信州
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しんしゅう
旧信濃国及び長野県の別称。もしくは篠ノ井線~信越本線で運行されている臨時特急の愛称。
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三穂由貴子には最近、2つの悩みがある。一つは、幼なじみの古萩未玲に帰り道で突然、キスされたこと。その日、キスと一緒に軽い口調で「付き合っちゃおうか」って言われたけど、その後も未玲は普通の友達みたいな距離で接してきて、どうしていいか戸惑っている。もう一つは、2年の途中から入った文芸部で、部長から次の部長に指名されてしまったこと。もともと未玲が入ってたところに付いていっただけだから、ちょっと困っている。 部長の方は、たぶん引き受けることになるだろう。だけど、キスされたことは、どう考えていいのか、どう未玲に接したらいいのか、自分でもわからなくて――。 山間の小さな町の小さな高校に通う、幼なじみの二人、三穂由貴子と古萩未玲。由貴子は中学時代の苦い経験から、地元と、昔から関わりのある全てを疎ましく思っていて、未玲を何度も傷付けてきた。未玲はそんな仕打ちにもめげずに、由貴子のことを慕っている。 過去の自分の行いと、幼なじみへの思いの間で揺れる由貴子の心を描きました。短編です。 *由貴子と未玲を主人公にした3つのお話は、以下の順番でつながっています。1. と3. は由貴子が、2. は未玲が主人公です。 1. 私は彼女が好きじゃない https://www.pixiv.net/novel/show.php?id=11902352 2. 最初に君に読んでほしい https://www.pixiv.net/novel/show.php?id=11955981 3. 『友達』の境界線 *この作品は、魔法のiらんどに投稿した同名の作品を編集して投稿したものです8,731文字pixiv小説作品雨が降ったら ここへおいでよ
柳原 麻衣 (やなはら まい) 中学2年生、気弱でまじめな図書委員。 見藤 絵里香 (みとう えりか) 麻衣の幼なじみ。昔は麻衣と仲良しだったけど、中学に入って「荒れてた」彼女にはイヤな噂がたくさんあって、みんなからは不良だと思われている。 幼い頃のようにはいられない二人。 心が離ればなれになってしまった二人。 子供から大人になる過程で、時折訪れる別離。 だけど、現実をちょっとだけ変えたい麻衣が、小さな勇気を出す──。 そんな雨の放課後から始まるお話。 図書館が大好きで、暇さえあれば図書館に入り浸っている麻衣と、雨の日の放課後に図書館に来るようになった絵里香。麻衣と絵里香は少しずつ心を通わせ、そのことが少しずつ絵里香を変えて、周りもそんな絵里香と距離を縮めていく……。嬉しいはずなのに、何故か切ない。麻衣の揺れる思いと、絵里香が経験した辛いこと。その向こうに、麻衣が見つけたこと。短編です。 *このお話は、『魔法のiらんど』に投稿した連作短編を編集したものです。 *本編の後日談、「晴れた日も、一緒に……」を加筆しました(190918)32,327文字pixiv小説作品最初に君に読んでほしい
古萩 未玲(ふるはぎ みれい) 山々に囲まれた小さな町に暮らす、高校2年生の女の子。文芸部員で、小説を書くことが好き。 三穂 由貴子(みほ ゆきこ) 未玲の幼なじみで、未玲と同じ文芸部員。本を読むのが好きで、文芸部では部誌の編集を担当している。 小さな町の、小さな高校に通う未玲と由貴子。二人が所属する文芸部は、他校と交流するほどじゃないけど、部活自体が幽霊ってほどでもない、年に何回か部誌を出す、中くらいの元気さの部活だ。 未玲が部誌に載せるために書いた、一遍の小説。誰よりも先に読んでほしくて、ある日の帰り道に由貴子に手渡した。 「読んだら、文芸部員として感想を聞かせてほしい」 未玲の願いに応え、放課後の部室で、由貴子は未玲に感想を話し始める――。 「書くこと」「読むこと」「伝えること」 未玲と由貴子の、それぞれの心の動きを描いた短編。 *由貴子と未玲を主人公にした3つのお話は、以下の順番でつながっています。1. と3. は由貴子が、2. は未玲が主人公です。 1. 私は彼女が好きじゃない https://www.pixiv.net/novel/show.php?id=11902352 2. 最初に君に読んでほしい 3. 『友達』の境界線 https://www.pixiv.net/novel/show.php?id=11973828 *この作品は、魔法のiらんどに同名で投稿したものです。内容を編集して、pixivにも今回投稿しました。5,441文字pixiv小説作品私は彼女が好きじゃない
三穂 由貴子(みほ ゆきこ) 高校2年生。山あいの小さな町、結田生まれの結田育ち。地元が嫌いで、大学に進学してこの町を出る日を待ち望んでいる。古くさくてダサい名前も、気に入っていない。 古萩 未玲(ふるはぎ みれい) 高校2年生。由貴子の幼なじみで文芸部員。性格はマジメで内向的。勉強はできるので、クラスではテスト前だけ便利屋的に頼りにされている。 小学校も中学校も同じクラスで、仲も良かったふたり。だけど、中学校時代に起きた出来事がきっかけで、少しずつ疎遠になった。 由貴子は高校デビューして、新しい仲間と、新しい関係を作って、高校時代をいい感じに過ごしたいと思っている。だけど幼なじみの未玲が、無かったことにしたい中学校時代を知ってる未玲が、同じクラスになってしまって――。 普通の家庭で、普通に幸せな生活を送っているのに、心はいつも、どこかささくれ立ってる。自分の手で人生を切り開きたくて、自分も大切な人も傷付けてしまいながらもがく由貴子と、そんな由貴子を慕い、見守る未玲。 そんな二人のお話。連作短編です。 *由貴子と未玲を主人公にした3つのお話は、以下の順番でつながっています。1. と3. は由貴子が、2. は未玲が主人公です。 1. 私は彼女が好きじゃない 2. 最初に君に読んでほしい https://www.pixiv.net/novel/show.php?id=11955981 3. 『友達』の境界線 https://www.pixiv.net/novel/show.php?id=11973828 *このお話は、魔法のiらんどに掲載した5つの短編をまとめたものです。「恋シチュ×10テーマ」の短編コンテストに参加しました。26,027文字pixiv小説作品春が来るまでニセモノの恋を
高校生活もあと少しを残すだけとなった、とある冬の日。受験勉強で教室に残っていた横根和佳奈(よこね わかな)は、クラスメイトの露切桃花(つゆぎり ももか)にお願いをされた。後輩の恋を応援したいから私と付き合ってと――。山あいの小さな町にある小さな高校、卒業の気配が色を濃くしていく放課後の教室。和佳奈と、桃花と、桃花の後輩と、桃花の後輩の想い人。「同じクラス」意外には接点のなかった和佳奈と桃花が卒業までの短い時間の中で織りなす、ニセモノの恋のお話。 *このお話は、2022.2.15~2024.9.27に魔法のiらんどに投稿した同名の作品を編集したものです。68,424文字pixiv小説作品