データ
身長 | 不明 |
---|---|
体重 | 不明 |
別名 | 巨獣 |
出身地 | ワームホール |
概要
第26話「決着の日」に登場。
ウルトラマンガイアとウルトラマンアグルの戦闘で互いの必殺技がぶつかりあった際、発生した強力なエネルギーを根源的破滅招来体が回収し、そのエネルギーで巨大化させたワームホールの中から出現した超巨大怪獣。
ワームホールからは頭と首の部分だけしか出さなかったため、全長はどれほどのものなのかや、胴体部分の外観は不明。攻撃手段は口からの火炎放射で、巨体ゆえにとても遠くまで届く。
あまりの巨大さゆえにXIGファイターの一斉射撃やガイアV2のクァンタムストリームではビクともしないほどの防御力を持っているが、最期はXIGファイターによりワームホールを直接攻撃された事に怯み、体内に侵入したガイアSVにフォトンストリームを撃ちこまれ大爆発した。
また、ゾーリム出現と同時に光量子コンピューター・クリシスも暴走を起こし、防衛用衛星の通信回路を遮断するなどGUARDを妨害する行動を行っており、そのパルスパターンがゾーリムのものと酷似していたことから、クリシスがはじき出した「削除対象:人類」という結論は根源的破滅招来体によって操作されていたものだったことが明らかになった(後にクリシスをそういうふうに細工したのはアルケミースターズのメンバーの一人クラウス・エッカルドである事が判明した)。
後にΣズイグルが出現したときにも、ゾーリムと同じパルスパターンが観測されている。
第36話「再会の空」ではノルウェー・セイリア島の洞窟に描かれた壁画として登場。
壁画には「赤と青の光が天に昇っていき、開かれたワームホールから首を伸ばした怪獣が地を焼き払う」という26話の流れに沿った内容が描かれていたが、これが古代に起こったことを書き記したものなのか未来を予言したものなのかは不明。
ウルトラマンFighting Evolution3
このゲーム内にNPCとして登場するが、展開が変わっている。
まずガイアとアグルの戦闘中に突然出現し、アグルがガイアにその場で光を渡して姿を消す。
その後はゾーリムの火炎を反復横跳びでよけながらガイアスラッシュで反撃していくシューティングパートになり、ゾーリムの体力をゼロにするとスプリームヴァージョンに変身して地上からフォトンストリームを発射する、といった展開になっている。
余談
- 準備稿での名称は「ゾーリック」だった。
- 名前の由来は微生物のゾウリムシから。サイズが不明なほどに巨大なための皮肉である。
- 第26話の監督・特技監督を務めた村石宏實はゾーリムの造型に関して「(超巨大な怪獣なので)全身を作るのは難しい」と判断し、頭部だけを造型したという。
関連タグ
ウルトラマンガイア ウルトラマンアグル 根源的破滅招来体 巨大 超巨大怪獣
ギドラ - そっくりな見た目をしている
じげんりゅう・デッドマスカー:空中の穴から顔だけ出しているという点では似ているモンスター。全身像は不明ながら、東洋竜のような体型をしている事は判明している。