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概要

第13話「津波怪獣の恐怖 東京大ピンチ」及び第14話「二大怪獣の恐怖 東京大龍巻」に登場した怪獣。

西イリアン諸島に生息する四足型怪獣で、その存在は伝説にも伝えられていた(後述)。

角を光らせることで雷や竜巻を起こすことができ、首の力だけでウルトラマンジャックを跳ね飛ばす程の怪力を持つ。

普段は気性もおとなしく、人里に近寄らぬよう暮らしていたため地球防衛軍も存在すら知らなかったのだが、産卵のために必要な鉱石宝石を集めるために日本近海にやって来た。どの動物もそうだが、繁殖期になると気性が荒くなり、人間に対しても躊躇なく攻撃する意思を見せている。

宝石を求めて、展覧会への宝石護送任務を承っていたマグロ漁船・海神丸を攻撃し、轟沈させる。そして産卵のために東京沿岸セメント工場に上陸。事情を察したMATは「攻撃をしないほうがいい」と判断したが、セメント工場の社長が自衛隊に委託し攻撃を開始した為、怒りに火が付いてしまい、夫・シーゴラスを呼び寄せてしまう。

シーゴラスと共に竜巻を発生させて東京を壊滅させようとするが、自身は右目を潰され、シーゴラスが角を折られて戦意を喪失すると、夫婦揃って海に逃げ帰って行った。

シーモンスの唄

ヌレクハーヒーウーモー

ケナケナ シーモンス

ヨドサーハーオーコーム

メウラア シーモンス

劇中でたびたび登場した、シーモンスの存在を示唆する民謡。

実際は北原白秋の「砂山」の一節

海は荒海、向ふは佐渡よ、

すずめ啼け啼け、もう日はくれた。

にアレンジを加えて作られたもの。

その後の登場

その他メディア

スーパー特撮大戦2001

「さらばウルトラマン」にて登場。

役回りは原作と同じでコイツを倒すとシーゴラスが現れるというギミックがある。

バイオ系シナリオでは「ウルトラの星光るとき(前編)」に登場するが、これはシーゴラス(再生)がナックル星人配下として登場していた事に因む(なお、バイオ編でこのエピソードをプレイする場合、「さらばウルトラマン」にてシーゴラスイベントを発生させておく必要がある)。

ちなみに原作同様にウルトラマンジャックが津波をウルトラバーリヤ(本作では「ウルトラバリアー」表記)で止めようとするシーンがあるが、本作ではイナズマン(本作では『F』時代は「イナズマンF」表記)が逆転チェストであっさり止めてしまう

ウルトラバーリヤがエネルギーを激しく消耗するのに対して、逆転チェストの発動は(原作的にも)ノーリスクであった事が理由だと思われる。

酩酊!怪獣酒場

第30話にてシーゴラスと共に登場。シュガロンと談笑していたが、四足歩行怪獣の彼女がどうやって席に座れたかは不明である(四足歩行怪獣専用テーブルが作られるのは第64話である為)。

余談

夫であるシーゴラスは二足歩行だが、シーモンスは四足歩行。初期案ではどちらも二足歩行だったが、ぱっと見で区別できるように変更された。生物学的に言えば「性的二型」の現象として説明できるかもしれない。

デザインモチーフは雌鳥。

なお、この事件の後、シーゴラスとの間に無事「ミニモンス」という子供を儲け、平和に暮らしたという。よかったよかった…。

鳴き声はその後、『ウルトラマンタロウ』のリンドンに流用された。

この回に登場した高村船長を演じたのは、『ウルトラマン』のムラマツキャップ役で知られる小林昭二氏である。作中では上記の「シーモンスの唄」を歌う場面がある。

第14話でシーモンスを攻撃する戦車の映像は『ウルトラマン第27話からの流用。

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