データ
別名 | 心霊怪獣 |
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身長 | 50m |
体重 | 1万8千t |
出身地 | 中津山上空 |
概要
第38話「大空にひびけ ウルトラの父の声」に登場。
中津山上空に発生した謎の黒雲(おそらくマイナスエネルギーの塊だと推測される)に中に隠れ潜んでいた怪獣の悪霊が、凧揚げ大会で揚げられていた怪獣凧に乗り移り実体化した姿。
そのオーラは毎朝新聞からUGMに送られて来た心霊写真として観測されていた。
左腕の稲妻を模した剣や右腕の二股に分かれ、それぞれの先に多数の棘が付いた砲丸が取り付けられたムチで武装しているほか、角から発射する怪光線「グレーゴレーザー」を武器としており、一度は矢的猛を昏倒させた程の威力を持つ。
なお、実体化する前にトラックなどを襲撃していた時も実体化した際の姿をしていたことから、生前に近い姿を選んで憑依したと思われるが詳細は不明。これにより長島太少年(演:木村英幸)の父である茂太(演:浜田晃)が事故死、太と母の秋子(演:清水まゆみ)は周囲の人間から嘘つきや人殺しと呼ばわりされてしまう羽目になってしまった(これは茂太の同乗者に主婦の夫(演:篠田薫)が乗っていたという事情もある)。実体化の依り代となった凧もよりにもよって太少年を虐めていた少年のリーダー格が作ったものである。
流石に本物が現れたと知ると彼等は考えを改めたようだが…。
また、肉体が元々凧である為見かけによらず身軽な動きで活動し、背中の凧状になったヒレで強烈な突風を引き起こす能力も兼ね備えておりこれらの能力を使って80をある程度は苦戦させるが、ウルトラの父の励ましで奮起した80に「カイトストリング」で凧の様に絡めとられた所を「ウルトラウインド」で大空高く揚げられてしまう。
更に「タイマースパイラル」で地面へと叩き付けられ動きを封じられたところに最後は「ウルトラオーラ」を喰らって消滅した。
余談
鳴き声は『帰ってきたウルトラマン』のブラックキングの流用。ちなみにゴースドンが登場した9年前の12月24日の放送にはブラックキングが登場している。
関連項目
ガゼラ:怪獣の悪霊が取り憑いて実体を得て誕生した怪獣関連。