カオスエリガル

かおすえりがる

カオスエリガルは、『ウルトラマンコスモス』に登場するカオス怪獣である。

データ

体長	56m
体重	6万t

概要

第28話「強さと力」に登場。

エリガルに取り付いたカオスヘッダーがエリガルから分離した際姿をコピーして実体化した姿。腕が鎌「カオス・メタルアーム」になっており、胸の突起からは光線を放つ。コロナモードのブレージングウェーブで倒された。

第29話「夢みる勇気」で再び登場し、コスモスはルナモードのフルムーンレクトで何とか救おうとするのだが、その正体は……

カオスエリガルⅡ

体長	カオスエリガルと同じ
体重	カオスエリガルと同じ

第63話「カオス激襲」に登場。

エリガルⅡがカオスヘッダーに憑りつかれカオス怪獣へと変貌した姿。チームEYESと統合防衛軍によるカオスヘッダーの集結ポイント「P87ポイント」への総攻撃を妨害するための囮として暴れ回る。

コスモス本編に登場する最後のカオス怪獣で、以前の個体同様に毒ガスを噴出物する能力を持つ上カオスヘッダーの進化によりカオス抗体にも抵抗力を身に付けていたが、最後はエクリプスモードの『細胞組織変化能力(仮称)』により毒ガスを出さない体へと変質された後にコズミューム光線によりカオスヘッダーを切り離され元の姿へと戻った。

ただし、怪獣を人質に取った事でチームEYESは総攻撃の護衛戦力を保護活動に回す事を余儀なくされ、その間に別のカオスヘッダーがトレジャーベースを覆って総攻撃実行を一時不可能にしたため、囮という目的自体は果たした。

また、分離されたカオスヘッダーはコスモスがエリガルを毒ガスを出さない体へと体質変化させた事に対し、「オ前ハ人間ノタメニ、怪獣ノ体ヲ変エタ……我々ガ、我々ノタメニ怪獣ヲ変化サセルノト……ドコガ違ウ……？ソノドコガ……悪イ……？」という怨嗟の声と共に消滅している。

余談

着ぐるみは『ウルトラマンガイアガイアよ再び』のガクゾムの改造。

カオスエリガルⅡを最後に、名前にナンバリングが付く怪獣は『ウルトラマントリガー』のゴルバーⅡまでの間19年間登場しなかった。

関連タグ

ウルトラマンコスモス　コスモス怪獣　ウルトラ怪獣

カオス怪獣　エリガル

スフィアネオメガス：こちらも普通の腕をしたオリジナルの怪獣がメインヴィランに寄生されて鎌状の腕に変異した怪獣。