ゼブブ

ぜぶぶ

ゼブブとは、『ウルトラマンガイア』に登場した地球外生命体であり、本作の後半に登場した死神と呼ばれる怪人の正体である。

データ

• 身長：66m
• 体重:：6万6千トン
• 別名：破滅魔人
• 出身地：ワームホール

概要

第48話「死神の逆襲」に登場。

死神の正体で、ハエやセミのような顔と悪魔のような体つきをしている。

破砕されたビル群を背景に、ウルトラマン達と激戦を繰り広げた。

右腕の刀はウルトラマンアグルの体を簡単に傷つけ、貫けるほどの強度を誇り、左腕からは光弾、触手を相手の体に巻き付けての放電攻撃、全身に電磁バリアで包んで身を守るという戦法を得意としている。ただし、バリアは目の間にのみ隙間が存在する。

武器の刀でアグルの体を刺し貫いて敗退させ、友のピンチに駆けつけたウルトラマンガイアとの戦闘に突入。

その威力を警戒したガイアに右腕の刀を折られるも、砂かけによる目眩しで隙を狙ってガイアを拘束、放電で苦しめる。

そこへこれまで共に戦ってきたガイアが高山我夢であると知り奮起した各ファイターチームのリーダーが新型のXIGファイターを引っさげて援護に駆けつけてきたことによって両ツノを破壊されてしまう。

劣勢になったかと思いきやクァンタムストリームやシグファイターの一斉攻撃を電磁バリアで防御し再度逆転(このバリアはガイアのキックなどの物理攻撃などをも弾いてしまう)。

至近距離からの光弾をモロに炸裂させ、ガイアのライフゲージを点滅させるまで追い詰める。

しかし、目の間に隙間があるという弱点を見抜いた米田リーダーのXIGファイターSTの攻撃を受けて左目を潰され、バリアを張れなくなった所でガイアが奮起。

必殺のフォトンストリームを受けて倒された。

アグルガイアを苦しめた強敵だがアグル戦では普通に素手での戦闘で油断を誘いアグルの見えない部分で変形させて不意打ちする、ガイア戦での砂かけなどどこぞの宇宙の帝王のような姑息な反撃で打開を図るなどゼブブ本人そのものの戦闘経験はそこまで高いわけではない。実際ガイアにあっさり刀を折られ、防御面もバリアに依存しているためかXIGファイターの攻撃に大きなダメージを受けるなど身体能力もウルトラシリーズの強敵系でも低い部類に入る。

ブリッツブロッツもそうだが、その強さは自身の能力（腕の刀の攻撃力の高さやバリヤ）に依存した部分が強いようだ。

余談

名前の由来は恐らく、大魔王サタンに次ぐとされる暴食を司る蝿王ベルゼブブから。

ちなみに第48話の準備稿でのタイトルは「アグルの恋」だった。

関連タグ

ウルトラマンガイア　ウルトラ怪獣　根源的破滅招来体

エンペラ星人 :人類に対してウルトラマンを差し出せと降伏を迫った点が共通。ただしこちらはラスボス。