップ撮影で布地がバレてしまうことが判明し、ウェットスーツ素材に戻している。

カラータイマーの素材にLEDが初めて使用された。

ウルトラマン先生

80が教師として描かれた時期は放送期間の1/4でしかないが、『ウルトラマン超闘士激伝』『ウルトラ忍法帖』『ウルトラマングラフィティ』などといった派生作品では、80は決まって教師として描かれている。

実写作品でも近年は"先生"として描写される機会が増えている。

『メビウス』での客演の際は、「かつての教え子達の同窓会に“招待”される恩師」という役回りで登場したほか、『ウルトラマン列伝』において、基本的に誰でもタメ口を訊くウルトラマンゼロですら、このときは「80先生」という改まった呼び方をしているほどである。

また、『ウルトラマンタイガ』のボイスドラマでは、かつてタイガが80から勉強を教えてもらっていたことを明かしている他、『ウルトラマンZ』のボイスドラマでも、ゼロがゼットに80から勉強を教えてもらうよう勧めれ、その次の回で80から実際に勉強を教えられている。

元々80は相手に勉強を教えることが得意だったらしく、光の国にも80の教え子は大勢いるようだ。80は地球での仕事に教員を選んだのは、教育を通じて子どもたちから怪獣(の発生原因となるマイナスエネルギー)を生み出す要素を排除することにあったと語っているが、自分の得意分野を生かせるからというのも理由の一つにあったのかもしれない。

ファンアートなど二次創作の分野でも、上掲のイラストのような“先生”役での登場は数知れない。

「ウルトラマンが教師をしていた」という設定はそれだけ印象が強かったということだろう。

本編では様々な事情で長続きしなかった「ウルトラマン先生」だが、それがきっかけで、後年、他のウルトラマンにはない唯一無二のキャラクター(個性)を得たとも言える。

師匠”とはまた異なるニュアンスで、80は「僕らの先生」なのである。

さて、上記のイメージから品行方正というイメージがあるが、坂丘のぼる氏の漫画「ウルトラマン80サクシウム光線物語」では宇宙警備隊養成センターでの光線技の訓練をサボり、ゾフィーに対して殴りかかるほどの不良青年であった。その結果、光線技が思うように繰り出せず、両親を怪獣に殺されてしまった。その後、ウルトラマンレッドの特訓を受けて会得した技がサクシウム光線という事になっている。無論、これはあくまで児童誌設定なので、正史での80は昔から真面目だった可能性も無きにしも非ずである。

後のシリーズでの客演

昭和最後の作品と言うこともあり、客演に恵まれなかったが、『メビウス』以降は登場もわずかに増えた。なお、出番そのものが少ないものの、長谷川氏が演者である確率は高く、『ウルトラ銀河伝説』以外での役者ありでの客演は全て長谷川氏が演じている。

なお、ここでは矢的猛の姿で登場した作品には◎、矢的の姿で登場していないが矢的役の長谷川氏が80の声を担当した作品は●を付記する。

ウルトラマンメビウス

「教え子達に逆に教えられてしまったな…」

詳細は思い出の先生を参照。

ウルトラ銀河伝説

「お前の好きな様にはさせない!」

光の国を襲撃してきたウルトラマンベリアルをジャック、エースと共に迎え撃つが、力及ばず敗北。その後はプラズマスパークを奪われたことで発生した寒波に巻き込まれてしまい、戦闘不能に陥る。

終盤で、ウルトラマンゼロがプラズマスパークを奪還したことで他の住人共々無事復活を遂げた。

ベリアル銀河帝国

ゼロが破壊したダークロプスのコアから、マイナスエネルギーが放出されている事を突き止める。

その後、光の国に大挙して攻め込んできたダークロプスの迎撃に当たるべく、他のウルトラ戦士と共に出動した。なお、本作では『80』30周年企画の一環として、ユリアン共々オリジナルキャストで演じられた。

ウルトラマンジード

第1話にて、オメガ・アーマゲドンに参戦したウルトラ戦士としてゲスト出演した。

ウルトラギャラクシーファイト大いなる陰謀

「この宇宙で、一体何が起きているんだ…?」

episode1より登場。

「第1章」ではユリアンが会談のため惑星カノンを訪れた際、不測の事態に備えて待機していたが、突如ルーゴサイトが襲来したため迎え撃つ。

星々を滅ぼすコスモイーター相手に互角以上の戦いを展開し、最終的には退却させる事に成功している。(尚この戦いでルーゴサイト側は80に有効打を一発も与えることができておらず、ほぼ80のパーフェクト勝ちである)

その後、光の国に帰還して状況を報告した後、ネオスセブン21と共にルーゴサイトの討伐隊を組み、惑星フィードでルーゴサイトと再び相見える。

ルーゴサイトとほぼ互角以上の戦いを繰り広げていたものの、突如アブソリュートタルタロスに連れられて出現したレイバトスが蘇らせたギマイラをさし向けられ、一度は高圧電流を流されて追いつめられてしまう。

しかし、すんでのところでコスモスジャスティスに救われ、コスモスとジャスティスがネオスとセブン21に加勢したのを見届けると、再びギマイラと対決、最後は投げ飛ばしてダメージを与えたところをウルトラストレートフラッシュで追撃して止めを刺した。

そして再びルーゴサイト戦にて加勢して同時攻撃でサクシウム光線を放ち撃破に成功するも、突如アブソリュートタルタロスの襲撃を受けて動けない隙に抹殺されかけるもコスモス・ジャスティスがバリアを張って庇い爆発するとそこに現れた伝説の戦士により事なきを得る。

その後それまでの経緯をゾフィーに報告する。

「第2章」ではウルトラの父がゼロに精鋭部隊結成の任務を与える場面に立ち会った。

「第3章」ではユリアンの惑星カノンでの会議に付き添うため王族専用宇宙船に搭乗していたが、撃墜され、惑星エビルで辛くも脱出するも自身とユリアン以外は全滅してしまった。

そこに宇宙恐魔人ゼット率いる人工ゼットン軍団の襲撃を受け、迎え撃つ。その後はユリアン、さらにウルトラサインを受けて駆け付けたメビウスらウルトラ戦士と共闘する。戦いではメビウスバーニングブレイブのメビュームバーストとサクシウム光線の同時発射でゼットに攻撃した。

ウルトラマンタイガ・トライストリウムが恐魔人ゼットの相手になった際にメビウスに良い生徒を持ったことを称賛する。

しかしワームホールからゼロが吹き飛ばされ、ユリアンを再び拉致したタルタロスを追おうとしたが、ベリアルトレギアの光線により足止めされて逃げられてしまう。タイガが追おうとするも敵の居場所がわからない為制止するが、その台詞からもユリアンを連れ去られた悔しさと敵を追跡しようにも足取りを掴む方法がない故に出来ない苦悩を滲ませていた……。

その直後、光の国へ奇襲してきたゲネガーグによりウルトラメダルを強奪される事件が起こったことをヒカリからのウルトラサインで知る。

PV1では該当シーンにて当時のボイスが使用されていたが、本編ではそこも含めた全編にて新規ボイスとなっている。このため、本編時にはほとんどなかった長谷川氏による新規の掛け声が当時とは比にならないほどに増えている。

コスモスのことは、かつてゼロから聞かされていたこともあり存在自体は知っていたらしく、彼のことを「慈愛の戦士」と呼び、「ゼロが世話になったな」と礼を述べていた。

余談であるが、長谷川氏も坂本氏が監督を務めた「破裏拳ポリマー」からお付き合いがあり、ちょうど「ウルトラマン80」が2020年で40周年記念でもあったので本作のオファーを快諾した事がインタビューで語られる

アクションも坂本監督のこだわりにより80本編時の無茶なドロップキックやチョップを令和風にアレンジしている。

ウルトラギャラクシーファイト運命の衝突

プロローグのみ登場。

光の国に帰還してゾフィーに「全て私の責任です」と謝罪。

ユリアンの救出をアンドロメロスとそのチームに託した。

『ザ☆ウルトラマン&ウルトラマン80 45thスペシャルナイト』

マイナスエネルギーの影響で出現した怪獣達からイベント会場の人々を守るためユリアンと登場。ユリアンとのコンビネーションで怪獣軍団を一度は撃退するが、マイナスエネルギーで強化された怪獣達はしぶとく復活。複数の怪獣から光線を一斉発射され、ユリアン共々倒されてしまう。しかし二人のピンチに駆けつけたウルトラ6兄弟に光のエネルギーを分け与えられ、ユリアンと一緒に再び立ち上がる。80はウルトラ兄弟の一員であることを今まで以上に強く意識し、闘志を奮い立たせる。更にジョーニアスも参戦してウルトラ戦士達は形成逆転。最後はユリアンとのバックルビーム同時発射で残った怪獣達を倒した。

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