曖昧さ回避
- 『白い戦士ヤマト』に登場する犬については「レッドキラー(白い戦士ヤマト)」を参照。
DATA
| 別名 | ブーメラン怪獣 |
|---|---|
| 身長 | 50m |
| 体重 | 3万8千t |
| 出身地 | ズール星 |
概要
『帰ってきたウルトラマン』第46話に登場する怪獣。
正式名称は「ブーメラン怪獣レッドキラー」。
地球侵略を目論むズール星人に使役され、ズール星人のもつ紙芝居のストーリーに沿って行動する。
武器は両手の「カミソリブーメラン」と、口から吐き出す煙。
肉厚のハサミ状である両手は戻って来たブーメランを受け止めるのに適した形状になっている。
肉弾戦も強く、核兵器に匹敵する威力を持つスーパーカノンを受けても平気でいられるほど頑丈な身体を持つ。
劇中での活躍
突如街中に出現し暴れ回るが、MATの開発した強力レーザーガン、『スーパーカノン』で撃退される。
実はダメージを受けておらず、撤退したのはズール星人の作戦の内だった。
再び街中に出現した際にはスーパーカノンを受けても意に介さず、破壊活動を続けた。
そして駆け付けたウルトラマンジャックと戦い、ブーメランと肉弾戦で一時は圧倒するものの、ウルトラブレスレットが変化したブレスレットムチでブーメランを奪われて形勢逆転。
最期は自身のブーメランで身体を十字に切り裂かれて倒された。
レッドマン
第94・98～100・102・104・107話に登場。スーツはオリジナルだが両手のブーメランがない。
94話ではグドンが現れる前にレッドマンと戦い敗れ、98話以降は他の怪獣と組んでレッドマンと戦った。
エースキラーやジャンキラーのように主役ヒーローとの因縁がありそうな名前であるせいか、おはよう！こどもショーでは怪獣おじさんに「レッドマンを付け狙っている」と解説された。
酩酊!怪獣酒場
第63話で登場。区議会議員という設定である。
スマホばかりいじって碌にコミュニケーションを取ろうとしない周囲の客や心に仕切りを作ってしまった人々を嘆かわしく思っており、その原因がアニヲタにあるものだと考えていたが(※)、臨席していたアニヲタに話しかけられて裏の顔がカリスマアニヲタブロガー「卍紅騎羅姫卍」である事がバレてしまい、自分の発言がブーメランとして返ってきてしまう。
本質的には心から国の未来を憂いており、見知らぬ客とのコミュニケーションを拒まない気さくで善良な人物である。
(※)昔の子供達は地域の大人全体に育てられていたが、アニヲタが増えてしまったから親達が警戒して社会とのコミュニケーションが取れなくなってしまったと語っているが、回想で使われているのは主人であるズール星人が紙芝居で子供達に読み聞かせを行うシーンであり、彼は子供に大怪我を負わせた卑劣なヤツである。ウルトラ世界に限って言えば、警戒する親達が増えたのはアニヲタだけでなく、子供を狙う彼ら侵略者のせいでもあるのだ。
過去に起こった事件を振り返ってみればメフィラス星人にメシエ星雲人、ゼラン星人…と「子供」を利用しようと目論む宇宙人は多く、これでは親達が警戒するのも仕方のない話である。
余談
デザイン画では両手に指が存在していた。
劇中において、一発でビルを粉砕する威力のあるブーメランを郷秀樹が凄まじい身体能力で躱しまくるシーンがある。流石というか、変身前から必見である。
