データ
身長 | 60m |
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体重 | 2万8千t |
別名 | 音波怪獣 |
出身地 | 白神山 |
概要
第12話「怪獣シュガロンの復讐」に登場。
白神山に生息している怪獣で、全身をマシュマロのような物体でおおわれている。
その体は一見すると柔らかそうだが、実は非常に弾力性がありそれを利用した強力なパンチ攻撃を得意としている。
口からは、体内にある液体酸素に火をつけることで発射する火炎弾「ウオーン光線」を放ち周辺地帯を焼き払う。
好物は甘いもの、特に砂糖が大好物で、体内にあるシュガー袋という器官で食べた物質を砂糖に変えることができる。また、芸術を理解することができるという。そのためか脳みそは七色に輝いているのだとか。
本来はおとなしい性格だが、自動車などの発する騒音が苦手なため白神山にバイパスが開通してから凶暴化したという。
硫黄を嫌う性質があり、交通事故によって負傷した娘、静香の療養のためにこの山にやってきた牛山画伯が住んでいる場所には絶対に近づかなかった。だがMATの攻撃によって片目を潰され方向感覚を失ったため画伯の家の近くにまでやってきてしまった。
車を憎み、静香に言い寄ってきた暴走族を襲撃したりしたことから死んだ牛山画伯の化身ではないかと言われていたが、静香は燃え盛る家から画伯が描いた絵を運び出そうとしたときの怪我が原因で死んでしまった。
最後はウルトラマンジャックのウルトラ霞切りで胴を切り裂かれて倒された。
レッドマン
第109・111・112・116・119・137話に登場。『帰マン』本編の着ぐるみの流用だが、酷使しすぎたため塗装が剥げて下地である水色の部分が露出してしまった。
ウルトラマンSTORY0
地の国の守護獣として登場。シーモンス、ヒドラ、パンドンと戦った後、究極生命体の肩部分のパーツとなった。
ウルトラ銀河伝説
ベリュドラの右腕の部分を構成する怪獣として登場した。
酩酊!怪獣酒場
第13話にて登場。ノミサーの騒ぎ声にイライラしていた。騒音を嫌う音波怪獣なので仕方あるまい…。
第30話ではシーモンス、シーゴラスと相席し、談笑していた。同じ子を持つ「親」として気があうのであろうか?
ウルトラ忍法帖
朧党に雇われた家政婦「朱牙崙きくゑ」として登場。失業中の夫・ゐくおと五つ子を抱えた42歳の兼業主婦だが、オバサンやババア呼ばわりを嫌い敵味方関係なく「きくゑさん」と呼ばせる。
家事は一通り出来るが役割分担で雇い主のめひらすや怪夢瑠十人衆にも家事をやらせるが、強引だが面倒見の良い性格のため朧党も全員従うようになった。怪夢瑠のことは「十三郎」など間違えた名前で呼ぶ。ある日ラーメン優優でラーメンを盗み食いしてウル忍にやられて帰ってきた怪夢瑠を叱りつけるが、手裏剣が刺さっているのを見て「子供の喧嘩に刃物を使うなんて」と憤慨して自身がウル忍と戦う。戦闘ではマンのスペシウム光線を素手で受け止めバケツに入れて掻き混ぜ飲んでしまい、ティガは子供が嫌いな苦くて辛い生のネギを無理矢理食わせて悶絶させた。しかし家政婦のため家事を優先してしまい、雨が降ると洗濯物を取り込みに戻り、夕方になると特売日の買い物に行ってしまう。帰りに買った鯛焼きを敵のウル忍にも分けて戦闘を再開するが、そこへ来たゐくおの再就職先が無事に決まったため家政婦を続けなくても良くなり、めひらすも朱牙崙一家の幸せを尊重して朧党と涙のお別れとなった。
が、間もなくゐくおの会社が倒産してしまったため今度はゾフィーの屋敷で家政婦をすることになり、ティガやタロウに家事、マンに子守を押し付けていた。
後に『輝』にて怨霊党との激闘後に幼稚園として再建されたウル忍小学校の先生として再登場した。
余談
脚本段階での名前は「アイガー」だった。
オリジナルエピソード収録のビデオ付ソフビ人形セットのパッケージでは、バルタン星人二代目と共に台詞を言っているのだが、「オレたち怪獣軍団がウルトラ兄弟とタイヤキ…じゃないタイケツだ!」と盛大な言い間違いをしていた。
名前の由来は、砂糖を意味する英単語「sugar」から。
関連動画
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マッハレス…騒音嫌いつながり
ウー…娘を守る為に死んだ保護者が生まれ変わった先輩怪獣。