怪獣島SOS
かいじゅうとうえすおーえす
ニューヨークのMAT技術部門が開発した最新鋭の怪獣探査機モンスターソナーの受け取り任務が郷に与えられた。
しかし任務の日が坂田次郎の誕生日であり、マットアロー2号のプラモデルをプレゼントするため南隊員が代理を務めることとなった。
何とか坂田一家と平穏な誕生日を迎えることが出来た郷だったが、南の乗ったマットアローが暴風圏に入り墜落してしまう。
南にお礼を言うためにMATに連絡を取った郷もまた南が行方不明になった事実を聞き、慌ててMAT基地に戻った。しかしマットアローもマットジャイロも解体整備中で飛べる機体がないという。なんとしてでも自分が助けに行きたいと焦る郷。
そのころ、南はとある島に不時着し海底資源の調査をしている3人の男女に救出されていた。南がMATの隊員であることを知ると、島の奥から怪獣の鳴き声が聞こえるとして調査を頼み込んできた。
腕を負傷していた南だったが新兵器のモンスターソナーを持って洞窟に向かう。ソナーの反応が無く、最初は洞窟を抜ける風の音と思われたが、地震が起きて地崩れが起きるとソナーが反応に反応があり、その先に古代怪獣ダンガーが眠っていた
洞窟をダイナマイトで塞いで、ダンガーを出てこられない作戦に取り掛かるが、南の様子がおかしい。南は墜落の傷が原因で破傷風にかかっていたのだ。
一方MAT本部ではようやくマットアロー1号の整備が終わり、燃料補給が済み次第出発する段階だったが、南の遭難場所と破傷風に罹患したとの連絡が入った。急く気持ちを抑えられない郷は治療用の血清を受け取り、補給不十分な状態で出発する。
南たちの洞窟爆破はうまくいったものの、爆発のショックによってダンカーが目覚めてしまう。窮地に追い込まれる南たちだったが、郷のマットアローが到着。ダンカーに攻撃を加えるも燃料切れで墜落、ウルトラマンに変身した。
ウルトラマンはダンカーとの戦いに勝利するも、その渦中で島の火山が噴火。追いつめられる郷や南たちだが、そこへ加藤隊長たちのマットジャイロが到着、救助され脱出に成功した。