「いくら泣いても駄目だ。星人は涙というものには無縁でな」
データ
別名: | 発砲怪人 |
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身長: | 1.6~45m |
体重: | 120kg~2万t |
出身地: | グロテス星 |
演・CV: | 加地健太郎 |
概要
『帰ってきたウルトラマン』第43話「魔神 月に咆える」に登場した宇宙人。
信州の農夫(下のイラスト)に変装して伊吹隊長の命を狙い、MATを解散させようと目論んだ。
両手に1分で500発の弾丸を発射する速射砲「ハンドカノン」を装備しており、戦闘時はこれをメインに用いて戦う。ここからはグロテスセルを照射して物体の縮小化や巨大化を行うことも可能。口からは冷凍光線を発射する。
休暇中で帰省していた伊吹隊長の妻と娘を人質にとり、MATの解散と基地の破壊を要求。やがてMATとの交渉が決裂すると人質の二人を殺害しようとするが失敗、自ら巨大化して使役するコダイゴンと共にウルトラマンジャックと戦う。
戦闘に於いてもコダイゴンを盾にその後ろから速射砲で狙い撃つという卑怯な戦法でジャックを追い詰めるが、最期は一瞬の隙をついたジャックのウルトラスパークで真っ二つに切り裂かれ倒された。
派生作品では
酩酊!怪獣酒場
第28話でモブ客として登場。ゲスラのビッグマウスっぷりに辟易していた。
その後も度々モブとして登場している。
ウルトラ忍法帖
「最小にして最強のウルトラ忍者誕生」の巻に登場。21誘拐の冤罪でセブンに暴行を受けて怒っためひらすが笹比羅と共に呼び出した。エースを殴るが実は根っからの戦い好きだった21のアドリウム光線を受けてしまう。その後は21が寝入ってしまったため起こさないよう静かにウル忍と戦う(ゆっくり動いて爪先歩き)が、めひらすによってマンが倒れた音で起きた21が寝起きの悪さからアドリウム光線を連射し、朧党の隠し砦を破壊してしまった。
余談
- 「冬のプールで撮影」という過酷な撮影が行われた回であり、おかげで寒中水泳状態になったとか。冬のプール撮影は全ウルトラシリーズでもこの回のみとなっている。
- 後に『ウルトラマンメビウス』でコダイゴンを操るのに使われたのは「グロテスセル」という物質だったことが明らかになった。
- デザイン画では頭部が異なっていた。
- 脚本では等身大の状態でウルトラマンと戦う描写が存在している。
- 巨大化後の声はダダの流用。
- グロテス星人のスーツは「見た目が猫に似ている」と言う理由でスーツに髭を付け加えて、1972年5月にNHKで放送された「とべたら本こ」に「猫怪獣 ギャットラー」として登場している。