じげんりゅう
じげんりゅう
次元を自在に行き来するドラゴンで、空中に浮かぶ穴から顔と手先だけを出している(作品によっては本体が完全に隠れている)。
ちなみに角の後ろの紫色のものはたてがみで、ヒゲは下あごから生えている。
今のところ全体像は明らかではないが、東洋龍のような体格であること、ボディも緑色であることが判明している。
ドラゴンクエストモンスターズ2 マルタのふしぎな鍵 イルの冒険・ルカの旅立ち
初登場にして特にコイツの入手が困難だったタイトル。公式大会の会場限定配信の超レアモンスターであった。
ステータスは勢いよく上がるがレベル9で打ち止めになってしまうため配合に回せず(配合は双方のレベルが10以上必要)、「親」から特技を受け継いでレパートリーを増やしたり、耐性の高いモンスターと配合して耐性を強化したりといったことができない。つまり、対戦で使われる見込みはカタログスペックからして明らかになかった。
ドラゴンクエストモンスターズ ジョーカー2 プロフェッショナル以降の作品
『ドラゴンクエストモンスターズ ジョーカー2』以降はモンスターごとに決められた「サイズ」が登場し、コイツは枠2つの「メガボディ」に。
相変わらず配信限定だが今回は配合できる。ただしシステムが変わったため、親から特技を受け継いだり、耐性を強化したりはできなくなった(スキルシステムによってある程度はカバー可能。ちなみにじげんりゅうはスキルを4個持てる)。
毎ターン2~3回行動できる手数の多さが魅力だが、肝心のステータスは中途半端で取り立てて高いものはない。その上『ジョーカー2 プロフェッショナル』では偶数ターンに時々行動しなくなる「強者のよゆう」を持っておりイマイチ使いづらい。
『テリーのワンダーランド3D』ではこれが無くなったので安定性が増し(スキルによってはつくことがある)、「究極配合」の登場でカスタマイズ性もアップ。
ステータスは下がるが確実に3回行動できるようにするか、全耐性を1段階上げて防御面を強化するか。
ちなみに配信は「東京都内の特定の店舗数ヶ所」という意地悪すぎるものだったが、『テリーのワンダーランド3D』では家庭にWi-Fiがあればそちらでも受け取れるようになった。
『マルタのふしぎな鍵』のリメイクとなる『イルとルカの不思議なふしぎな鍵』では、ついに配信から外れたため通信がなくても入手できるようになったものの、『ドラゴンクエストモンスターズ ジョーカー3 プロフェッショナル』ではまた配信限定に逆戻り(しかもコイツを使わないと生み出せないモンスターがいる上、配合ツリーに絡んでいるためほぼ不可欠)。
任天堂のフリーWi-Fi「ニンテンドーゾーン」も終了してしまったため、家庭に通信環境がないとツリー上位のモンスターを諦めなければならない事態に。できれば通信交換で譲ってもらうといいだろう(一度入手すれば通信無しで再入手できるため、ケチケチする必要はない)。
『ドラゴンクエストⅩ』では穴ではなくキャンパスから飛び出た外見の魔瘴竜ジャオマンダ、『星のドラゴンクエスト』ではブレイク系のような結晶に覆われたいじげんりゅうといった亜種も登場している。その他にも似たような風貌のデッドマスカーというモンスターも存在するが関係は不明。『イルとルカの不思議なふしぎな鍵』の図鑑には「次元を超えられる偉大な竜のもう1つの姿と言う説も」という説明がある。