天空より舞い降りし勇者、光の鎧を纏い、アーブの大地と一つにならん
CV/小倉優子
データ
登場作品
『ウルトラマンメビウス外伝ヒカリサーガ』 SAGA1「アーブの悲劇」、SAGA3「光の帰還」
- 別名::超高度生命体
- 身長:測定不能
- 体重:測定不能
- 出身:惑星アーブ
概要
何万年もの間、ただの一度も戦争などの争いを起こさずに繁栄し続けて来たことから“奇跡の星”と呼ばれている惑星アーブの住人たち。
水晶のような結晶体の姿をしており、争いを起こさずに栄えて来た同胞たちが長い歳月を掛けて一体化し、大地に根を下ろして一定の姿を持たずに進化を遂げた姿とされている。平成作品で多い望まない存在にまで自分たちの結論を強要する「個」の概念を持たない生命体とは違い、一体化こそしているもののそれを自分たちの星で完結している珍しい種族である。
高い知性と澄んだ心を持ち合させた存在であり、惑星を訪れる客人に対しては巨大な人型の姿を取って語り掛ける。
なお、争いを一度も起こしたことはない種族ではあるが、最低限の自衛手段は持っているらしく、悪意を持って惑星を訪れる不届き者には電流攻撃を浴びせかけて迎撃する最低限の攻撃手段を持ち合わせている。
劇中、ヒカリが惑星アーブに訪れた際には既にアーブに宿る謎の存在“ツルギ”の予言を受け、自分たちがやがて宇宙の平和を脅かす影によって滅ぼされる運命であることを悟っており、その事を憂いた彼に対して天空より舞い降りし勇者が光の鎧を纏ってアーブの大地と一つになるという予言についてもヒカリへと語っていた。
その後、何としても惑星アーブの滅びの運命を回避する為にアーブを護る決意を持ってヒカリが惑星トワールへといっている隙を突いたかのように現れた高次元捕食体ボガールの襲撃を受け、電流攻撃で激しく抵抗するが抵抗虚しく全て食い尽くされ全滅してしまった…。
惑星アーブがボガールに滅ぼされた憎しみから、アーブの知性体の怨念を「復讐の鎧」として纏ったことで、ヒカリはハンターナイトツルギに変化した。(怨念=鎧を装着する際のヒカリは当初振り払おうと抵抗していることから、『復讐の鎧』の装着自体は彼自身も意図しない偶発的なものだった様子)。この出来事が、トレギアが闇堕ちするきっかけとなった。
その後、ババルウ星人との戦いでヒカリが再び惑星アーブを訪れた際、(おそらく残留思念だと思われる)再び彼の前に現れると“勇者の鎧”を授け、ツルギの予言通り真の勇者・ハンターナイトツルギが誕生することになる。