基礎データ
全国図鑑 | No.0695 |
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コーストカロス図鑑 | No.047 |
ガラル図鑑 | No.319 |
ローマ字表記 | Elezard |
ぶんるい | はつでんポケモン |
タイプ | でんき / ノーマル |
たかさ | 1.0m |
おもさ | 21.0kg |
せいべつ | 50%♂・50%♀ |
とくせい | かんそうはだ/すながくれ/サンパワー(隠れ特性) |
タマゴグループ | ドラゴン/かいじゅう |
各言語版での名称と由来
言語 | 名称 | 由来 |
---|---|---|
日本語 | エレザード | electric(英語で電気)+lizard(英語でトカゲ) |
英語・スペイン語・イタリア語 | Heliolisk | ἥλιος(helios、古代ギリシア語で太陽)+basilisk(バジリスク) |
ドイツ語 | Elezard | 日本語名に同じ |
フランス語 | Iguolta | iguane(イグアナ)+Volta(ボルタ) |
韓国語 | 일레도리자드 | 일(il、日)+electric(英語で電気)+목도리도마뱀(mokdori domabaem、エリマキトカゲ)+lizard(英語でトカゲ) |
中国語(簡体字・繁体字) | 光电伞蜥 | 光电(guāngdiàn、光電)+伞蜥裼(sǎnxīyì、エリマキトカゲ) |
中国語(香港・台湾) | 電傘查特 | 電(diàn)+傘蜥蜴(sǎnxīyì、エリマキトカゲ)+日本語名の部分的な音訳 |
ヒンズー語 | हीलियोलिस्क | 英語名の音写 |
ロシア語 | Хелиолиск | 英語名の音写 |
タイ語 | เอเลซาร์ด | 日本語名の音写 |
進化
概要
『ポケットモンスター X・Y』(第6世代)で初登場するポケモン。
エリキテルの進化系であり、「たいようのいし」を使うことによって進化する。
名前の由来は電気を意味する「electricity」+トカゲを意味する「lizard」からきていると思われる。
進化したことで「太陽の光を浴びて発電する」という能力が強化され、エレザード1匹で高層ビル1つに必要な電気を作り出せると言われている。
その際は、エリマキを広げて発電している(ゲーム中の攻撃モーションなどで確認できる)。エネルギー枯渇が問題視される現代においては夢のような能力を持つポケモンである。
また自身の筋肉を電気で刺激することによって、100mを5秒で走るほどの脚力を誇るとも言われている(Newポケモンスナップやポケモン剣盾を見る限り、走り方は現実のエリマキトカゲのそれである)。
図鑑によれば元々は暑い地域のポケモンらしく、かつて砂漠に栄えていた国で人々にとても大切にされていたらしいが、国が滅びてしまい残された財宝と共に、カロスやガラルといった異国へ移り住んだという悲しい経歴が語られている。
余談だがくさタイプ以外で初の「たいようのいし」進化のポケモンである。
当初はそこまで注目度が高いポケモンではなかったが、隠れ特性が「サンパワー」であることが判明したことで一部ファンの間の注目度が一気に増した。
韓国語では、第9世代でソウブレイズが登場するまでは唯一の6文字であった。
使用トレーナー
対戦において
種族値
HP | 攻撃 | 防御 | 特攻 | 特防 | 素早さ | 合計 |
---|---|---|---|---|---|---|
62 | 55 | 52 | 109 | 94 | 109 | 481 |
ステータスは特攻とすばやさに優れ、天候に関する特性をもつというこれまでのでんきタイプには無い個性を持っている。
特に「かんそうはだ」はでんきタイプとの兼ね合いが非常に優秀。相性のいいみずタイプのポケモンのメインウエポンを無効化できるため、最高のみずタイプキラーとなるだろう。雨が降っているならHP回復効果に加え「かみなり」が必中になり、さらには自身も「なみのり」を覚えるため、雨パアタッカーとしても雨パキラーとしても活躍が見込める。
技の面では、他のでんき特殊アタッカーに比べるとあくのはどう、くさむすび、また先述のなみのりなども覚えるため攻撃範囲はやや広く、相性補完に優れる。タイプ一致で「はかいこうせん」も撃てるが、その際は特性「サンパワー」のダメージで相打ちになれるタイミングを狙い、隙をなくせるとおいしい。
また、じめんタイプが弱点ながらすながくれを持つ。砂パはみずタイプを弱点とするポケモンが多いため、みずタイプキラーとして投入を検討してもよいかもしれない。
ちなみにこの「はかいこうせん」(威力150)を、特性「サンパワー」(×1.5)でこだわりメガネ(×1.5)を使用し、さらにタイプ一致技の補正(×1.5)を受けると威力506の壊れ技となる。アイテムがノーマルジュエル(×1.3)でも威力は438と凄まじい。
要するに大体のポケモンを一撃で葬り去ることが可能となるロマン砲である。
しかし特性の採用率は「かんそうはだ」に偏っている。
これは「かんそうはだ」の優秀さ以外にも、「すながくれ」は砂パでメインとなりうるはがね・いわ対策として投入されるじめんタイプの技でついでに倒されがちであること、「サンパワー」は晴れ時に強化されるほのお技が「めざめるパワー」だけであり、かつ「ソーラービーム」を覚えないことが理由と思われる。
ソーラーパネルのように発電するのにソーラービームを覚えないとはいったい……
だが第8世代になって漸く「ソーラービーム」を覚えられ、「めざめるパワー」廃止の代替として「ウェザーボール」も加入。晴れパのアタッカーとしての道が開けた。
攻撃技以外にも相手の特攻を2段階下げる「かいでんぱ」、対象の使うわざのタイプをでんきタイプに変える「そうでん」等、個性的な補助技を覚える。また「へびにらみ」も覚えられ、第7世代で弱体化した「でんじは」の代わりに使える。
ただしサポートに徹する場合「ぼうぎょ」の低さやギリギリ110に届かない「すばやさ」が気がかり。
番外作品
ポケモンマスターズ
シトロンの&エレザード
2020年4月14日に実装された、でんきタイプの☆5テクニカル。
相手全体のすばやさを下げる「エレキネット」と相手1体の命中率を下げる「どろかけ」で相手の能力を下げることに特化している。
パッシブスキル「必中化」を標準装備しているので、確実に相手の能力を下げられる。
全体技の「パラボラチャージ」は威力こそ低いが与えたダメージに応じてHPを回復する効果があり、バディストーンボードで獲得できる「HP回復技回復量増加1」でより多く回復することが可能。
技
エレキネット | 相手の素早さを1段階さげる |
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どろかけ | 相手の命中率を1段階さげる |
パワーオン!! | 自分の素早さと回避率を1段階あげる。自分を次回急所状態にする |
パラボラチャージ | 相手に与えたダメージが多いほど自分のHPを回復する |
バディーズ技
未来を切りひらく10まんボルト | 相手の素早さがさがっているほど威力があがる |
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パッシブスキル
必中化 | 技が必ず命中する |
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晴れ時威力上昇5 | 天気がひざしがつよい状態のときは技の威力をあげる |
HP分威力上昇4 | 自分の残りHPの割合が多いほど技の威力をあげる |
ポケモン不思議のダンジョン
ポケモン超不思議のダンジョンの「ニョロボンリバー」にて登場。
物語の関係上ここから難易度が跳ねあがるのだが、それを象徴するかのように1ターン溜める代わりに部屋全体+タイプ一致+急所に当たりやすい+タメ技ゆえの超高火力と超強化された「かまいたち」を同じ部屋に入った主人公たちに問答無用でぶっ放してくる難敵である。1発食らうだけで体力の9割は吹っ飛ぶので運が悪いと一撃で倒されてしまう(+急所率も高い)。
おまけにレベル技がORAS仕様のためレベル1の時点で高火力技を習得しており、特に「かみなり」は超危険。周囲吸収技である「パラボラチャージ」も搭載しているのでさっさと潰さないと冗談抜きで詰む。序盤で最強クラスの技ばかり放ってくる今作はいろいろおかしい。
幸い耐久力は大したことないので枝を活用して隣接し、レンケイで一気に叩けば被害は最小限に抑えられる。なんにせよ、今作が今までより難易度が高いことを身をもって教えてくれるポケモンとなったことは間違いない。
アニメ版
『アニポケ・サトシの旅シリーズ』
シトロンのエレザード
シトロンが製作したシトロイドが彼の代わりに手持ちとして使用。63話でもブラックシトロイドが出したレアコイル対決するのにも使われた。ご主人様認識モードによるバトルではじならしを新たに使っていたが、サトシとの公式ジム戦ではフラッシュとでんじはを追加している。XY&Zでは新たにきあいだまを使っている。
技……ドラゴンテール、じならし、パラボラチャージ、フラッシュ、でんじは、きあいだま
その他
XY | 20話(イメージ)・30話・60話・73話・78話・105話・138話 |
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SM | 7話(図鑑画面) |
劇場版 | 破壊の繭とディアンシー |
ちなみに:現実世界でいうエリザベスカラーは、ポケモン世界では「エレザードカラー」とよばれており、サン&ムーンではポケモンセンターで治療を受けたニャビーが装着している。
関連イラスト
関連タグ
0694.エリキテル→0695.エレザード→0696.チゴラス
ポリゴンZ:ロマン砲つながり