概要
特撮テレビドラマ『ウルトラマンガイア』OV「ウルトラマンガイア ガイアよ再び」に登場する根源的破滅招来体の一体。
根源破滅海神ガクゾム
身長 | 65m |
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体重 | 7万7千t |
根源的破滅招来体の生き残りで、密かに深海に潜んでいた。
実体前は闇の姿であり、その状態でもセイレーン7500のマーリン・ブラスト砲を無効化し、叩きつけるほどの強さを誇る。
実体後は深海魚のような姿をしており、背中に鰭を持つ。武器は頭部や両腕から発射する破壊光弾。尻尾攻撃もする。
戦闘能力はアグルに圧倒されるなど高くはないが、バイアクヘーとの共闘でアグルを追い詰めた。
目的は地球全体を海底と同様闇の世界に染め上げること。
その目的のために深海に住む深海生命体リナールから光を奪い、滅亡寸前まで追い込んだ。そして、眷属のバイアクヘーを地上へ向かわせ、自らはリナールの光を吸収し、リナールの救援に来たセイレーン7500を撃墜し、ワームホールを出現させることで、実体を得るようになった。
東京湾に出現し、破壊活動を行うが、復活したアグルと交戦。一度は圧倒されるが、眷属のバイアクヘーとの連携でアグルからエネルギーを奪って追い詰めた。
ピースキャリーに邪魔されながらこれを撃墜するも、リナールの光で復活したガイアが救援に駆けつけ戦況が一変。不利と判断したのかバイアクヘーと融合し、強化体となった。
根源破滅海神ガクゾム(強化体)
ガクゾムが眷属であるバイアクヘーと合体し、強化された姿。
背中の鰭を開き、両腕を鎌状に変形させ、胸や能力を強化、さらに新たに胸でガイアの光線を吸収し打ち返す能力を持つようになった。
圧倒的な力で、ガイアやアグルを苦戦させ、あと一歩まで追い詰めたが、チームライトニングの援護により邪魔され、さらにリナールの光によりガイア、アグルが回復し、SV(スプリーム・ヴァージョン)となったガイアに圧倒され、ガイアのフォトンエッジを吸収するも、最後はガイアのフォトンストリームとアグルのフォトンスクリューの同時攻撃フォトンスクエアを受け、そのエネルギーを吸収しきれず爆破して滅びた。
余談
ガクゾムの着ぐるみはその後、『ウルトラマンコスモス』のカオスエリガルに改造された。
なお、ガグゾムが潜んでいたセレファス海溝はクトゥルフ神話に登場する架空の都市セレファイスが元ネタである。