基礎データ
全国図鑑 | No.0120 |
---|---|
カントー図鑑 | No.120 |
ジョウト図鑑 | No.167 |
ホウエン図鑑 | No.143 |
イッシュ図鑑 | No.238 |
コーストカロス図鑑 | No.034 |
アローラ図鑑 | No.223 |
ヨロイ島図鑑 | No.098 |
ローマ字表記 | Hitodeman |
分類 | ほしがたポケモン |
タイプ | みず |
高さ | 0.8m |
重さ | 34.5kg |
性別 | 不明 |
特性 | はっこう/しぜんかいふく |
隠れ特性 | アナライズ |
タマゴグループ | すいちゅう3 |
各言語版での名称と由来
言語 | 名称 | 由来 |
---|---|---|
日本語 | ヒトデマン | ヒトデ+-man(英語でその領域に関する特性)+ウルトラマン |
英語・スペイン語・イタリア語 | Staryu | starfish(ヒトデ)+you(あなた) |
ドイツ語 | Sterndu | Stern(星)+Seesterne(ヒトデ)+du(あなた) |
フランス語 | Stari | star(英語で星)+I(英語で私) |
韓国語 | 별가사리 | 별(byeol、星)+불가사리(bulgasari、ヒトデ) |
中国語 | 海星星 | 海星(hǎixīng、ヒトデ)+星星(xīngxīng、星) |
ヘブライ語 | סטאריו | 英語名の音写 |
ヒンズー語 | स्टारयू | 英語名の音写 |
ロシア語 | Старью | 英語名の音写 |
タイ語 | ฮิโตเดมัน | 日本語名の音写 |
進化
概要
初代『ポケットモンスター 赤・緑』より登場している水棲ポケモンの一種。
五芒星の形をした茶色いヒトデ中央、黄色いベルトのような隆起があり、その中心に赤いコアが存在する。
ヒトデらしく砂浜や海底などの海辺に生息し、夜となるとコアが赤く点滅する等、変わった生態を有する謎が多いポケモン。この際、海底にいる者も海面まで浮かび上がって来る模様。
点滅のリズムは人の鼓動と同じとも、夜空の星の瞬きに合わせているともいわれ、その姿から星と交信していると謳われている。特に夏終わりの浜辺へ行くと、多くの群れがリズムが揃った点滅を行う姿を目に出来るとか。
こうした点から宇宙と関連付けられることが多く、一部地域では海へ落下した星屑がヒトデマンとなったという伝承が残されている。
また、ヒトデでありながら二足でしっかりと直立することが可能で、どの媒体でも起き上がった状態がデフォルト。身体自体も実は左右非対称で上下も存在し、左足側のみ前面にある黄色い部分が背面にまで繋がっている。
一応二足歩行も出来るが、地上を移動する際は空中に浮いてクルクル回転しながら移動している。進化するまでエスパータイプは付かないが、この時点でそういう資質自体はあるようである。
その他、ヒトデらしく強い再生能力があり、中心部コアさえ無事なら他部分はどれだけ切られても、一瞬から最長半日までで再生することが可能。自然界では天敵・ネオラントを始めとした魚ポケモンに齧られることもあるが、この再生能力があるため気にしていない様である。
ちなみに性別不明ポケモンであり、アニメで雌雄同体と明言されている。現実の棘皮動物は殆どに性別があるが、スナイトマキヒトデやチビイトマキヒトデなどは雌雄同体である。
名前の由来は恐らく「ヒトデ+ウルトラマン」で、下記のアニメではより分かりやすいオマージュが為されている。
色違いのすがたは体がメタリックグリーン(場合によっては銀)、中心のコアが青へそれぞれ変化している。
なお、『CAPSULE MONSTERS』段階ではデザインが現在のものにほぼ近く、名称は「ミミー」となっていた(ソース①/ソース②)。
名前の由来となったのは『ウルトラセブン』第21話「海底基地を追え」に登場する宇宙海底人ミミー星人であると思われる。この宇宙人は各児童書などで姿こそ描かれているものの、劇中では赤いコアを有するヒトデ型宇宙船しか登場していなかった。
このことから鑑みるにスターミーの「ミー」はミミー星人のミーではないかとも考えるが、ここまで来ると最早憶測の域である。それでも、ポケモンが特撮作品へ多大な影響を受けていたことが良く分かる誕生経緯であることに違いはないであろう。
また、大映特撮の一角であったパイラ星人の影響を指摘する声もある。
ゲーム上の特徴
- 『ポケットモンスター 赤・緑』を始め大抵の作品では「いいつりざお」(『赤・緑』と『ポケットモンスター ダイヤモンド・パール』では「すごいつりざお」)で釣れる、ゲーム中盤の御馴染さん。また、『ポケットモンスター ブラック・ホワイト』などの作品では水上で出現したり、『ポケットモンスター サン・ムーン』では砂浜に発生した砂埃より出現する。
- 「みずのいし」を使うことでスターミーへ進化するが、進化の石で進化するポケモンの例に漏れず進化すると覚えられなくなる技があるので進化させるタイミングに注意。ヒドデマン時しか覚えられない技には「ちいさくなる」、「ミラータイプ」などがあるが、その中の1つであった「ハイドロポンプ」は『ポケットモンスター X・Y』よりスターミーも思い出せるようになった。
- なお、ヒトデマンは性別不明なので技を他から遺伝で持って来ることはできないのであるが、何と『ポケットモンスター 金・銀』にはデータ上に遺伝技が存在している。さらに同ソフトでは何故か「メロメロ」も覚えた。元々性別がある設定であったのであろうか(アニメ版によれば雌雄同体なので誰とでも恋愛関係となれるとのことであるが、現在のヒトデマンはメタモン相手でないとタマゴは生まれない)。
- なお、近年ヒトデモチーフの他ポケモンが登場する都合か舞台モデルとなる地域環境を反映してか未参戦かDLCとなる割合が増えている。
性能
HP | 攻撃 | 防御 | 特攻 | 特防 | 素早さ | 合計 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|
『赤・緑』 | 30 | 45 | 55 | 70 | ※ | 85 | 285 |
『金・銀』以降 | 30 | 45 | 55 | 70 | 55 | 85 | 340 |
※『ポケットモンスター 金・銀』以前の「特攻」・「特防」は「特殊」へ纏められていた。
- 進化前の時点で特攻が70、素早さが85とそこそこの数値があり、『ポケットモンスター ソード・シールド』ではみず単体であるが、みず以外にもエスパー・でんき・こおり・はがね・フェアリー・いわのサブウェポンを覚えてくれる優秀なアタッカー。
- ただし、入手は基本的に水上の移動手段やつりざおを入手してからとなる上、サブウェポンが揃うのは終盤からであるので、ストーリーでの活躍はそこまで期待出来ないことがほとんど。スターミーへ進化させてからが本領発揮となる。
- 『ポケモンスタジアム2』のファンシーカップというルールでは体重により出れなかったが仮に出ていれば技の多彩さや特殊寄りステータスを活かして環境トップであったであろう。当時同ルールでは最強の耐久力を有するミニリュウ相手にも「れいとうビーム」や[「[ふぶき]]」で応戦出来るのでフルアタ構成としておけば単騎無双も余裕であったと思われる。
使用トレーナー
ゲーム版
- カスミ"ジムリーダー(カントー)
- マリエ:ヒトデマンマスター
アニメ版
漫画版
- カスミ:『ポケットモンスターSPECIAL』
- 海パン野郎のヒデノリ:『ポケットモンスターSPECIAL』
外伝作品での登場
ポケモンレンジャーシリーズ
『ポケモンレンジャー』ではフォルシティ港地下プラントにおり、シンバラ教授の研究所地下を照らすために必要となる。攻撃手段は「こうそくスピン」ぐらいしかなく、キャプチャもそこまで苦労しない。
続編の『ポケモンレンジャーバトナージ』ではプエルおきに出現。何故かフィールド技が「きる1」。原作であると切断技を覚えないのであるが…こうそくスピンが切断力を生んでいるとかそんな所か。攻撃技は「シャドーボール」(ブラウザでは「ふしぎなたま」)と「こうそくスピン」となっている。
ポケモンマスターズ
報酬で貰えるタマゴから孵化する事があり、主人公のバディにする事ができる。
外部出演
大乱闘スマッシュブラザーズシリーズ
『大乱闘スマッシュブラザーズDX』以降、アイテムのモンスターボールより登場。「スピードスター」での連続攻撃を行う。鳴き声は下記のアニメ版準拠。
アニポケ_シリーズ
レギュラーの手持ち
- カスミのヒトデマン(CV:三木眞一郎)
『ポケットモンスター(第1シリーズ)』より登場。
ウルトラマンのオマージュで「へアッ」という鳴き声が特徴。こうなった理由として代役・三木眞一郎のアドリブがウルトラマンをイメージした現在の声へと変わった経緯を有する。詳細は該当記事を参照。
ゲスト等
ポケットモンスター アドバンスジェネレーション
- 第110話
バトルでは使用してないがアダンのポケモンで登場。
劇場版ポケットモンスター みんなの物語
トリトの手持ちで登場。
その他
無印 | 7話・65話・215話・225話(回想) |
---|---|
AG | 15話 |
DP | 91話 |
BW | 86話・87話 |
XY | 38話・39話(回想)・40話 |
SM | 1話・5話・12話・22話・42話・86話・90話・126話・129話・141話 |
新無印 | 2話・20話(映像)・31話・63話・136話 |
劇場版 | ミュウと波導の勇者ルカリオ・蒼海の王子・キミにきめた!・みんなの物語 |
第8シリーズ
- 離島のヒトデマン
第3・4話でロイの故郷であるカントー地方の離島に暮らす野生ポケモンで登場。
62話回想にも登場しており、他野生ポケモンと同様にロイの歌で仲良くなったことが判明した。
- 第8話:店の飾りで登場。
漫画版
ポケットモンスターSPECIAL
- 第1章ではジムリーダー・カスミの手持ちである「ヒトちゃん」、大4章では海パン野郎ヒデノリの「ひーとん」が登場する。
余談
- なお一見すごそうな再生能力であるが、千切れたパーツからも腕が伸びてもう1体が出来上がる現実のヒトデの方が再生能力に関していえばもっと凄い。
関連イラスト
関連動画
関連タグ
0119.アズマオウ→0120.ヒトデマン→0121.スターミー
関連ポケモン等
- 星関係