基礎データ
ずかん | No.120 |
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英語名 | Staryu |
ぶんるい | ほしがたポケモン |
タイプ | みず |
たかさ | 0.8m |
おもさ | 34.5kg |
とくせい | はっこう / しぜんかいふく / アナライズ(隠れ特性) |
進化
ヒトデマン → スターミー
概要
名前の由来は言わずもがな棘皮動物の一種『ヒトデ』と、日本の国民的ヒーロー『ウルトラマン』。
ピィと同じほしがたポケモンである。
夜になると体の中心にあるコアが星の点滅に合わせて点滅する。夏の終わり頃には砂浜にも出現するという。
ヒトデマンの段階ではエスパーは入っていない。だがアニメやゲームでは普通に浮いたりエスパー技を自力取得するのでそういう資質自体はあるようだ。
パッと見シンプルな星型の形状をしているが、実は身体自体は左右非対称であり上下も決まっている。左足側にのみ前面に有る黄色い部分が背面にまで繋がっている。
コアが残っている限り、どうちぎられようとも半日で再生する……一見すごそうだが、千切れたパーツからも腕が伸びてもう一体ができあがる現実のヒトデのほうが再生能力に関して言えば凄い。
ちなみにヒトデマンは性別不明(アニメで雌雄同体と明言される)だが、現実の棘皮動物は殆ど性別がありリリーラも棘皮動物である。
ただし、スナイトマキヒトデやチビイトマキヒトデなどは雌雄同体である。
天敵はネオラントらしく、偶に体を齧られるんだとか。
スターミー同様に宇宙と関連付けられる事があり、アローラ地方では海に落ちた星屑がヒトデマンになったという伝承が残されている。
「みずのいし」を使う事でスターミーに進化するが、石進化ポケモンの例に漏れず進化すると覚えられなくなる技があるので進化させるタイミングに注意。
ヒドデマンの時しか覚えられない技には「ちいさくなる」、「ミラータイプ」などがあるが、その中の一つであった「ハイドロポンプ」は第六世代からスターミーも思い出せるようになった。
なお、ヒトデマンは性別不明なので技を他から遺伝で持ってくることはできないはずなのだが、何と『金・銀』にはデータ上に遺伝技が存在している。
更に同ソフトでは何故か「メロメロ」も覚える。元々性別がある設定だったのだろうか。
色違いでは体がメタリックグリーン(場合によっては銀)に、中心のコアが青にそれぞれ変化している。
アニメでは鳴き声がウルトラマン風だった。加えてコアはほぼカラータイマーのようなものになっていた。
やはり元ネタは上記の通り、ウルトラマンと思われる。ただ、ウルトラマンでヒトデに関する有名なキャラと言えば大体コイツが挙がる。
また、現実にはウルトラマンの名を冠するホヤがいて、沖縄の子供たちに親しまれているらしい。
と思ったら、公式でヒトデマンのテーマソングが来てしまった。
戦う相手が怪獣的な外見のポケモンだったり、みずのいしを使うシーンが人の手をわざわざ借りていたり、昭和の特撮作品を思わせる曲調だったりとパロディ満載の歌になっている。公式が病気。
のちにもっとウルトラマンっぽい外見のポケモンが登場している。
大乱闘スマッシュブラザーズシリーズではアイテムのモンスターボールから登場する(DX以降)。「スピードスター」での連続攻撃を行う。
余談
企画段階の名称は『ミミー』。ヒトデマンとデザインが同じ。
モチーフがヒトデになった理由と企画段階の名称が『ミミー』となっている理由は某特撮ヒーロー作品に登場する軍艦を操っていた某宇宙人が元ネタのようだ。
敵方が元ネタらしいのに現在の名前が正義側というのはこれいかに。
また、没ポケモンには『エレキング』なるものもいたらしい。
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