概要
『ファイヤーマン』に登場する防衛チーム。SAFとは『地球科学特捜隊』の別名にして「SCIENTIFIC ATTACK FORCE」の略称(地球科学特捜隊の名称は、『ファイヤーマン』が『ウルトラマン』に回帰した作品であった所による部分が大きい)。
ドリゴンとドリゴラスの出現を重く見た日本政府が、海洋開発センターを母体として発足させた。メンバーの数はロゴにもある通り、5人のメンバーで結成されており、それぞれが科学分野のエキスパートである。
海洋開発センターが母体となっている為、潜水艦や地底戦車と云った極限下でも活動できるマシンを配備させているのが特徴。
メンバーの名前は海やそれに近い地域に関係したワードから取られている。テーマソングは「SAFの歌」。
メンバー
- 海野軍八
海洋開発センターからSAFの隊長に就任。
40歳で海洋学と生物学2種の博士号を持つ。
頑固な面を持つ一方、包容力に溢れた人。
隊員服・ヘルメットは臙脂色。
- 水島三郎
28歳。宇宙工学博士で、SAF結成前は宇宙開発研究所の元所長。
マリンブルの設計者で冷静な人物だが、どこか無邪気。
隊員服・ヘルメットは紺色。
- 千葉太
25歳。明るい性格の工学博士。シーマリン号やマリンゴンの設計者と一見理知的な人物だが、武術に優れた実戦派としての側面も併せ持つ。
隊員服・ヘルメットは緑色。
- 葉山マリ子
メンバーからは「マリちゃん」と呼ばれている女性隊員で、コンピューターのプログラマー。海洋開発センターでは、海野の助手を勤めていた。
隊員服・ヘルメットはオレンジ色。
- 岬大介
21歳。かつては地質考古学研究室の田所博士の元で働いていた青年で、地質学と考古学のエキスパート。それもそのはず、その正体はアバン大陸人の末裔ミサキーことファイヤーマン。実直かつ子供好きな性格。アカレンジャーではない。
隊員服・ヘルメットは黄色。
メカニック
- SAFレーザーガン
SAF隊員が携帯するレーザーガン。内部に小型原子炉を内蔵しており、1年間継続して使い続けることが出来る。
- シーマリン号
海洋開発センターの潜水艇を改良したもので、攻撃機能が搭載された。この作品を代表するマシンの1つ。底部からマニピュレータを取り出す事も可能である。
- マリンブル
小型戦闘機で、垂直離着陸機能が搭載されており、宇宙でも戦えるよう設計されている。
- マリンゴン
大型主力戦闘機。白色光線とミサイルを搭載している他、宇宙空間でも戦える。
- マリンカー
地上でのパトロールに使われる専用車両。各部に武器を搭載している他、水上でも走行が出来る。
ベース車両はマツダ・カペラ。
- モグリアン
4連ドリルで固い岩盤を砕いて地中に潜行できる地底戦車。その持続時間は15日間と言われている。
現場へはマリンゴンで輸送される。設定上は水中でも潜行できるという。
関連タグ
円谷ヒーローシリーズの歴代防衛組織