グロテス星人
8
ぐろてすせいじん
特撮番組『帰ってきたウルトラマン』に登場する宇宙人である。
「いくら泣いても駄目だ。星人は涙というものには無縁でな」
『帰ってきたウルトラマン』第43話「魔神 月に咆える」に登場した宇宙人。
信州の農夫(下のイラスト)に変装して伊吹隊長の命を狙い、MATを解散させようと目論んだ。
両手に1分で500発の弾丸を発射する速射砲「ハンドカノン」を装備しており、戦闘時はこれをメインに用いて戦う。ここからはグロテスセルを照射して物体の縮小化や巨大化を行うことも可能。口からは冷凍光線を発射する。
休暇中で帰省していた伊吹隊長の妻と娘を人質にとり、MATの解散と基地の破壊を要求。やがてMATとの交渉が決裂すると人質の二人を殺害しようとするが失敗、自ら巨大化して使役するコダイゴンと共にウルトラマンジャックと戦う。
戦闘に於いてもコダイゴンを盾にその後ろから速射砲で狙い撃つという卑怯な戦法でジャックを追い詰めるが、最期は一瞬の隙をついたジャックのウルトラスパークで真っ二つに切り裂かれ倒された。
- 「冬のプールで撮影」という過酷な撮影が行われた回であり、おかげで寒中水泳状態になったとか。冬のプール撮影は全ウルトラシリーズでもこの回のみである。
- 後に『ウルトラマンメビウス』でコダイゴンを操るのに使われたのは「グロテスセル」という物質だったことが明らかになった。
- デザイン画では頭部が異なっていた。
- 脚本では等身大の状態でウルトラマンと戦う描写が存在している。
- 巨大化後の声はダダの流用。
- グロテス星人のスーツは「見た目が猫に似ている」と言う理由でスーツに髭を付け加えて、1972年5月にNHKで放送された「とべたら本こ」に「猫怪獣 ギャットラー」として登場している。
関連記事
親記事
兄弟記事
コメント
コメントが未記入です
pixivに投稿されたイラスト
すべて見るpixivに投稿された小説
すべて見る- 『ウルトラ怪獣大百科』書き起こし
第53回「コダイゴン&グロテス星人」解説ナレーション書き起こし
動画内ではグロテス星人の種別を「発泡怪人」と誤記しているのですが、ここではあらかじめ本来の表記に修正してあります。 (本編→https://www.youtube.com/watch?v=Pp7owK8yJuk)760文字pixiv小説作品 - 新・スパロボ風戦闘前会話
vs発砲怪人グロテス星人&魔神怪獣コダイゴン(帰ってきたウルトラマン)
第43話「魔神,月に咆える」より。 今回は昭和ウルトラマンより、怪獣化した神像とそれを操る星人です。実はかなりの強敵であるコダイゴン、後々メビウスの時代にまた騒ぎを起こす事になるわけで。4,592文字pixiv小説作品