曖昧さ回避
- インドネシアのスマトラ島東北部にある都市については「ウィキペディアの記事「メダン」」を参照。
DATA
別名 | 毒ガス怪獣 |
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身長 | 60m |
体重 | 2万8千t |
出身地 | 東シナ海・肥留間島 |
概要
第11話「恐怖のガスパニック」に登場。
肥留間島の天然ガス貯蔵基地のガス管内部から発見された宇宙生物の卵から誕生した怪獣で、食料である天然ガスを吸収して一酸化炭素を吐き出して呼吸をしている。
細胞が一片でも残っていれば再生復活するという恐るべき生命力を持っている。
また、有毒ガスを鼻から噴射して攻撃することも可能で、細胞片の状態でも常時噴き出している為、細胞片を貝殻だと勘違いした城野隊員が身につけた結果、一酸化炭素中毒になっている。また、一説にはこの細胞片がコアに相当するのではないかとも言われている(出典:「ウルトラマンオフィシャルデータファイル」より)。そう考えるならば、他の細胞から再生しなかったのも納得である。
生まれた直後(等身大)は通報で駆けつけたUGMによって海岸におびき出されレーザーで爆殺されたが、城野隊員が貝殻と誤認して持ち帰った細胞片から再生復活し、活動を再開。
地下を通って基地の外へと抜け出し、地下ガスタンク基地へと成長し切った姿で再び出現した。
体内には可燃性のガスが充満している事から迂闊に攻撃をすると大爆発する恐れがあり(その上に飛散した破片から無数の個体が誕生する可能性もある)攻撃できないでいるUGMを尻目に、一時はガスの供給がストップする事態に陥るまで荒らし回った。
しかも折悪しく雷が発生。落雷が起きて爆発すれば大惨事となるため、80は自ら避雷針となってそれを防ごうとする。その80をあざ笑うかのように有毒ガスを噴出して攻撃して苦しめるが、その間に完成したUGMの冷凍ビーム砲を受け凍結し、最後は80に宇宙へと運ばれ、そこでサクシウム光線で粉砕され絶命した。
余談
頭部以外の着ぐるみはギコギラーの改造。
これにより予算を他に回すことができた為か、劇中ではイメージ2回を含め3回爆破シーンが存在するがそれらは3回とも別に撮影されている。
加えて誕生直後の背びれと足が小さいもの(&卵)や凍結後に80が運んでいたもの(おそらく3回目の爆破シーンで使用した物とは別)など、1話限りのゲスト怪獣としては珍しく結構な種類の造形物が作られている。
ちなみに等身大時のスーツは全身を緑色にリペイントしたものと思われる。
昭和ウルトラマンでは最後の雨の特撮シーンであり、『ウルトラマンメビウス』第32話のゾアムルチ戦までなかった。
名前はおそらく「メタンガス」から来たものと思われる。
関連項目
モグネズン→同じ別名と似たような生態(ガスを食料としている所とか)を持つ関連で。
ガスゲゴン:迂闊に攻撃すると大爆発する恐れがある怪獣繋がり。